わまのミュージカルな毎日

主にミュージカルの観劇記を綴っています。リスクマネージャーとしての提言も少しずつ書いています。

身近な楽器か?

2006年01月28日 | 雑記
今日は子供達のピアノの発表会でした。まあまあの出来かな
私自身が3歳からピアノを弾き始めたので、子供達にもそれ位から習わせました。
あくまでも、大人になってちょっと人前で弾けたらいいなぁ、と思って習わせています。
ですので、基礎にこだわらず、弾きたい曲にどんどん挑戦させて下さい、と先生にお願いしてあります。
今は、アレンジもたくさんあって羨ましいです。一冊の中にショパンの有名な曲が、とても易しいアレンジと、ほぼ原曲というアレンジが載っているという優れものもあります。易しいアレンジを弾いて、やってみたいとなれば原曲に挑戦できるわけです。

下の娘はまだまだですが、上の娘は私が期待した以上に上達しました
小学4年生の時に、学校の行事で選ばれてピアノの伴奏をしたのがきっかけで、自信がつき、それが弾く楽しみにもなったようです。練習し始めると2時間ぐらい弾きっぱなしなのです。毎日ですから、上手くなるはずです。そうなると、次々興味のある曲に挑戦し、弾けるようになってしまうから不思議です。先生を私を驚かせてくれました。
今は、ちょっと壁にぶつかっているようですが、ちょっとでも時間があれば、ピアノの前にいます。ストレス解消らしいです

ピアノは、音程を作らなくてよいので、取っ付き易い楽器だと私は思っています。
連弾も出来るので、ちょっと弾けると楽しさがすぐにわかります。
バイオリンはそうはいきません。まず、音を出すのに数日。その音をよくすることと、音程を安定させることは一生の努力になります。まして、最初に調弦といってあの4本の弦の元の音を合わせることも本人がやりますから、曲を演奏するまでに相当の努力が必要です
そのあたりがないピアノは本当にすぐに楽しめる楽器です。
ただ、持ち運べないというのが最大の難点です。
しかし、最近はどこにでもピアノがありますので、ちょっと弾く、ということもかなりできるようです。

丸めることのできるキーボードが出来て(これを弾いたらすごく奇妙でしたが)、本当に手軽に楽しめる楽器になったピアノ系の楽器です。多くの方に楽しんで頂きたいなぁと思います。
と、言ったものの、最近、私は全然弾きませんね。
来年の発表会で上の娘と連弾「ラプソディ・イン・ブルー」に挑戦しよう、と相談中なのですが、相当簡単なアレンジになりそうです。勿論、私のレベルが低いからです・・・がんばらねば。

寒いのが嫌いなわけ

2006年01月26日 | 雑記
今日は昼間は少し暖かくほっ

ここ数年、疲労が溜まると、背中の下のほうがとても痛くなっていました。
年を重ねたのだから仕方ないのですが
腰痛ではないので、観劇には影響していませんでした。
ところが、この冬はとても頻繁に痛くなるのです。
よ~~~く考えたら、昼間の気温が5度程度だと、痛くなるようなのです。
ですので、今日は大丈夫でした。
寒い日は、本当に痛いのです。
ホカロンで温め、だましだまし動き回っている今日この頃です。

早く、春が来ないかな

ツルツルが続く

2006年01月24日 | 雑記
昨日は家の傍の道路が凍っていました。特に建物の北側は全然とけていません。
でも、今日は晴れて、大体とけていました。
そこで、自転車で出かけました。なるべく表通りを選んで進みましたよ。それでも、まだ凍っているところが何箇所もありましたね。
こんなことでいいのかと怒ったのは、某官庁施設の前の歩道が殆ど凍りついていたという事実です。ここは、大きな病院も近く、お年寄りもたくさん通るところなのです。
公務員って、公僕ではなかったのかしら
規制緩和もいいけれど、意識改革の方がもっともっと必要だと思いながら、自転車を降りて、ソロソロと氷の上を歩きました。ああ、怖かった。

スケート・リンク???

