暇つぶし日記

思いつくままに記してみよう

Sun.18-09-05 定番日曜スパゲッティーボロニェーゼ

2005年09月19日 19時25分31秒 | 喰う
定番日曜スパゲッティーボロニェーゼ

朝、昼    クロワッサン
       トーススト、 バター、 蜂蜜
       トースト、  バター、 苺ジャム
       ミルクティー  600cc


午後     コーヒー 250cc
       カステラ

       マスカット 少々


夕      スパゲッティーボロニェーゼ
       ミックスサラダ
       炭酸水 300cc

       バニラヨーグルト
       木いちご(ブラックベリー)

       コーヒー 250cc
       シュークリーム

今晩は17の息子の誕生パーティーだった (下)

2005年09月19日 18時56分08秒 | 日常
16,17歳の若者に顕著なのは、これはもう小学校の高学年からはっきり見えている事だが、女子の成育というか成熟の具合が男子に比べて著しいということだ。 

このパーティーでも息子の小学校の1年生から六年生までずっと同じクラスで、今の中高校では同学年という女子が何人もいる。 小さいときから折に触れ学校のクラス活動やなんやかやでこれらの子供たちとは顔見知りだし、子供の誕生日のパーテイにはずっと呼んでいた女の子たちもいるので中学に上がるころまでは成長振りは大体それぞれ分かっていたのだが、この4,5年疎かになると、今晩何人か現れた、化粧もしてメカシタ彼女らの姿にはかなり面食らってしまった。 

ひとつは背丈。 170cmはあり180に近づこうか、いや越してるかな、というのもいる。 くびれもしっかりついて、そこにへそを出すしゃれたファッションだが、今日はいつものTシャツではなくそれぞれ体裁のよいものをはおっている。 柔らかい半透明な模様のついた布地のひざまでのスカートにブーツというのも何人かいるし、イブニングドレスというのまでいるから驚いた。 これは目の保養だが急に子供が大人になったようで、そういう娘たちににそれぞれしばらくぶりで挨拶されるとどぎまぎしてしまう。 あと3年もすると入り口ではほっぺに右左右と軽い挨拶のキッスができる様になるのだがまだ今はそこはそれ、経験も十分ではなく、ぎこちなくそこまではいかない。 握手をしようかどうか、とも迷って結局はやめとこうとなるのも多い。 それに、そんなとき誰もほのかに香る軽い香水までちゃんとつけているのでまるで大人のパーティーではないか。 まあ、小学校の5,6年ぐらいからは教室で催されるクリスマスのディナーパーティーには正装で、男はスーツにネクタイ、女はイブニングドレスに化粧ということは普通だから不思議でもないのだが、でも、そのときは皆、仮装行列か舞台衣装のように見えてほほえましいぐらいだけれど、それは見る方、親の気持ちで、子供、本人はしっかりその気になっていてその後は各自経験も積み、親が、特に男親はそのあいだには子供たちから疎まれがちだし、自分の娘は子供としかみえないからこういうときにはっきりと、日頃は娘の成長振りが見えないようなフィルターをかけて見えなくなっているのだなと思い知らされ、目も点になり遠いところを眺めるようになってしまうのだ。

息子とその男の友人たちについては女子の場合に比べると簡単だ。 ただ背丈と骨格、筋肉がついて、皆180近辺で、まだ大人ではないけれど子供ではないという時期で皆一応に無口でぶっきらぼうでもある。 たまには社交に長けて私たち親に挨拶を如才なく向けて大人びてみせるものもいるが、まだ会話の内容がなかなかそれに伴わない。 だから、女子のショックの後、男子を眺めていると、それぞれオーデコロンぐらいはつけているものの、まだT-シャツでジーンズが大勢の垢抜けぬ男の子たちの様子になぜかほっとする。 これは父親の思うことで、母親にはやはり、ホルモン盛りの若い青年に上気の気配を感じるのかもしれない。 それで、これがこの今はぶっきらぼうで垢抜けない連中も来年あたりからはもうスーツを着だして大人の仲間としてしゃべりだすに違いない。 

つまるところ、生きものの道理、この子供たちの時期ははまだ女子の成熟期が男子に先行しているというのだろう。 みな、よく飲み、よく食べ、よくしゃべる。 結構な事だ。 初めのうちはホッケーチームの連中は芝生に輪になって、数少ないパイプいすを独占しビールとポテトチップに専念して他とは混ざらない。 息子が居間から裏庭に開けたドア越しに、2台のターンテーブルでDJをやるが皆、別に興味があるのかないのか、それぞれ2,3人づつかたまって談笑に余念がないが、やがて、アルコールも適度にまわってきて腹も少々ふくれればぼちぼちそれぞれ周りを見渡し混ざりだす。 音楽にあわせて体を動かして踊るのも何人かいて、そのうち抱き合ってキスをはじめるのも何組かいるがそれらはすでに皆に認知されたカップルである。 さすがに息子とそのガールフレンドはここではそういうことはしないように気をつけているのかもしれない。 中3の娘とその友達たちはバーのメイドの役をしながらも食べるものは食べ、飲むものも飲んでしっかり周りを値踏みしつつ観察している。 宴も1時間もすぎるとにぎやかになり、親としてもひとわたり若者と口を交わせばあとは消える方がよく、騒音の具合を見てみようと夫婦で近所をぐるりと散歩がてら廻ったのだった。 息子はあらかじめ近所にそれぞれ断りの挨拶に行っており、12時には音楽のスイッチを切ることを約束していた。 ブロックをぐるっと廻ってみると、両隣には大して音は聞こえないものの、裏庭を越して裏の並びには反響音、50人弱の賑やかな話し声がよく聞こえるのだが、まあ、12時までであれば許容範囲の中だろう。 どこでも夏にはこういったパーティーが開かれるので小さいブロック、30軒であればひと夏には4,5回こういうことがある。

準備したものがほどんと無くなる頃に宴はおわり、2人、3人と男子が女子をうちまでエスコートすべく家の前の芝生に停めてある自転車をひろって家路につくのだが、まだ元気のある20人ほどはそろって町の中心にあるディスコかダンスクラブにそろってでかけるのだという。 そんな具合に1時になると来客はすべて去り家の中は静かになったが代わりに天からあるだけの水をぶちまけるような激しい雨が20分ほど続いたのだ。