暇つぶし日記

思いつくままに記してみよう

ハーグに背広の寸法を合わせに行ってきた

2016年12月10日 01時48分06秒 | 日常

 

 

2016年 12月 8日 (木)

午後2時半ごろ服屋から注文の背広が届いたから寸法を合わせに来るように電話があった。 急げば5時前に戻ってこられると算段して駅まで15分自転車を漕ぎ、プラットフォームに上がれば2分で電車が出た。 外の見知った景色を眺めていると15分でハーグ中央駅に着き国会議事堂の方に向かった。 レンブラントやフェルメールなどを収めたマウリッツハウス美術館の傍に小さな塔があってそこは首相の執務室なのだが警備がいないから首相は今そこにはいないのだろう。 そこを通り過ぎ議事堂の内庭を抜けるとオランダで重要な儀式が行われる騎士の間がある二つの塔が角のように見える建物と広場に出る。 国賓が来ているわけでもなく大臣たちが出入りするのに使われる車も見当たらない。 静かなものだ。 昔はハーグに住む大臣が自転車でここに来ていたこともあり、それもそんなに前でもなく、10年ほど前の法務大臣もそのようにしていたのをここで見たことがある。 

けれどこんなのんびりした時間であっても時期柄か憲兵隊の兵士が頑丈な車を国会の幾つかある出入り口近くに停め3人づつほどで警備に当たっている。 フランスやベルギーなどでは町の中でも自動小銃を抱えた警備隊が見られるのにここでは腰につけたピストルだけで自動小銃は見られない。 今日は急いでいるので尋ねることはしないけれど次回には訊いてみようと思う。 実際スキポール空港で警備している憲兵たちは自動小銃をもっているからどういうことなのかとも不思議に思うのだ。

この広場から外に出れば議事堂の濠が続き国王の執務室の建物が300mほど行ったところにある。 濠の端に服屋があってそこで寸法を合わせカッターシャツを1枚買い、それも寸法を取って袖の長さを短くしてもらうようにして来週の火曜日には出来上がっているからというのを聞いて支払いをし、そこを出て同じ道を同じようにして駅に来れば4分で電車が出た。 駅から自転車に乗ると雨が降り始めたのでポンチョを被り帰宅するとまだ5時にはなっていなかった。 晩飯を作らなくともよければもっとゆっくりしていられたのに今日はただ直線距離を往復しただけだった。

夜ニュースを見ているとこの日、議会で養子縁組の法律を改正したと言っていた。 子供の地位とゲイ、レスビアンのカップルの許に縁組した親と子供の地位、権利を時代に適応させるべく改正されたものだとも解説されていた。  


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