2006年01月22日 | 雑記
昨日はでしたね。
少しの雪でも、大事になってしまうのが、東京近郊。
私は、外出の予定がないので、一日家に閉じこもっていました。2日間は食べられる食料の買出しも金曜のうちにしておきましたし、「ああ、きれいな雪」と楽しんでいました。
「明日、出かけるまでには雪はとけているだろう。」とのんびり
さて、朝7時。外に出てびっくり。雪は殆どないのですが、つるつるです
雪道を歩くための靴はちゃんと用意してあったのですが、スケート・リンク用は用意してありません。
ゆっくり、歩幅は小さく歩き出しました。平らなところは大丈夫ですが、歩道と車道の少しの傾斜の部分で、「危ない」。何とか無事、目的地へたどり着きました。

こんなにツルツルな道は初めてでした。本当に今年は気温が低いんだなぁ、と実感しました。明日は大丈夫でしょうか

ひと泳ぎ

2006年01月20日 | 雑記
今日は、久しぶりに泳ぎました。
この寒いのに?と思われるかもしれませんが、温水プールはとても温かいので、半分お風呂気分です。
毎週金曜日に子供たちがスイミング・スクールで練習している間、私もいっしよに泳ぐことにしているのですが、年末年始はなかなか泳げませんでした。久しぶりのひと泳ぎ。
ここのところ、少々精神的に参っていたのですが、体を思い切り動かしてストレス解消
いつも以上にぐっすりなさい。

とってもゴースト

2006年01月15日 | 観劇記
2006年1月15日
東京芸術劇場・中ホール  実質2列目上手より

音楽座、再出発の第二作目。「21C:マドモアゼル・モーツァルト」はかなり難しい作品だったので、音楽座はこの路線で行くのかもしれない、と思っていましたが、今回の「とってもゴースト」はとてもわかりやすい、楽しい舞台でした。

あらすじです。
華やかなファッション・ショーが始まる。大盛況のうちに終了。このショーのブランド「ユキ・イリエ」を率いる社長は、華やかなショーとは裏腹に悲しげに公園に佇んでいる。今日は、クリスマス・イヴ。彼は25年前のクリスマス・イヴを思い出していた。

入江ユキ(鈴木ほのかさん)は新進気鋭の若手デザイナー。才能もあるが、とても厳しい。ある意味とてもわがままだ。翌日のファッション・ショーを控えてイライラもしていたのだろう、気晴らしにドライブに出かける。そして、交通事故に遭う。幽霊になったユキだが、本人は死んだことに気付かず、ショーの準備の現場に戻ってくる。しかし、誰もユキがいることに気付かない。ガイド(広田勇二さん)に「あなたは死んだのです。」と言われても気が付かない。「さあ、私と一緒に行きましょう。」とガイドに言われるが、この世に未練のあるユキは逃げてしまう。
公園のベンチで若者達の楽しそうな話を聞くユキ。その中の一人、靴のデザイナーを目指す光司(安中淳也さん)がユキに気が付く。夜中の12時を過ぎたので、姿が現れたのだった。ユキの様子がおかしいので心配し、光司はユキを家に連れて行く。ユキの絵を描こうとモデルを頼むが午前3時になるとユキは消えてしまう。
翌日、光司は由美にレストランで告白するがふられる。その様子をユキは見ていた。12時になり姿が現れるユキに驚くが、ユキの「失敗がなによ。それこそが成功の一歩!」と勇気付けられる。
ガイドは連れて行くべきユキに逃げられ、厳しい試練を受けていた。やっと見つけて一緒に来るように説得するが、木に取り付いている霊のかたまり様にそそのかされたユキはまた逃げてしまう。
光司とユキはどんどん惹かれあっていた。しかし、人間ではないユキは、自分の名前も、職業も話さないし、プレゼントも受取らない。手も触れさせない。混乱する光司を見て、ユキはガイドに「一日だけ生き返らせて」と懇願する。
結婚式を挙げ、幸せな時を過ごしていたが・・・光司は新聞に「入江ユキ」死亡の写真入り記事を見て、すべてを悟るのだった。
クリスマス・パーティのダンスを終え、光司と別れ、ユキはガイドに「もう、行きます。」と告げる。光司はその様子を見ている。そして、行きかけるユキに自分も死んで一緒に行く、とすがる。ユキは「生きていることは素晴らしいことなのよ。」と、光司を諭す。
ガイドはユキに「生まれ変わればいいのです。」と告げる。

