暇つぶし日記

思いつくままに記してみよう

'18 夏休み(5) 早朝ウォーキング

2018年08月18日 11時50分18秒 | 日常

 

2018年 8月 2日 (木)

5時に起こされた。 まだ暗い。 眠気眼で朝飯を喰っていると辺りが薄暗く明けてきて、6時に森の家を出た時には陽は昇り始めていた。 日中は猛暑でとても陽の下は耐えられないので早朝森の中を歩くことにしたのだと言う。 おととい午後この辺りを歩いてそんなに支障がなかったのに、と言うとあれは森の中、大きな立ち木の並木の下を通るルートがあったからでほんとに運がよかったのだ、それに一番暑い時は私たちは湖で水に浸かって冷やしていたのだ、と宣い、それでこのあたりのウォーキングルートを検討した結果今朝の早朝遊歩となったのだった。

一昨日は森の縁、木立の下だったのだが今日は森に入る。 本来なら朝6時に草を分けてあるくと露が一杯足に絡むのにまったくその気配も湿り気もなかった。 もうほぼ3か月ちゃんとした降雨がなかったからなのだろう。 普通なら夏でもこんな早朝にこういうところを歩けば露で冷たいのと朝の冷気で軽いジャンパーなど羽織るものが要るのだが全くそんなものは要らず短パン、T-シャツといういで立ちである。 あちこちから鳥の声が聞こえてくるのは自宅でも同じことだ。 6月中頃には朝4時を周るとそろそろ鳥の声が聞こえてきて夜が明けるのだが今は大分日が短くなっておりその分夜明けも遅くなってきているのだろう。 

森の縁を歩いていて牧草地が見えるところでは野兎があちこちで見られたしそんなところでは森から鹿が2,3頭で辺りをうかがいながら出てきているのにも出会っている。 小鹿と母鹿のように見える。 別の場所で森から森へ移動する5,6頭の鹿の群れを見た。 農道を伝って自動車道を横切り別の森に入るのだがこの場所はどこからも見えて露出が際立っており鹿にとってはリスクの大きいものだ。 昼間はとてもできるようなことではないのだが夜間・早朝だからこそできることのようだ。 この時は雄鹿が先頭を行き小鹿がそれに続いたのだが途中で何の具合か群れが続かず間合いを置いて小鹿がトコトコと横切り雌鹿が前の小鹿を追い立てるようにして森に消えた。 森の中はあちこちで地面が荒く掘り返されているようなところがあるのだがそれは猪の根を掘り返した跡なのだ。 正月に瀬戸内海の直島で野生の猪を何頭か見たけれどオランダでは今年まだ見てはいないしこの日も見ることはなかった。

線路伝いに2kmほど農道を歩くところがあって周りを小さな森に囲まれているけれど開けていてそれぞれ森まで1kmほどの距離があり、そんな場所ではまともに陽が上から照るからまだ9時なのにカンカン照りに炙られた。 幸いそれから森の縁に入り辛うじて日影もあり10時前に森の家に戻った時には汗まみれになっていた。 シャワーを浴びてしばらく横になり午後は日陰で読書と居眠りで過ごした。 15kmほど歩いたから半日で一日仕事をしたような気分になった。