ほよほよさんぽみちNEW

いつでも君のこと好きだったよ

博多(どきどきの旅)3

2016-09-24 19:38:10 | 日記

 あとの1冊を読み残していたので、翌日は6時半に起きてました。

 

 朝食は7時からだから、ちょっと読もうかなぁと思って、何気なく大きな鏡で自分の顔を見ると。

 

 右目が真っ赤になっていました。 集中して読み過ぎ。 目から血を出しながら塔を読むって・・・ あわてて持って来ていた目薬をさして目を休めることにしました。 たぶん、ホテルの部屋の照明がオレンジ色というか卵いろの光なので、余計な力が目にかかっていたのでしょう。 明るい場所じゃないとだめだなぁ。

 

 とりあえず朝食をとりに13Fへ。 窓からは博多の街が見えます。 やっぱり海が見える窓がいいなぁと思って、川と橋と海の見えるテーブルを選びました。

 

 すてきだなぁ。(ここの様子は塔のブログ「博多」を参照)

 

 散歩がしたくなって、朝食はそこそこに、カメラを持って外へ出てみることにしました。 

 

 ホテル周辺をしばらく散策。 すると、カメラが動かなくなりました。 電池切れです。 ホテルの部屋へ戻って電池を交換し、ふたたび気を取り直して下へ降りたところで、Iさんにお会いしました。 約束の時間まで30分くらいありました。 しばらく話してから、「私、チェックアウトします」ということで、部屋へ荷物を取りに行ってチェックアウトし、電池のことが気になって、コンビニに電池を買いに行きました。

 

 8時40分に他の3名の方たちも来られて、座談会の会場である福岡市赤煉瓦文化館へ移動。 

 

 Iさん「館長さんが写真を撮ってくださるんですって。 いまはお忙しいからあとで部屋へ来てくださるそうです」

 

 2階の案内された部屋は、椅子もテーブルもレトロですてきな部屋でした。 しばらく館長さんを待っていましたが、時間も気になるので、先に始めることにしました。

 

 話し始めて20分くらいしたころでしょうか、館長さんが入って来られて写真を撮ってくださいました。気さくないい方です。 「何枚でも撮りますよ」と笑顔で応じてくださいました。

 

 私は会を進めながらICレコーダーの時間がちゃんとうごいているか、カセットテープは回っているか、ときどき確かめていました。 テープは片面が45分だから、45分後くらいに裏に返せばいいんだな、と裏返すだいたいの時間を手元の紙に書いていました。 話が進んでいって、ふと、1時間経っているのにテープが止まらないことに気づきました。 え・・・・・ 「ちょ、ちょっと待ってください、休憩しましょう」 デッキを確認すると、電池がなくなりかけでゆるゆると動いているのでした。 

 

 !!! 慌てて、新しい電池に取り替え(直前に予備を買ってよかった!)、テープも裏面の初めから続きをとることにしました。 (冷や汗がでる)

 

 気を取り直して続きを話し、それから30分経った頃。 今度はICレコーダーのランプが黄色の点滅になっていることに気づきました。

 

 「ちょ、ちょっと待ってください、休憩しましょう」 とりあえず、電池を替え、途中で切れていたらどうしようとか、そのためにテープも撮っているから、空いた部分はあとでフォローすればいい、と自分に言い聞かせながら、ラスト30分を話して、終了。

 

 ひやひやどきどきです。 男性のIさんが「録音できているか、確かめなくていいんですか」 と言われて、

 「いま確かめて入っていなかったら、ショック過ぎて京都へ帰る力がなくなるから、帰ってから確かめます」というと、みなさんに笑われました。

 

 そのあと、文化館前でまた館長さんにお願いして写真を撮ってもらい(何度も館長さんにお願いして申し訳ない)、お昼ご飯を食べて、博多駅で解散。

 

 帰ってすぐにテープとICレコーダーを確かめたら、テープのほうはやはり1本目のA面は声がとびとび。電池がなくなりかけていたのでしょう。 B面と2本目A面はちゃんと入っていました。 どきどきしながらICレコーダーを確認したら、電池を交換したので2つにデータは分かれましたが、最初から最後まで入っていました。ほっ。

 

 最後までひやひやの旅でした。

 

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博多(どきどきの旅)2

2016-09-23 21:21:21 | 日記

 そして、ホテルに着いたのが17時ごろ。

 

 新幹線の中で10時すぎに柿の葉寿司を食べたきりだったので、もうお腹がすいていました。 夜は博多の中洲中央通りの博多ラーメン店「一双」さんで博多ラーメンを食べようと決めていました。

