あとの1冊を読み残していたので、翌日は6時半に起きてました。
朝食は7時からだから、ちょっと読もうかなぁと思って、何気なく大きな鏡で自分の顔を見ると。
右目が真っ赤になっていました。 集中して読み過ぎ。 目から血を出しながら塔を読むって・・・ あわてて持って来ていた目薬をさして目を休めることにしました。 たぶん、ホテルの部屋の照明がオレンジ色というか卵いろの光なので、余計な力が目にかかっていたのでしょう。 明るい場所じゃないとだめだなぁ。
とりあえず朝食をとりに13Fへ。 窓からは博多の街が見えます。 やっぱり海が見える窓がいいなぁと思って、川と橋と海の見えるテーブルを選びました。
すてきだなぁ。(ここの様子は塔のブログ「博多」を参照)
散歩がしたくなって、朝食はそこそこに、カメラを持って外へ出てみることにしました。
ホテル周辺をしばらく散策。 すると、カメラが動かなくなりました。 電池切れです。 ホテルの部屋へ戻って電池を交換し、ふたたび気を取り直して下へ降りたところで、Iさんにお会いしました。 約束の時間まで30分くらいありました。 しばらく話してから、「私、チェックアウトします」ということで、部屋へ荷物を取りに行ってチェックアウトし、電池のことが気になって、コンビニに電池を買いに行きました。
8時40分に他の3名の方たちも来られて、座談会の会場である福岡市赤煉瓦文化館へ移動。
Iさん「館長さんが写真を撮ってくださるんですって。 いまはお忙しいからあとで部屋へ来てくださるそうです」
2階の案内された部屋は、椅子もテーブルもレトロですてきな部屋でした。 しばらく館長さんを待っていましたが、時間も気になるので、先に始めることにしました。
話し始めて20分くらいしたころでしょうか、館長さんが入って来られて写真を撮ってくださいました。気さくないい方です。 「何枚でも撮りますよ」と笑顔で応じてくださいました。
私は会を進めながらICレコーダーの時間がちゃんとうごいているか、カセットテープは回っているか、ときどき確かめていました。 テープは片面が45分だから、45分後くらいに裏に返せばいいんだな、と裏返すだいたいの時間を手元の紙に書いていました。 話が進んでいって、ふと、1時間経っているのにテープが止まらないことに気づきました。 え・・・・・ 「ちょ、ちょっと待ってください、休憩しましょう」 デッキを確認すると、電池がなくなりかけでゆるゆると動いているのでした。
!!! 慌てて、新しい電池に取り替え(直前に予備を買ってよかった!)、テープも裏面の初めから続きをとることにしました。 (冷や汗がでる)
気を取り直して続きを話し、それから30分経った頃。 今度はICレコーダーのランプが黄色の点滅になっていることに気づきました。
「ちょ、ちょっと待ってください、休憩しましょう」 とりあえず、電池を替え、途中で切れていたらどうしようとか、そのためにテープも撮っているから、空いた部分はあとでフォローすればいい、と自分に言い聞かせながら、ラスト30分を話して、終了。
ひやひやどきどきです。 男性のIさんが「録音できているか、確かめなくていいんですか」 と言われて、
「いま確かめて入っていなかったら、ショック過ぎて京都へ帰る力がなくなるから、帰ってから確かめます」というと、みなさんに笑われました。
そのあと、文化館前でまた館長さんにお願いして写真を撮ってもらい(何度も館長さんにお願いして申し訳ない)、お昼ご飯を食べて、博多駅で解散。
帰ってすぐにテープとICレコーダーを確かめたら、テープのほうはやはり1本目のA面は声がとびとび。電池がなくなりかけていたのでしょう。 B面と2本目A面はちゃんと入っていました。 どきどきしながらICレコーダーを確認したら、電池を交換したので2つにデータは分かれましたが、最初から最後まで入っていました。ほっ。
最後までひやひやの旅でした。