わまのミュージカルな毎日

主にミュージカルの観劇記を綴っています。リスクマネージャーとしての提言も少しずつ書いています。

今拓哉さん「エール!」

2017年06月30日 | 俳優情報
今拓哉さんは、2017年9月9日~9月18日、テアトルBONBONに於いてyataPro vol.2 「エール!」にご出演の予定です。

(以下、敬称を略させて頂きます。)

作・演出:きたむらけんじ

キャスト:近江谷太朗 今拓哉 樋渡真司 竹内都子 西牟田恵
     一色洋平 木村玲衣(演劇集団キャラメルボックス) 藤井びん


今拓哉さん、岡田誠さん「HEADS UP!」

2017年06月29日 | 俳優情報
今拓哉さんと岡田誠さんは、下記の日程でミュージカル「HEADS UP!」にご出演の予定です。

2017年12月14日~2017年12月17日 KAAT神奈川芸術劇場
2018年3月2日~2018年3月12日   TBS赤坂ACTシアター

富山・長野・大阪・愛知・山梨 ほか 地方公演もあるそうです。

詳細はこちらをご覧ください。

(以下、敬称を略させて頂きます。)

スタッフ
原案・作詞・演出:ラサール石井
作曲・音楽監督:玉麻尚一
脚本:倉持裕
振付:川崎悦子


主なキャスト
哀川翔 相葉裕樹 橋本じゅん 青木さやか 池田純矢
今拓哉 芋洗坂係長 オレノグラフィティ 陰山泰
岡田誠 河本章宏 新良エツ子 井上珠美 外岡えりか
大空ゆうひ 中川晃教


待望の再演です。
あれ、川本さんは?と思いましたら、「河本章宏」さんと改名なさったそうです。
今さんファン必見の舞台です。あの場面の歌が頭に浮かんでくると、まずいです。
思い出し笑いが止まらなくなるからです!
楽しみです。

治田敦さん、岡田誠さん「ピノキオ~または白雪姫の悲劇」

2017年06月29日 | 俳優情報
治田敦さん、岡田誠さんは下記の日程で「ピノキオ~または白雪姫の悲劇」にご出演の予定です。

2017年7月15日~17日 KAAT神奈川芸術劇場(神奈川)
2017年7月22日~23日 君津市民文化ホール(千葉)
2017年7月28日~30日 水戸芸術館(茨城)        
2017年8月2日 やまと芸術文化ホール(神奈川)  
2017年8月5日 盛岡劇場(岩手)         
2017年8月12日 越前市いまだて芸術館(福井)   
2017年8月15日 倉敷市芸文館(岡山)       
2017年8月18日 熊本県立劇場(熊本)       
2017年8月20日 大野城まどかぴあ(福岡)     
2017年8月22日 北九州芸術劇場(福岡)      
2017年8月25日 穂の国とよはし芸術劇場(愛知)  
2017年8月27日 春日井市東部市民センター(愛知) 
2017年9月2日~3日 びわ湖ホール(滋賀)       

詳細はこちらをご覧ください。


(以下、敬称を略させて頂きます)
スタッフ
原作:カルロ・コローディ 
作曲・音楽監督:深沢桂子
演出・脚色:宮本亜門
共同演出・振付:福島桂子 
美術:下田昌克、大島広子

キャスト
小此木まり 池田有希子 石鍋多加史 治田敦 西原純 
岡田誠 水野栄治 五十嵐可絵 中野順一朗 千田美智子 春衣

小此木まりさん、石鍋多加史さんは2011年上演「太平洋序曲」のキャストでいらっしゃいます。


私事ですが、再々演にしてやっと観劇出来そうです。
楽しみです!
 


園岡さんが奈良にいらした理由

2017年06月23日 | 雑記
もう、ファンとしてどうなの?という話です。ごめんなさい。
先に謝ります。

先日、さけもとあきらさんのツィートに園岡さんが登場なさっていて、
なぜ奈良に???
と思っていました。

そして、このブログも出演情報などを書かなくては!と確認のため情報を
いろいろ見ていたら・・・

左とん平さんの代役で、園岡新太郎さんがミュージカル「死神」(イッツフォーリーズ)に
出演なさっていたのでした。
近畿方面の演劇鑑賞会公演のようですので、拝見することは叶わなかったようですが、
ノーマークでした。反省中・・・・・


フオーリーズ日記に経緯が書いてあります。
さすがです、園岡さん。
そういえば、「太平洋序曲」の2011年公演の時も数日前に合流なさったのですよね。
このときは、以前出演なさっていましたから、今回の方が大変だったと思います。

この公演のために奈良に行っていらしたのですね。
謎がとけました。

いつか、一般公演での上演があることを楽しみにしたいと思います。


これは、前からわかっていたことですが、


サクラ大戦歌謡ショウより~「花咲く男たち」~
大帝国劇場支店 花やしき支部劇場

7月7日(金)から9日(日)まで5公演上演されます。

出演 園岡新太郎/西村陽一/Velo武田/陶山章央/内田直哉/蛍雪次朗
   プラス日替わりゲスト
(敬称略させて頂きました)

楽しみです!



