そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

万葉集#20.4514-20.4516

2014年01月27日 |  / 万葉集

2014/01/27

「この頃は渤海ボッカイ国との正式な交流あって大使までいた
(二月の十日、内相の宅にて、渤海ボカイニ大使小野田守タモリノ朝臣等を餞ウマノハナムケする宴の歌一首)」

「青海原風波なびき往くさ来クさ障ツツむことなく船は速けむ
(#20.4514 右の一首は、 右中弁大伴宿禰家持。未誦之)」
「青い海風波穏やか行き帰り問題もなく船は速く行くだろう()」

「秋風の末吹き靡く萩の花ともに挿頭カザさず相か別れむ
(七月の五日、治部少輔大原今城真人が宅にて、因幡守イナバ大伴宿禰家持を餞する宴の歌一首 #20.4515 右の一首は、大伴宿禰家持がよめる。)」
「秋風の葉先靡かす萩の花互いに挿頭カザさず別れるのかな()」

「新しき年の初めの初春の今日降る雪のいや重シけ吉事ヨゴト
(三年春正月の一日、因幡の国の庁にて、国郡司等ツカサビトラを賜饗アヘする宴の歌一首 #20.4516 右の一首は、守カミ大伴宿禰家持がよめる)」
「新しい年の初めの元旦に 降る雪のよう重なれ吉事ヨゴト()」

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