暇つぶし日記

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'18、 1月2月帰省日記(4);四国八十八か所 第一番 霊山寺

2018年02月21日 23時15分21秒 | 日常

 

2018年 1月 26日 (金)

朝7時に宿舎を出て徳島行きフェリーに乗るべく車を和歌山港に走らせた。 和歌山市内に入ると朝のラッシュアワーに巻き込まれ和歌山城辺りまでノロノロ運転で8時35分発に間に合うのか少々気がもめたが何とか間に合った。 雪雲がでて天気が崩れそうだったが波はなかった。 二時間ほどの船旅の丁度なかほどでデッキに出て太平洋側に何粒か散骨した。 これから何箇所かで散骨するためにプラスチックの蓋つきの小鉢を買ってその中に小分けにした遺骨をいつもデイパックに入れて旅をすることにしている。

徳島駅前の観光案内所で祖谷渓に行きたい旨の問い合わせをするが雪で道が危いこと、かずら橋が3月まで修理の為通行ができないことから祖谷に行くことを諦めて美術の島、香川県の直島のことを問い合わせるが民宿などの情報を余り知らせたくない素振りだ。 理由は「公式の」旅館組合に参加していないから「公式の」旅館を案内する組織として推薦しがたいからのようだ。 そこを無理に民宿の住所、電話番号などを問い合わせ行くか行かないかはそのときに行き当たりばったりに考えることにしてそこを出た。 駅前のデパートの中にあるレストランで昼食にして北上、先ず四国八十八か所第一番の霊山寺に向かった。 その後高松港に向かうが直島行きのフェリーの最終便に間に合えばいいけれど間に合わなければ高松で宿を探すことになるだろう。

霊山寺の駐車場に着くと外は雪がちらちら舞っていた。 第一番であるから売店には様々なグッズが置いてあって家人は英語版の案内書と地図、娘は何にするのか朱印帳を買った。 店の売り子の婆さんは何が不満なのか愛想が悪かった。 そこから正門に廻り境内に入る。 本堂の明かりと天井の竜の絵が印象的だった。 参拝、巡礼の人影は殆どなかった。 オフシーズンなのだ。 本堂前の六地蔵そばの蘇鉄のうえこみで小さな庭になったところに数粒散骨した。 八十八か所のうちこれから何か所廻ることになるのかこのときはまだ確かではなかったし、第一この日の夜どこで泊るのかさえはっきりしていなかった。