そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

昭和天皇御製にたどるご生涯

2017年01月12日 | 三十一文字

2017/01/12

「天皇の御製を取り上げ分析し味ある書物著したると
 (『昭和天皇 御製にたどるご生涯〜秦澄美枝著』)」

「西ひがしむつみかはして栄ゆかむ世をこそ祈れとしのはじめに
 (太平洋戦争開戦の前年1940年の御製)」

「風さむき霜夜の月に世をいのるひろまへきよく梅かをるなり
 (終戦直前の歌で霜の降る寒い夜、神の前で祈る姿がある)」

「身はいかになるともいくさとどめけりただたふれゆく民をおもひて
 (天智天皇を範として、後鳥羽上皇を慕われた)」

「ポツダムで活躍をした吉田へ思いは深く気にされていた()」
「往きかへり枝折戸を見て思ひけりしばし相見ぬあるじいかにと
 (1955年で前年に総理を辞任)」

「君のいさをけふも思ふかなこの秋はさびしくなりぬ大磯の里(吉田茂を歌う)」
「外国の人とむつみし君はなし思へばかなしこのをりふしに(吉田茂を歌う)」
「君をおもひ国をうれひて九十までありへしものをつひにはかなし(香淳皇后)」
「いとせめていつもこのみし蕎麦の花そなへまほしと思ひしものを(香淳皇后)」
「とつくにの人もはせきて菊の花ともにささぐるはこころうれしき(香淳皇后)」

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子規の一句と時候(2017/01/12)

2017年01月12日 | 日めくり帖

2017/01/12

「散策の足をのばして出会いたるカンザクラ今日の思いをただす()」
「侘び助というカンザクラあり下向いて咲くは違えりその花言葉(花言葉:気まぐれ)」
「地中にて凍れる泉が動き出す小寒次候はそんな季節か(水泉動く)」

「凍筆をホヤにかざして焦がしけり(M33)」
「ホヤなるは火舎・火屋とかき香炉とか足のつきたる火鉢のことだ()」
「子規にとり筆は大事な道具なりたぶんショックも俳句にしたり()」
「凍筆にならぬわたしのシャープペンシル()」
「子規ならばいかに思うか今の世の品数多い文具のことを()」

 
上から、1.3mm/0.9mm/0.7mm/0.5mm/0.3mmのシャープ・ペンシル
  

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