宇宙越年 2010年01月07日 | 日めくり帖 1/7 「なんとなく乾いた鐘の音がする一人羽根つき宇宙で年越し(野口さん)」 「カルタ読み書き初めなども披露する日本的にとこだわっていた()」 「墨落ちぬ筆ペンでする書き初めは筆度しがたし無重力では()」
万葉集#6.0923-6.0925 2010年01月07日 | / 万葉集 1/7 「昔から山柿の門ときこえたる確かによけれ赤人の歌 (山部宿禰赤人がよめる歌二首、また、短歌)」 「やすみしし我ご大王の高知らす吉野の宮はたたなづく青垣隠り川並の 清き河内フチそ春へは花咲き撓ヲヲり秋されば霧立ち渡るその山のいや益々に この川の絶ゆること無く百敷の大宮人は常に通はむ(#6-0923)」 「1.大王の吉野の宮はたたなづく青垣隠り川並の清し()」 「2.春に花秋には霧が立ち渡る大宮人も常に通はむ」 「み吉野の象山キサヤマの際マの木末コヌレにはここだも騒く鳥の声かも (反し歌1/2首 #6-0924)」 「象山キサヤマの木末コヌレに騒ぐ鳥の声吉野の宮を称えるようだ()」 「ぬば玉の夜の更けぬれば久木生ふる清き川原に千鳥しば鳴く (反し歌2/2首 #6-0925)」 「真っ黒な夜が更ければ樹の繁る清い河原に千鳥が鳴くよ()」