エチゴトックリゴミムシ 2016-02-15 20:00:00 | オサムシ・ゴミムシ エチゴトックリゴミムシ Oodes echigonus 2015年5月採集 新潟県産 分布:本州 県内:上越×、中越○、下越×、佐渡×、粟島× 体長:14-15.2mm 湿地などの水辺環境に生息するゴミムシ。 水生昆虫を採集中に網に入ったが、その後仕掛けたベイトトラップには一切落ちず。 大型のトックリゴミムシで横幅もあるので普通のトックリゴミムシなどとは一見して区別が可能。 同じ大型のオオトックリゴミムシ[]とは腹面の突起の縁の有無で区別が可能。
ヤマトトックリゴミムシ 2016-02-14 20:00:00 | オサムシ・ゴミムシ ヤマトトックリゴミムシ Lacgnocrepis japonica 2015年5月採集 新潟県産 分布:本州、四国、九州 県内:上越×、中越○、下越×、佐渡×、粟島× 体長:10-12mm 本種も湿地などの水辺環境に生息するゴミムシ。 トックリゴミムシの中では比較的生息環境の幅が広いような気がする。 (トックリは川の縁とか池の縁など比較的水深があるような場所の近くに多く、ニセトックリは湿地や休耕田などに多く、ヤマトトックリはどっちでも採れる。あくまでもそんな気がするだけです) 近縁種との詳しい区別点は昨日のトックリゴミムシを参照。 光沢が強く、肢が褐色で体型も細長いので野外でもすぐにわかります。
トックリゴミムシ 2016-02-13 20:00:00 | オサムシ・ゴミムシ トックリゴミムシ Lachnocrepis prolixa 2015年5月採集 新潟県産 分布:北海道、本州、四国、九州 県内:上越×、中越○、下越×、佐渡×、粟島× 体長:10.5-11.5mm 湿地などの水辺環境に生息するゴミムシ。 水生昆虫採集のついでに採れる事もあり、かなり水辺に近いところで生活しているっぽい。 冬季は朽木の中から採集したことがある。 トックリゴミムシ類はLachnocrepis属とOodes属があるが、ふ節の下面の毛で区別される。 Lachnocrepis属は本種のほかにヤマトトックリゴミムシ[L. japonica]がいるが、触角と肢が褐色なので区別は容易。詳しくはこちらの「兵庫県のトックリゴミムシ類」(PDFファイル)を参照。
ヨツボシゴミムシ 2016-02-12 20:00:00 | オサムシ・ゴミムシ ヨツボシゴミムシ Panagaeus japonicus 2015年3月採集 新潟県産 分布:北海道、本州、四国、九州 県内:上越×、中越○、下越○、佐渡×、粟島× 体長:10.5-12mm 河川敷や低山帯に生息するゴミムシ。 冬季の朽木崩しでは常連だったが、地元では明らかに少なくなってきていると思う。 近縁のコヨツボシゴミムシ[P. robustus]は脚の色彩と斑紋で、クビナガヨツボシゴミムシ[Tinoderus singularis]は名前の通り頭部の長さで区別が可能。 他に図鑑には出ていないがアベヨツボシゴミムシ[P. abei]なる者もいるらしい。 普通のヨツボシにも2型があるとか・・・?参考
ゴミムシ 2016-02-11 20:00:00 | オサムシ・ゴミムシ ゴミムシ Anisodactylus signatus 2013年3月採集 新潟県産 分布:北海道、本州、四国、九州 県内:上越×、中越○、下越×、佐渡×、粟島× 体長:11-13.5mm 海岸縁から低山帯まで広く生息するゴミムシの普通種。 ゴミや石の下などから採集される他、春先はよく飛翔している。 冬季はちょっとした土盛りなどで多数確認している。 近縁種はヒメゴミ、ホシボシゴミ、オオホシボシなど。 頭頂に赤い紋があり(ヒメゴミは無し)、前胸背板の後角は丸い(ホシボシ、オオホシボシは尖る)。 長い長い冬眠から覚めました 写真も撮りためたのでしばらくは更新していきます。 久々に「里山のゴミムシ」を見ようと思ったが見れない…。どうしたのだろうか?