30周年あれこれにあれこれ思う

2017年06月19日 | 雑記
「レ・ミゼラブル」の日本初演から30年に沸いている中、宮本亜門さんの演出家としての30周年のニュースが流れてきました。
レミゼに気を取られ、ニュースが流れてくるまで、亜門さんのことは全く気が付きませんでした。ファンとしてどうなんでしょうね、苦笑。

30年前・・・あまり触れたくないですね、笑。

「レ・ミゼラブル」30周年。
この作品から、本当の意味でのオーディションが始まったと言われていますね。
いろいろ思うことはありますが、一番に思ったのは、この作品について、プロの評論家やライターでも軽々に触れることはやめた方がいいのではないかということでした。
ご本人としては、観劇回数も、取材も、見識も自信ありと書いていらっしゃるとは思うのですが、取材は別としても、観劇回数は私より少ない?その見識、原作読んでいる?と思う内容が多かったですね。
30周年を記念して書くことの怖さを、たくさんの記事を読んで知ったので、ここではあまり触れないことにします。
「他人の振り見て、我が振り直す」ですよ。

亜門さんの演出家30周年について、なにはともあれ、
「本当におめでとうございます」
とお伝えしたいです。
演出家としての亜門さんに出会ったのは、2000年でした。この話はまたあとで。
その少し前にあるラジオ番組にレギュラーで出ていらして、すごく元気がよくて、面白い考えや体験を話していらしたのです。亜門さんのことを何となくは知っていましたが、舞台を観る前にそこで亜門さんのことはとてもよく知りました。
実は、私自身、このとき、病気ではないのですが、床に臥せっていて、いつまでこの状態が続くのかとても不安でした。やらなくてはいけないことは山のようにあるのに、思い通りに動けないのです。
その不安の中で、亜門さんの明るい声、楽しすぎる体験談、前向きな姿勢に本当に救われました。でも、まさか、数年後に私の人生を変える舞台を作って下さるとは予想もしていませんでした。

HNからわかるように、仕事に子育てに奮闘している私のことを家族も気遣ってくれて、何か気分転換をさせてあげようと。旅行にもよく行ったのですが、小さい子供連れての旅行は、気分転換には程遠く、気疲れ倍増なのです。子育て中は、継続的なことに挑戦できないし、短時間で気分転換できると言えば、私にとっては「観劇」だったのです。
月に一回の気分転換をとても楽しみにしていました。
そんな中で、出会った「太平洋序曲」。2000年10月。
私の人生を変えた作品ですが、多分、亜門さんにとっても、とても大切な作品となったと思います。海外進出への道が大きく開かれたわけですからね。

「レ・ミゼラブル」と「太平洋序曲」は似ているところがあります。両者とも群像劇であり、キャストは何役も演じていくことになります。そして、オーディションをしてキャストを決定したことも共通点です。
勿論、両者に出演したキャストもたくさんいます。

亜門さんの演出作品も、「太平洋序曲」のあとたくさん観劇しました。
亜門さんは、ソンドハイム氏を崇拝しているそうですが、ソンドハイム氏と同じように、同じような作品を作らない、という姿勢を感じます。
挑戦し続ける姿勢ですね。ラジオで語っていらした思いを今も持ち続けていらっしゃるようです。
「こう来たか」と驚くことの方が多いですね。いい意味で観客を裏切る。さすがです。

ただ、時々本当に残念に思うのは、オーディションしていますか?というキャストに出会うことですね。演出家よりプロデューサーの方に主導権があるから仕方ないのだと思いますが、どんなに亜門さんのアイデアが詰まった演出でも、それを観客に伝える力がなければ、観客は舞台を楽しめないのですから!

「レ・ミゼラブル」は「スターを作るミュージカル」だそうです。光が当たることもあれるでしょうけれど、輝き続けることはとても難しいことだと感じています。
「レ・ミゼラブル」からスターもたくさん誕生しましたが、ミュージカル界で活躍されなくなった方も多いです。そして、他界された方も何人もいらっしゃいます。
「太平洋序曲」は、初演19名のキャストでしたが、国本武春さんが他界なさっています。そして、ミュージカル界、演劇界から去って行かれた方もいらっしゃいます。
私にとっては天使みたいな存在であったキャストの皆さまでした。ニューヨークであんなに絶賛されたキャストの皆さまでした。感激を下さった感謝とご活躍への期待を膨らませる一方で、輝き続けることの難しさを目の当たりにする日々でもあるのです。

こう振り返ってみると、亜門さんの30周年は本当に素晴らしいです。
40年目、50年目とお祝いできることを楽しみに、亜門さんのご活躍を応援していきますね。

そして、何より、「レ・ミゼラブル」の学生達のような行動を取らなくても人々が生きていかれる社会が、この30年間続いたことに感謝し、これから先もずっと、「今日も劇場へ行くよ!」と気軽に言える日々が続くことを祈り、そうなるように私自身も社会に貢献していきたいと改めて思いを巡らせた一週間でした。