25年後のクリスマス・イヴ。思い出に浸る光司は、ユキにそっくりな女性に、あの公園で出会った・・・

こんなお話でした。
「生きているって素晴らしい」と当たり前のことながら、なかなか実感できない大切なことを気付かせてくれる、ステキな作品でした。
「死」という暗いテーマですが、全然暗くないのです。ガイドという面白い役を作っていることと、ダンスシーンが多く、勢いのある舞台構成だからだと感じました。
かたまり様というとてもわがままな霊が出てくるのも、面白い構成だと思いました。
また、最初の場面に戻って終わりと言うだけではなく、もしかしたら生まれ変わったユキと出会って、これから光司も本当に幸せになるのかなぁ、といろいろ想像が膨らむラスト・シーンは心憎かったです。
その一方で、どうして光司が「ユキ・イリエ」のブランドを引き継ぐことになったのか、と不思議でした。ユキと光司が惹かれあう過程もちょっと描ききれていないと思いました。大学卒業を控えた人間が、自分よりかなり年上の女性と結婚するというのは相当の思いがないと・・・と思うのは私だけでしょうか。ユキにしてみれば、今日一日だけ、ということですが、光司にはわかっていないわけで・・・まあ、深く考えるのはおかしいのですが、ダンスシーンを少し減らして、もう少し心の移り変わりを芝居や歌で表現してほしかったなぁと思いました。
いろいろ思いはあるにしても、音楽も美しく、コシノジュンコさんの衣装の輝きが重なって、素晴らしい舞台に仕上がっていたと思います。

入江ユキの鈴木ほのかさん。歌も演技も素晴らしいですね。ただ、こういう役には見た感じが優し過ぎますね。衣装がちょっと気になりました。真っ赤なインナーに白のスーツという服装に意味があるのはわかるのですが、鈴木さんがとても優しく見えてしまうのです。段々(これが重要)心が柔らかくなる感じをいろいろな面でもっともっと表現して欲しかったです。

服部光司の安中淳也さん。確かに、光司は初々しさ、不安げな感じが必要だと思います。が、ダンスの時になるととてもとても自信に満ちている様子を見ると、その表現力を演技に活かして頂きたいと感じてしまいました。

かたまり様の鳥居かほりさん。さすがです。ガイドのいじめ方も、この世への恨みの伝え方も凄いです。あらすじには書きませんでしたが、このかたまり様もユキの生き様(本当は死んでいるので、生き様ではないような・・・)に触れ、心を開き、あの世へ無事行くのですが、そのときの短い歌も、すてきなダンスも、とても心に残っています。かたまり様というキャラクターを考えた原作者も素晴らしいし、その意図をきちんと観客に伝えた下さった鳥居さんに大きな拍手を送りたいです。

このかたまり様とガイドのやりとりのときに、老婆のガイドとして登場なさったのは大津裕哉さんだったのでしょうか?もし違っていたら申し訳ありません。この老婆のガイドさんがいい味出しているんですよ。台詞を言わない部分でも、その軽妙な動きで、観客の笑いを誘ってしまうのです。舞台と観客の距離を縮めることの出来る俳優さんだなぁと思って拝見していました。

