わまのミュージカルな毎日

主にミュージカルの観劇記を綴っています。リスクマネージャーとしての提言も少しずつ書いています。

夏のリスク

2011年03月31日 | リスクマネージャー
本業はちょっと言えないのですが、派生して「リスクマネージャー」という資格も持っています。
まあ、ブログですから、あまり固くならず、でも、いい加減過ぎないことを書けたらと思います。

原子力発電所の抱えるリスクは、一般市民である私たちではどうにもならないと思います。
が、これから迎える夏の電力不足は一般市民私たちこそが、そこにあるリスクを理解し、努力することによって、リスクを回避することが出来ると考えられます。

政府がしっかりと主導して欲しいのですが、それはほとんど期待できないので草の根から、ボトムアップしていくしかないのかと思います。
リスクマネージャーの立場としては、こういう危機が起こっているときは、トップダウンで行かないと、解決しない問題が多いので、政府あるいは東京電力管内の都道府県知事がひっぱって欲しいですね。ところが、統一地方選挙・・・なんというジレンマでしょうか!!!!!

トップダウンと言えば、昨日、東京電力の勝俣会長が会見をしました。
私は、東電の会見時に社長が登場しないことに、東電の危うさを感じていました。
歴史の中で、何度もトップが先頭に立たなかったばかりに、勝てる勝負に負けたケースがたくさんあるからです。実際に動くのはトップつまり社長でないとしても、トップが矢面に立たなければ、その組織の結束力はガラガラと崩れてしまうことが多いことを、歴史は語っています。
勝俣会長の会見もいろいろな批判を浴びていますが、二つはっきりしました。

一つは、原発4機が廃炉になること。

もう一つは、この事故の終息には数カ月かかるということ。

このことが分かっただけでも、今後のリスクを考える上でとても役に立ちます。細かいことは追々書きますが、

以前の発電量には戻らないこと

長期的なリスクへの対応をしなければいけないこと

が分かったからです。
振り返っている暇はありませんので、清水社長のふがいなさは言わないことにして、勝俣会長の頑張りに期待します。


最後になりましたが、嘆いていたセ・リーグの開幕もパ・リーグと同じ4月12日となりました。本当に良かったです。頑張っていた選手会会長の新井貴浩選手(阪神タイガース)、解決したからかやっと本業の調子も出てきたようです。おめでとうホームラン!

滝鼻オーナー、あなたの決めることじゃない

2011年03月22日 | 雑記
セ・リーグ開幕の延期が決まって、ほっとしたのも束の間、またまた問題発言が発生。

http://www.asahi.com/special/10005/TKY201103220470.html

確かに、経営側としては大変な事態であることはわかります。
しかし、ここで信頼を失えば、どういうことになるのか、全然わかっていませんよね。

野球ファン、巨人ファンの皆様もいろいろな意見があることはわかっています。
が、今、そして、夏場であっても、ドームで試合をしていて停電になったときのことを考えても見て下さい。

しかしながら、そういうことを考えられないプロ野球球団の経営陣の皆様に政府が言っても、ファンが言っても、選手が言ってもダメなら、スポンサーに訴えましょう。

東京ドームの各所に貼ってあるポスターの会社がスポンサーです。
球団あるいは球場と各スポーンサーは年間契約をしていると思います。
当然、年間契約は既に行われていると思いますが、契約の中には「免責条項」があるはずですから、この大災害により契約を破棄することも出来るかと思います。
また、スポンサーの方が得てして、本当に経営を知っています。ここは損失を出しても、スポンサーを降りる決意をしてくれるかもしれません。

経営者であるなら本物を、野球好きの皆様なら「もしドラ」(「もしも高校野球の女子マネージャーがドラッガーの『マネジメント』を読んだら」岩崎夏海著ダイヤモンド社)を読んでいることでしょう。
「もしドラ」の17ページ(本物は130ページ)に

マネージャー(経営者のこと)には「根本的な資質が必要である。真摯さである。」

この問題を解決できる真の経営者はいるのでしょうか?

