2016/09/19
「儚くて深い思いの女郎花花の黄色の揺れ止まぬなり(鳥海明子)」
「別名に粟花というもありたるは粟のご飯に似ているからと
(花言葉:はかない恋、親切)」
「をみなとは若く綺麗な女とか茎の先には黄色い小花(『女郎花の由来』)」
「この花も秋の七草の一つらし黄色い花はわりに賑やか()」
「舟引きの背丈短し女郎花(子規)」
「ひよろひよろと猶露けしや女郎花(芭蕉)」
「猪の露折かけて女郎花(蕪村)」
「女郎花の中に休らふ峠かな(虚子)」
「夕冷えの切石に置くをみなへし(草城)」