若草の丘

2024-05-17 09:59:32 | 青春歌謡
本間千代子


そよ風が 匂います
白いシューズが はずみます
若草萌える 丘の径
どこかで小鳥が ふたりの為に
すてきな愛の ハミングを
ホラ ホラ 唄います唄います

あこがれが 呼んでます
赤いセーターが ゆれてます
たのしい今日の 想い出を
はるかな空で 鐘の音が
ホラ ホラ 鳴ってます鳴ってます

幸福(しあわせ)が 待ってます
青いバッグに こぼれます
瞳にしみる 草の色
誰かがもらした 吐息の露が
真珠のように ころがって
 ホラ ホラ 光ります光ります




解説不要の青春讃歌です。

「ふたり」のデートですが、特に恋人同士であることを強調しているわけでもなく、いわゆる「恋心」を歌っているわけでもありません。

「そよ風」と「あこがれ」と「幸福(しあわせ)」、初々しいデートは「ふたり」の青春讃歌の一環なのです。

若草萌える春、さわやかな丘の上で、心もはずみ、足取りもはずむ。

はるかな空で鳴る鐘の音は、やっぱりキリスト教系のベルでしょう。

三番の歌詞、「誰かがもらした吐息の露が」がうまい。

本間千代子さんの明朗なかわいらしさがうまく活かされた歌です。



















































































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