ガイドの広田勇二さん。
この作品の主役はユキと光司ですが、舞台が盛り上がるかどうかの鍵を握っているのはこのガイド役だと思います。「死」という普段触れたくない話題をどう感じさせるかという重要な役です。
私としては、もう少し前半から飛ばしてもいいのではないかと思いました。一幕の最後に、ユキに逃げられ、雷に打たれたときに、ベンチの金属部分に捕まっていたので、大変なことになります。そして、ベンチに座っていた人にも被害が及んで・・・という場面で、ああ、このガイドは相当ドジなんだなぁと思いました。この場面以降、ガイドの登場のみで会場から笑いが起こっていましたね。もう少し前からもっともっと笑いが来てもいいのにと思いますが、観客には「死」のイメージが大きくて、ちょっと笑えないところがあるのです。ガイドは登場するたびに服装がぼろぼろになるのですが、実はその理由が私には最初よくわかりませんでした。ガイドといっしょに行かないと死を迎えた人がどうなるのか、ガイドもどうなるのか、についてのもう少し詳しい説明が最初にあってもいいですよね。かたまり様の説明もしかりです。段々わかるのですが、最初に説明があった方が私としてはわかり易かったし、舞台に入り込めたと思います。脚本自体に多少難点があり観客が手探りになってしまうのだと思いますが、広田さんも一緒に手探り状態?という感じがしました。観客と同じ視点だから共感するという方向での役へのアプローチもいいとは思いますが、コミカルな役なのですから、ちょっと観客がひくかも・・・というぐらいの思い切りがあってもよかったのかもしれないと思いました。
でも後者なら後者で、観客を置いていくな、とかいう文句が出たりもするんです。
私は、生きている間のユキ以上にわがままです。気をつけないと、広田ガイドに「この世に未練残さず旅立とう」と言われてしまいますね(笑)。
少々辛口な感想も持ってしまいましたが、とにかくステキでした!!!歌は最高です。台詞と歌が混じるというか、歌という意識がないまま台詞として感じていたナンバーもあるようです。本当に、素晴らしいですね。いろいろ言っても私の拙い文章では伝わらないのです。こちらをご覧になって頂けると、素晴らしさがすぐに伝わります。(リンク切れになることがありますので、ご了承下さい。)
僭越かもしれませんが・・・
カーテンコールで広田さんにひときわ大きい拍手が送られているのを聞き、ファンとしてとても誇らしく思いました。
これからもいろいろな役柄に挑戦されて、ファンを魅了して頂きたいと思います。

地方公演は演鑑主催などで一般の観客は見ることが出来ないこともあるようですが、「生きることって本当に素晴らしい」と感じさせて下さるこの作品を是非ご覧になってみて下さい。

今年の目標は・・・

2006年01月08日 | 雑記
「一年の計は元旦にあり」
今年の目標をいろいろ考えたのですが、ここ数年を振り返ると、とにかく日々無事過ごすこと、という目標とはいえない目標を掲げてしまいそうです。

ブログも大流行です。日記代わりに毎日書く方も増え、よ~~~し私も、と何度思ったことでしょう。でも、観劇記も数日経ってから、日を遡って掲載することばかりです。昨年末の観劇記もいつになったら完成するのか!毎年、書き綴ってきた「超偏見、今年の舞台総括」もまだ手を付けていません。

今年の目標は、今までに書いた観劇記をこのプログに整理して、目次をHPに掲載すること、にします。
私の観劇記は、一つが長いことが多く、読む人がいるのか?と思うこともあります。が、こういう構成になっていますので、参考になさって下さい。
最初に、短い感想。次に、あらすじ。その次に、いろいろ感想ですが、それが二つに分かれていて、最初が作品や舞台に対して、二つ目が出演者について、です。すべてが統一されているわけではありませんが、多くはこういう感じになっています。

何はともあれ、今年もよろしくお願い致します。