2020/01/13
「成人の日で祭日も出勤す朝の洗いがたくさんありし
[今日誕生日で成人になったと谷内さんがいっていた。おめでとう。][日めくり]」
「勤務表もう締め切りも気づかずにすこし遅れる16日に[][日めくり]」
「パソコンの集計表に誤りが式を直して対策をせん[][日めくり]」
「苦があって解決されて喜びがただそれは継続しない[大喜びは長続きしない][ブッダ]」
「酒井さん『紫式部の欲望』を選べど途中未完成に[酒井順子][読書]」
2020/01/13
「赤人の随行したる天皇は誰だったかをあとで調べん
[山部宿禰赤人が伊豫温泉に至ユきてよめる歌一首、また短歌][万葉]」
「皇祖神の 神の命ミコトの 敷き座す 国のことごと 湯はしも 多サハにあれども
島山の 宣しき国と 凝々コゴしかも 伊豫の高嶺の 射狭庭イザニハの岡に立たして
歌思ひ 辞コト思はしし み湯の上ヘの 木群コムラを見れば 臣木オミノキも 生ひ継ぎにけり
鳴く鳥の 声も変らず 遠き代に 神さびゆかむ行幸処イデマシトコロ[#3.0322][万葉]」
「この話斉明天皇熟田津で潮待ちしときの逸話か[反し歌][万葉]」
「ももしきの大宮人の熟田津ニキタヅに船フナ乗りしけむ年の知らなく[#3.0323][万葉]」
2020/01/13
「なまよみの富士を詠みたる力作は名の知れたる人の歌かな[不盡を詠める歌一首、また短歌][]」
「なまよみの 甲斐の国 打ち寄する 駿河の国と 此方此方コチゴチの 国のみ中ゆ 出で立てる
不盡の高嶺は 天雲も い行きはばかり 飛ぶ鳥も翔びも上らず 燃ゆる火を 雪もち滅ケち
降る雪を 火もち消ちつつ 言ひもかね 名付けも知らに 霊クスしくも 座す神かも 石花海セノウミと
名付けてあるも その山の 堤める海ぞ 不盡川と 人の渡るも その山の 水の溢タギちぞ
日の本の 大和の国の 鎮めとも 座す神かも 宝ともなれる山かも 駿河なる 不盡の高嶺は
見れど飽かぬかも[#3.0319][万葉]」
「なまよみはすこし難しい言葉だが甲斐にかかれる言葉でありし[][万葉]」
「この歌で不盡は火を噴き雪融かす時のようすを今に伝えり[][万葉]」
「石花海セノウミは精進湖、西湖のことらしい噴火まえには一湖でありし[][万葉]」
「石花セというは岩につきたる貝であり溶岩流れ貝に見えたか[][]」
「 不盡の嶺夏にはやっと雪が解けその夜にまたも降ることもある [反し歌][万葉]」
「不盡の嶺に降り置ける雪は六月ミナツキの十五日モチに消ケぬればその夜降りけり[#3.0320][万葉]」
「富士の嶺を高み畏み天雲もい行きはばかり棚引くものを[#3.0321][万葉]」
「先の歌虫麻呂でなく未詳歌も歌いぶりからよき人と見る
[右ノ一首ハ、高橋連蟲麻呂ノ歌集ノ中ニ出タリ。類ヲ以テ此ニ載ス。][万葉]」