延期になりました、が・・・

2011年03月21日 | 雑記
プロ野球セ・リーグの開幕が延期になりました。
少し、ほっとしました。

デーゲーム開催を増やすなど工夫もするようです。

今は、とにかく節電です。
しかし・・・
我が家を考えても、今はかなりの節電が出来ています。暖房はガス・ファンヒーターですから、あまり電気を使いません。どうしてもになれば、ガスでお湯を沸かして暖も取れます。
しかし、夏場はクーラーに、に頼るしかありません。
戸建ですから、窓を開け放して、扇風機、どうしてもなら、うちわである程度はしのげると思います。冷たい飲み物・・・ないかもしれませんね。
職場も、古いマンションの2階の角部屋。玄関開ければ外です。窓2か所、玄関も開ければかなり風が通ります。
でも、昨年の暑さが今年来たら・・・
クーラーも冷たい飲み物もないとしたら・・・どう考えても無理です。

皆様の住んでいる住宅、勤務先の環境を考えてみて下さい。例年、いつからクーラーを使っていますか?クーラーを消して生活が出来ますか?窓を開けて風を通せますか?

夏場までに電気の供給量は以前の量に復活出来ないのは明白です。

季節のよいときに早めに考えて欲しいです。

気持ちの整理

2011年03月19日 | 雑記
すっかりご無沙汰してしまいました。
私や家族は無事です。遠い親戚と知人はまだ連絡が取れない人がいます。また、被災してしまった知人もいます。
とにかく皆様の無事と、いち早い復旧を祈っています。

仕事はやや一段落していますが、停電するとどうにもならないので、とにかく余裕をもっての対応が必要とされ、夜中も仕事をしたりしています。

また、仕事柄、なにより今後の日本経済が心配です。
こういう時だからこそ、ミュージカルを含む芸術で心を癒してほしいという思いもないわけではありません。
でも、今というか、多分数カ月して復旧から、復興へ向かうときに、私がすべきことはほかにあるのではないかと思うのです。

また、被災したわけではありませんが、子供たちのことがとても心配です。
しっかりした子供だと思いますが・・・
上の子は学校にいて、帰宅できず、一晩泊まりました。
下の子は、家に一人でいました。ものすごく心細かったようです。
二人とも、それ以来、一人で出かけることができません。
多分、私の子供だけではなく、たくさんの子供たちがそういう思いでいると思います。
ときどきですが、小学生の授業をすることがあります。その授業はこの震災でますます重要性を増しています。この企画の中心として仕事をしているので、その対応もしなければならないと思います。

しばらく、気持ちの整理と、私がしなければならないことを考えてみたいと思います。

いくつかお願いです。
プロ野球のセ・リーグの開幕の延期を願っています。理由は、節電の必要性から、また、安全面の確保が出来ないからです。私達も行く予定でしたが、多くのファン、そしてプレーする選手の気持ちを考えるとどうしても25日の開幕は延期すべきだと思っています。
賛同していただける方は、何かの形で声を挙げて下さい。このままでは、プロ野球が死んでしまいます。

もう一つは、海外のお友達がいらっしゃる方に、日本は広いことを伝えて下さい。
今日、ヨーロッパから帰国した方に会いました。南回りの飛行機しか日本へ飛んでいないそうです。その上、成田でのその飛行機の待機は1時間のみ。日本全土が放射能で汚染されていると誤解しているのです。安全ですから、日本製品をどんどん買って下さい。そして、少し落ち着いたら、どんどん日本に来て経済を活性化して下さい、と宣伝してほしいのです。

今日は、暖かく、暖房の電気がいらないので、PCを使っています。
今、私が出来るのは、節電と買いだめをしないことだけです。歯がゆいですが、今できることをしていこうと思います。

岡田誠さん

2011年03月03日 | 俳優情報
岡田誠さんは、以下の日程で「アンナ・カレーリナ」にご出演の予定です。

東京公演 2010年12月25日~2011年2月6日 シアタークリエ
新潟公演 2011年2月11日 新潟市民芸術文化会館(りゅーとぴあ)・劇場
兵庫公演 2011年2月18日~20日 兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール
名古屋公演 2011年2月26日~28日 中日劇場
大阪公演 2011年3月2日・3日 梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ

