暇つぶし日記

思いつくままに記してみよう

読書習慣について

2005年09月26日 19時30分15秒 | 読む
つまらないことを書く

若いときから何が一番楽しいか、と聞かれれば、それは、あれに決まってるじゃないか、と胸のうちでは即答するものの、それは皆判っているけれど取り立てて言うこともない、言えば馬鹿か野暮かといわれるぐらいなもので、それはそれとして、それももう、まあ、ぼちぼち卒業間近ではないかと思われる時期も目の前にあり、生々しさも時には霞んで来たから、こういうことも言える様になったのかと、想像するのだが、人生の必要、かつ生への真摯で強烈な渇望とでもいうべき、楽しくも悲しくおかしいものが人生の舞台の後ろへ引き下がる兆しをみせれば、今までずっと舞台に出っ放しであったものが、未だ相も変わらずそこに立っていて、それが人生の楽しみという舞台の光芒の輪にまたぞろおずおずと顔をみせる。 自分からでてきたのではない、そこにあったものが他が消えそうになるから唯単に対照的に、比較ということで見えてくるということかもしれない。 

舞台の後ろで立っていた、と書いたが、その、楽しみというのは寝床の中で横になって興にまかせて読書に時間をすごすことだ。 体を横たえることでは変わりはないか、この楽しみの種類には。 まあ、前者は主流は横向きであり、垂直になったり寝床を離れるのはまあ趣の変わったということになるのかもしれない一方、後者の主流はどこかに腰掛けて、というものだろう、横になるのはだらしないか怠惰の兆し、前者は対で後者は独りでというのが行為の様態だろう。

なんとたわけた、とここまで読んできて思うに違いない。 たわけたことを書いている。 時間に少々余裕ができる生活になってくると今までの読書習慣にはずみがついてくる。 それが寝床の中のぼわーっとした読書習慣だ。

子供の頃からたたみの上に座布団を2,3枚持ってきて丸めて体の下にあて、好きな本をごろねの態でぐずぐず読むのを楽しみにしていた。 それで007のシリーズや大江健三郎初期作品集などに触れた。 自宅を離れて学生生活をするようになって、金はないけれど時間はある、というような生活をしているときには読書も適当にしたけれどやはり若いものにはもっと大事な、時間の無駄遣いを心を込めてやるという勉強があり、それにも没頭していたし、仕事をするようになれば、通勤の行き帰りの電車の中、といっても帰りはエネルギーが枯渇しているのでまともなものは読めるわけもなく、まだ頭がはっきりしているのは行きの40分ぐらいしかなく、今、思い返せばその中で印象に残ったのはせいぜい小説の、豊穣の海のシリーズ、内田百、永井荷風、ぐらいなもので、結婚、仕事、子育ての補佐、の時期にはこの習慣もかなり遠のくものだ。

この人生の夏とも言うべき時期には前者と後者の活動の場はベッドの上であるから、もろに重なり合い、生活時間もかなり細切れに切迫することもあり、さて、どうする、どちらかを選択せよとせまられれば、一も二もなく前者をえらぶに違いなく、それが健康な通常の市民の生活であることには誰も異論はないのだから、そこで妥協案を示し、後者は前者の前か後におけばいいじゃないかと親切なことをおっしゃる御仁も現れるのかもしれないが、そんなこと出来そうにないことは知れたこと、それができるようになったら、私のクラブに勧誘せずとも戸口まで来ているということになり、この時期が人生のがんばり時であれば趣味の読書というもの、他の必要事、些事雑事に押されてせいぜいトイレか電車の中ぐらいのものになる。 

それでも読み続けるという習慣を離さなかったものには、定年後にはかなり自由になった生活習慣の枠の中で、この習慣を、駿馬に語りかけるように、好きなだけ広い野原に解き放ち、好きなだけ駆けろ、思う存分甘美な青草を食むがいいと、他に思い煩わせられることのないベッドの中でひとりごちるのだ。 それで、この駿馬、駆けるか、跳ね回り胸に新鮮な息を吸い込み草原の彼方まで抜けるような秋空の下、走り出すのだろうか。 駄馬は突然の、それこそ晴天の霹靂、広い原野に立ちすくみ、若いときであれば消化不良をおこしても、それに勝る回復力を力にブルドーザーよろしく草原を食い尽くそうとしたのだろうけれど、いまや体力を知ったこの駄馬のちっぽけな脳みそでも一応の経験からやることは、パノラマを称揚しつつすこしづつ、こちらをごそごそ、向こうをぼそぼそと、時には頭を上げ、秋から冬に変わりつつある空模様を気にしながら、布団のなかであっちへごろごろこっちへよっこらしょと寝返りをうちつつ、しかし、季節はかわれども尽きぬ青草の豊かさにひと安堵してページをめくるのである。

ここでもまた、書こうと思っていたことから外れて勝手な方に筆が行ってしまった。

駄馬を御すのは骨が折れることだ。

Sun. 25-09-05 ハンバーグステーキ

2005年09月26日 09時26分58秒 | 喰う
ハンバーグステーキ

朝  クロワッサン
   トースト バター 蜂蜜
   トースト バター 苺ジャム
   ミルクティー 500cc


昼  前夜の残り  パスタとクリームソース
   炭酸水 300cc

午後 コーヒー 250cc
   クッキー 4個

夕  ハンバーグステーキ
   ジャガイモの薄切り油いため
   ミックスサラダ
   炭酸水 300cc

   チョコレートカスタード

晩  コーヒー 150cc


夜中 ワサビボール
   炭酸水  250cc