大掃除

メールの削除
2011/12/17
　退職して身辺整理をしています。会社の机・本棚に置いてあった月々の経理書類はじめ手紙やコピー類の大半をゴミに出し、残りの本や勉強資料は家に持って返りました。大きいゴミ袋１０個あります。置き場所を作るため、家にある本を処分すべく選り出しています。家の中は大掃除状態です。
　嵩乃一矢さんの開運講義の第２項を読みました。「パソコンのデスクトップを３分の１に整理しましょう。使っていないものをゴミ箱に移しましょう」とありました。私の会社の棚にある今必要ないものを整理することと同じだと考えて、ゴミ箱に移し、プログラムを消去しました。
　メールには、8,000通が残っていました。迷惑メールはワンクリックで全て消せますがメ－ルそのものの一斉消去の方法を知りませんので、１通づつチェックを入れて消しています。大半のメールに迷惑メールの印を付け迷惑メールのファイルに入るように処置し、簡単に消去できるように段取りをしています。
　片づけ術「断捨離」という本が広告されています。
　私の今していることは断捨離だろうと思っています。過去の記憶を思い出せないようにKeyとなる記録を消去しているのだと感じています。
　考えたり気にしたりする過去の記憶が消されれば、新しい自分に生まれ変われそうでもあります。
　タイガース・沢田研二の「ストリッパー」の歌詞のように、すべてを脱ぎ捨てて前進する気分でもあります。
　若い頃から転機という事は何度もありました。小学校卒業・中学・高校卒業・大学入学・卒業・就職・結婚などありましたが、定年退職は自分の存在価値が否定されるような、過去がすべて無価値になったような気落ちがあります。
　新しい自分の価値観を作り上げるには、過去に執着していてはいけない、新しい環境に適応するには、新しい精神構造と反応が要求されるような気がしまあす。
　先のことを考えるより、過去の記憶を整理することが、新しい生活の第一歩であろうと感じます。知らない間に溜まってしまった本や小道具、着ない洋服これらを捨てることは、気持ちの良い事です。かすかな痛みも感じますが捨てることでスッキリします。
　昔は土建屋の現場監督をしていて、転勤が多く２年ごとに引越ししていました。その度に多くの荷物を捨ててきました。今は転勤はありません。妻は時々言います「転勤だったらこれらみんな捨てるでしょうね」捨てることが健康を保つ要素です。溜まった老廃物・脂肪を捨てることが私には必要ですね。