以下、敬称略させて頂きます。


原作/レフ・ニコライビッチ・トルストイ)
脚本・作詞/ピーター・ケロッグ
音楽/ダン・レヴィーン
修辞・訳詞/小池修一郎
演出/鈴木裕美
出演/一路真輝・瀬奈じゅん
   伊礼彼方 葛山信吾 遠野あすか 春風ひとみ 山西惇 山路和弘
   乾あきお ひのあらた 中山昇 岡田誠 石井一彰
   福麻むつ美 伽藍琳 木村晶子 宮菜穂子 中村友里子 


追伸
東京公演を2011年1月22日に観劇しました。
観劇記をちょこっと書いています。こちらです。

きっと気になるあんなこと その1

2011年03月01日 | 太平洋序曲2011年公演
俳優のファンの皆様が気になるのは、
「出演は決まったけど、あの俳優さんの役は?活躍する?何度観よう?」
ではないでしょうか。

初演、再演も19名のキャストでした。ということは、香盤表が役に立つかもしれません。

この作品は、ミュージカル好きの皆様は「レ・ミゼラブル」のような群像劇です、とご説明するとおわかりですよね。

メインの役柄はあるのですが、それ以外にもたくさんの役をやっていくのです。
熱烈なファンならこの発見が楽しみ。特に、ちょこっとした出番が気になって気になって・・・笑。
是非何度も劇場に足を運んで下さい。

しかし、この劇場は結構大きいはず。新国立の小劇場のように劇場の周りを走り回って次の出番に間に合うのでしょうか???
舞台にいないときには着替えているか、劇場ロビーや袖で走っているかのはず。それを想像するのも楽しいかも。

ちょっと、最初から、マニアックな話になり過ぎました。ごめんなさい。

皆様からの質問も受け付けます。
コメント、メールを下さい。お待ちしています。

それでは、また。

新生「太平洋序曲」に期待

2011年03月01日 | 雑記
「太平洋序曲」2011年公演のキャストが発表になりました。
初演、再演を観ている方は、多分、こんなに変わってしまうのか!という印象でしょうか。
ある程度、他の公演で先にキャスティング発表されていっていましたので、出演されないと分かっている方もいらっしゃいました。
それに、約10年の月日が流れているわけですから、同じである方が不思議です。
私も、よくここまで『「太平洋序曲」を愛するページ』というHPを中心に、とぎれとぎれではありますが、この作品に関わってこれたなぁと思っています。

キャストのお名前を拝見して、それはそれはたくさんの舞台を拝見している方、つい先日、舞台を拝見した方もいらっしゃいます。また、舞台ではありませんが、ドラマなど映像で楽しませて頂いてる方もいらっしゃいます。
ですが、本当にごめんなさい・・・という方もいらっしゃいます。

まあ、これだけさまざまな分野の方が集まれば、いくら私が遊んでいるとはいえ、遊びきれていない分野もあるのです。

ここを覗いて下さったいる各俳優のファンの皆様も同じ思いだと思います。

ぜひぜひ、ここを情報の交差点のようにお使い頂けばと思います。

私も、上演前までに、出来るだけ多くの俳優の皆様の魅力をご紹介していきたいと思います。

新生「太平洋序曲」を盛り上げていきましょう。
よろしくお願い致します。

太平洋序曲キャスト

2011年03月01日 | 太平洋序曲2011年公演
2011年神奈川芸術劇場での公演にご出演予定のキャストは以下の通りです。
敬称は略させて頂きます。

八嶋智人 山本太郎 佐山陽規 畠中洋 戸井勝海 石山毅 岡田正 石鍋多加史 原田優一 桜塚やっくん 石井一彰
さけもとあきら 岡田誠 麻乃佳世 小此木麻里 森加織 田川可奈美 田山涼成 桂米團治

以上19名キャストです。