わまのミュージカルな毎日

主にミュージカルの観劇記を綴っています。リスクマネージャーとしての提言も少しずつ書いています。

もう一本あるけれど

2013年06月16日 | 雑記
もう昨日のことになってしまいましたが、「冒険者たち」の観劇記を一気に書き上げたので、今までに書き飛ばしていたものを読み返して多少手を入れて他の今さんの舞台の観劇記をアップしました。
が、よくよく調べてみたら、「客家」は書いていませんでした。
また、後日にしますが、思い出せるかが心配です、苦笑。

私のネットとのかかわりは「太平洋序曲」が基本です。
「太平洋序曲」のことを忘れることはありませんが、より強く思い起こさせることが私の周りで起こると、いろいろな場面で力が湧きます。

今回の湧いた力で、あれもこれも頑張ろうと思います。

冒険者たち

2013年06月15日 | 観劇記
ミュージカル「冒険者たち~The Gamba9~」
2013年6月15日マチネ
サンシャイン劇場  前から3列目かなり上手寄り

早くに梅雨に入ったと宣言したのに、毎日晴れが続いて、梅雨はどこへ?でしたが、ここ数日はこれぞ梅雨という感じになってきました。今日は雨はふりませんでしたが何と蒸し暑いことか!
そんなじめじめした日常を吹っ飛ばしてくれる、元気いっぱい、希望溢れる舞台「冒険者たち」を観劇してきました。

あらすじ
ガンバ(上山竜司さん)は町でのんびり、夢を見ることだけが好きなネズミだった。マンプク(金澤博さん)に誘われ、港での港ネズミや船ネズミのパーティへ出かけた。そこで船ネズミのヨイショ(坂元健児さん)と喧嘩になるが、お互いに相手の強さを認め、仲間になる。パーティを楽しんでいると、夢見が島から逃げてきた島ネズミの忠太(山下翔央さん)が傷ついた姿で現れ、「島ネズミがイタチに全滅させられてしまう。」と助けを求める。しかし、イタチのボス、ノロイ(今拓哉さん)の強さを知るヨイショは助けることはできないという。
ガンバは冒険が始まる、と熱い思いで忠太と一緒に夢が島行きの船に乗る。しかし、初めての船、海、冒険。不安でいっぱいだった。眠りにつこうとすると、ごそごそと音がする。その音とともに現れたのは、ヨイショやマンプクたちだった。全員で9匹。ノロイは怖いが力を合わせて頑張ろうということになる。
島に着くと、いきなりツブリ(延山信弘さん)という鳥に襲われる。ツブリは家族をイタチに襲われたのだが、ガンバたちをイタチと思ってしまったのだった。
忠太の家族がいたはずの場所に行っても誰もいない。が、めぐり合うことができた。ところが、一郎(和田琢磨さん)はガンバたちの助けを快く思っていなかった。
ノロイは執拗に攻撃してくる。と言っても、歌やダンスを見せてネズミを油断させる手法だった。ノロイの歌を聞くと、酔いしれるようになってしまうのだった。耳をふさいだりして攻撃をかわしていった。
しかし、このままではいつかは追い詰められてしまう。ガンバたちは激しい流れに隔てられた島へ移ることを考える。引き潮を利用して泳いで渡るのだ。
泳いでいる間に、潮が満ち、激しい流れが始まる。ノロイも執拗に攻めてくる。そこへ空からツプリが攻撃をしてくれる。激しい流れにノロイは巻き込まれてしまう。
ネズミたちは無事島へ渡った。しかし、忠太の姉潮路(皆本麻帆さん)はノロイの傷と疲れからか死んでしまう。
傷心のガンバであったが、またヨイショたちと船に乗って冒険を続けると誓う。


こんなところでしょうか。

全体に、歌とダンス満載の舞台でした。

主役のガンバ上山さんは「イントゥ・ザ・ウッズ」の再演でジャックを演じたときに拝見しました。いやぁ、大人になりましたね。印象が全然違いました。熱演でした。若いときでなければできないこのガンバを、精一杯演じていたと思います。

潮路の皆本さん。素晴らしく澄んだ歌声。希望を歌う歌は本当にキラキラしていました。これからの活躍が楽しみです。

ツブリの延山さんは、以前マッスルミュージカルで見たことがある、布をロープとしてぶら下がりながら技を演じる、力技を披露して下さいました。すごいです。

本当に若いキャストの中、尾藤イサオさんが半分ぼけたおじいちゃん、本当はすごい重要人物、いえネズミを好演。
坂元さんは、こういうロック調の歌は本当に聞いていて心地よいですね。

そして、なんといっても、そう何と言っても、今拓哉さんです。
いやぁ、もう、すごい。ほんと、それしか言葉がありません。
ノロイの攻撃が、歌、なわけですが、私なんかもうすぐふらふらとして近付いてしまいそうです。もう、圧倒的な歌の力。
衣装もメイクも、爪の色と長さ、そうそう靴の高さもすごい。もともと相当身長が高いのに大男でした、笑。最初、すごく脚が長くてびっくりしたのです。
まあっ白なスーツに、白のイタチのふさふさした毛がついています。そして、真っ黒な長い爪。その姿で圧倒的な歌声と、時々妖艶とも思える手招きをしたりするわけですよ。
ネズミ目線の観客としては、非情なやつめ、ではありますが、こんなにすてきならノロイが勝つものもありかと・・・・・
あのぉ、今さんをあまり知らない観客の皆様、今さんはどちらかというと、普段は目がクリクリしていて、優しすぎるぐらいの印象ですので、どうぞよろしくお願いいたします。

なんだか、本筋とはまったく離れた感想になってしまいましたが、たまには、こんな熱い思いがいっぱいの若手が大活躍する舞台に触れるのもいいもんだなぁと思いました。

では、また。

広田勇二さん

2013年06月06日 | 観劇記
広田勇二さんは、下記の日程で、音楽座ミュージカル「21C:マドモアゼル・モーツァルト」にご出演の予定です。

東京公演 2013年6月14日~2013年6月23日   東京芸術劇場プレイハウス
大阪公演 2013年6月29・30日   シアターBRAVA!
愛知公演 2013年7月6・7日 青少年文化センター アートピアホール
広島公演 2013年7月13日 上野学園ホール
ホームタウン公演  2013年7月20・21日 町田市民ホール


(以下、敬称は略させて頂きます。)

原作:福山庸治
脚本・演出:ワームホールプロジェクト
音楽:高田浩・八幡茂・井上ヨシマサ
振付:杏奈・畠山龍子
美術:朝倉摂
衣裳:原まさみ
音楽監督:高田浩

主なキャスト:高野 菜々/広田 勇二/宮崎 祥子/安中 淳也/秋本 みな子/藤田 将範/新木 りえ/新木 啓介/井田 安寿/佐藤 伸行/山崎 穂波/渡辺 修也/北澤 明奈/乾 直樹(客演)/齋藤 睦/小林 啓也ほか

詳細は音楽座のHPをご覧下さい。