暇つぶし日記

思いつくままに記してみよう

'18 夏休み(7) 標高100mの高地までサイクリングした

2018年08月22日 19時20分07秒 | 日常

 

2018年 8月 4日 (土)

 

午前中に Ede の町で電動自転車を土日の二日借りることにした。 サイクリングを渋る自分に負担の軽い電動自転車を押し付けて置けばついてくるだろうというのが奴らの魂胆なのだ。 自分と息子は車で Ede の駅まで行きナイメヘンから来る娘のボーイフレンドを拾い自分はそこからすぐの自転車屋の前で降ろされ彼らは森の家までもどった。 Ede から森の家まで7kmほど電動自転車で移動。  初めて電動自転車なるものを経験してその奇妙な感覚に初めは慣れなかった。 娘とそのボーイフレンドは森の家の普通の三段変速付きの貸自転車を二台借り、家人はライデンから持ってきた普段乗る24段変速の自転車で、息子はハーグからずっと乗ってきたサイクリング車の5人で国立公園の森の中を移動し Posbank という標高100mの高地を目指して出かけた。 オランダの国土は平らで水面下のところも多い中、例えばスキポール空港などはマイナス4.5mほどではなかったか。 ドイツ・ベルギー・オランダの国境が集まっているあたりが一番標高が高く300mほどであるのだからここが100mであればかなりの高地とでもいえるところだ。 ドイツとの国境が近いこの森の中の見晴らし台からは、ドイツの村の教会の尖塔も眺められる。 そこで昼食にして Arnhem の町を北側から縦断しライン川の堤防を西に10kmほど戻り Renkum の渡しで小舟に乗った。 
 
オランダのあちこちに出かけるとそこに渡しがあればそれに乗るのを楽しみにしている。 大概が自転車と人だけを乗せる渡し船ではあるが偶には車を2,3台乗せるものもある。 大都市でも例えばアムステルダム中央駅の裏側にほぼ10分ごとにでている無料の市営渡し船があってここは車は乗せないものの自転車と人の乗降客が多く一度に数百人乗せるオランダの中でも一番混雑する渡し船だろう。 その点では Renkum のこの渡し船は定員12名のこじんまりしたものだ。 一人1ユーロ、自転車もちこみなら1.5ユーロで切符を見せれば Renkumの渡し場近くの店でアイスクリームが1ユーロになると船長から言われた。 我々はこの日の最終便、4時45分のものを待つ間もしあと8人来たらどうするつもりかと思ったけれど結局出航間際にやってきた年寄り夫婦と7人がこの日最終便の客だった。 ここから10kmほど堤防を行けば橋があるので対岸につけないことはなくこの渡しの用途は自分たちのようなサイクリングに来るものや地元の人々のためだけのものではなはだのんびりしたものだ。 渡し船が岸を離れても5分とかからず向う側に着く。 
 
村のスーパーで簡単な食材を買い帰宅、この行程で自転車のメーターは63kmになっていたからこの日自分は70km電動自転車を漕いだことになる。 全く疲れはなかった。 森の家で夕食の後、娘とボーイフレンドは娘の車で30kmほど離れた彼らの住むナイメヘンに帰って行った。