そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

万葉集#2-0160 ~0161

2009年04月15日 |  / 万葉集
4/15
「この二首はちょっとムードが変わりたり雲に語りて何せよと言う
(一書ニ曰ク、天皇ノ崩セル時、太上天皇ノ御製ミマセル歌二首)」
「この歌は表も裏も意味不明スッキリさせたい作者の意図を()」
「燃ゆる火も取りて包みて袋には入ると言はずや面智男オモシルヲ雲(#2-0160)」
「燃ゆる火も自由自在に扱える亡き人つかみあわせてよ雲(したり顔の雲よ)」
「北山にたなびく雲の青雲の星離り行き月も離りて(#2-0161)」
「明け方に北山見れば雲流れ星も月をもみな離れ行く()」
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万葉集#2-0159

2009年04月15日 |  / 万葉集
4/15
「ここでいうすめらみことは天武なり大后とは持統であらん
(天皇の崩カムアガりませる時、大后のよみませる御歌一首)」
「やすみしし 我が大王の 夕されば 見したまふらし 明け来れば
問ひたまふらし 神岳オカの 山の黄葉を 今日もかも 問ひたまはまし
明日もかも 見したまはまし その山を 振り放け見つつ 夕されば
あやに悲しみ 明け来れば うらさび暮らし 荒布の 衣の袖は
乾る時もなし(#2-0159)」
「この弔辞さほど心が動かぬは歌人のせいかはたまた別か()」
「年号を朱鳥に変えれど効果なし天武は崩御九月九日(朱鳥元年:686年)」
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