朝礼の話題

見たり読んだりして、感じたことを朝礼で話しています。この頃は仕事の話は少なくなりました。

オスプレイ

2012-08-06 20:58:30 | 21世紀
オスプレイ(新技術)
2012/08/07
 アメリカ軍の新型輸送機は、墜落の危険が多いので日本に持ち込むなという運動をマスコミと左翼市民運動が喜んでいます。
 アメリカが安全を確信しているから、米軍兵士を乗せて配備するのですから、やらせたら良いと思うのですが、地上には日本人が居て事故に巻き込まれる恐れがあると言いだせば、津波被害の木材焼却は人権侵害と訴訟する北九州市のおふざけ市民団体と同じです。
 事故で死ぬのは米軍兵士なのですから、日本人は、関係ないとすべきものを、米軍反対運動に格上げしています。
 新技術は事故とともに進歩します。飛行機だって、自動車だって、事故とともに現代のものに成長して来ました。原子力発電所だって事故とともに進歩しています。技術の完成まで原子力発電所だってこれからも事故はあると思わなければなりません。
 飛行機とヘリコプターの融合した乗り物ですから、事故を覚悟で実用化しているのは、アメリカの若さです。それに反対する日本市民運動は老人の怖がり屋です。
 どんなものでも新しいものは不具合を含んでいます。始めから完全というものはありません。
 日本も歴史の始めから、新知識を取り入れるため卑弥呼も魏に使いを送り、聖徳太子も遣隋使を送りましたが、大半は海難事故で海の藻屑になったことでしょう。その犠牲が、現在の日本、我々を生み出しています。
 何でも正解があり、100点満点取れるというのは、受験教育を義務教育としてきた日本人の誤解です。今では宇宙ロケットも無事打ちあがり、宇宙ステーションと無事ドッキングして、当たり前と考えられていますが、それまでに失敗を重ねやっと出来るようになったことです。
 政治に於いても、行政に於いても、100点の仕事をしなければならないというのは、難しい事です。厚生年金の記録が正しく出来ているか?はもう何年も経っているのに、分かりません。
 民主党や市民運動的政治家は、すべて100点が取れると思って活動していますが、それは絵空事の話です。この頃はマスコミに入社した優等生たちもすべて100点が取れなくてはいけないとの論調が良く見えます。
 私達人間は、未完成である。完成のため一歩でも進もうと努力して来たのが人間の歴史です。私達現代人は100年後の日本人の程度に比べて何点取れるだろう?20点位ではないかな?犠牲を覚悟しながら歴史を進めましょう。