 

 でも、絶対地図を見ても迷うとわかっていたので、フロントで地図をだして、「一双さんっていう博多ラーメンのお店へ行きたいんですけど、目印になるポイントをまじえて教えてください」と言ったら、とても親切に、「このホテルの反対側の出口が、この通りになるんですね、そこから橋を渡って、ずっとまっすぐ行ったらミスタードーナツがあるんで、そこを右に曲がって、どんどんまっすぐ行くと、この賑やかな通りの終わりのとこらへんにありますよ」

 

 もうちょっと丁寧な言葉遣いだったと思いますが、とてもわかりやすく教えてくれたのでした。

 

 「ありがとうございます、行ってみます」 と張り切って言うと、

 「ただ、ここのお店、夜遅くからの開店だったと思いますが」 と言われて、プリントアウトしてきたお店情報を確認すると、「19時オープン」と書いてありました。

 

 ちぇ。 もうお腹はラーメン食べる気満々になっていたのになぁ。 

 

 仕方なく部屋へ戻って、まだ読めていなかった塔2冊を読み始めました。 あまりにもお腹がすいたので、ポットでお湯をわかして、持ってきたコーンスープを飲むことにしました。 この日、シングルルームが満室で、運よくツインに泊めてもらえたので、マグカップも2個あるし。 ただ、スプーンがなかった・・・ 混ぜないとおいしくないし。

 

 そうだ、歯ブラシが2本あるから、1本はマドラーとして使おう。 どうせ口に入れるものなんだし、きっと大丈夫。

 

 ちょっと抵抗がありましたが、コーンスープの入ったマグカップを歯ブラシで混ぜ、まぁ、なんとかほっこりしたのでした。 それから本を読んでいるうちにすぐに時間が経って、気が付いたら18時45分になっていました。さあ、出掛けよう。

 

 外へ出ると、もうどっぷりと夜でした。 こんなに賑やかな場所にこのホテルってあったんだなぁと思うほど賑やかで、前に流れている川にかかった橋を、会社帰りの人などが行き来していました。観光客もときどきいました。 

 

 それで、教えてもらったとおりに歩いて行くと、中洲中央通りはすぐにわかりました。 雰囲気は大阪のミナミのよう。 飲み屋街が続いていて、「朝までOK」とか、呼び込みのお兄さんとかお姉さんとか。 そんな中を布バッグを持ってぶらぶら散歩している私はちょっと場違いでしたが、とても派手な花屋さんとか、衣裳とか、おもしろいなと思いつつ、ラーメン屋さんを探しました。

 

 あれ、と思ったら、もうその通りは次の大通りと交差していました。  終わりのほうにあるってきいたんだけどなぁ。 川のほうへ向かって歩いてみましたが、このままではホテルのほうに帰ってしまう。 せっかく来たんだから、あきらめてはいけない。 そう思いなおして、もういちど中洲中央通りを逆方向に歩き始めました。

 

 さっきはまだ開店前だったので、気づかなかったのでしょうか。 反対からみたら、すぐにわかりました。 前にお客さんが3人並んでいました。 やった、ここだ。と私も続いて並びました。

 

 19時。 お店の若い子がのれんを持って戸口から現れて、のれんをかけてまたお店に入っていきました。 大阪人はここで(商売人なら、いくら流行っているお店でも、おまたせしていますとか、おまたせしました、とかお待ちいただいてすみませんとか、なんかあるやろ)と、ちょっと思いました。

 

 お店の中へ案内されて。 入口に食券販売機がありました。 食券! 意外だ。 写真とかメニューなしでいきなり食券・・・ ええと。 とりあえずノーマルでいこう、と「ラーメン」のボタンを押しました。 600円。 安い。 トッピングのボタンがあって、チャーシューとか海苔とかあったようだったけれど、もともと普通のを知らないから、なんにものってなかったらあとで追加しようと思いました。

 

 食券を手渡したとき、「麺の堅さはどうしましょう」ときかれて、麺の堅さが選べるのね、と思いながら、「普通で」と答えていました。あまりにも不意打ちな質問だったので。 だいたい、どういう堅さが普通なのかもわかりません。

 

 ラーメンが運ばれてきました。 チャーシュー、海苔、葱がすでにのっています。 しかも、ピリ辛高菜と生姜のツボがテーブルに置いてあって、自由にトッピングしていいみたい。 をを、これはいいな。 スープをひとくち。 出汁がきいていておいしいスープです。麺は細くてスープにぴったり。 確かにおいしい。 

 

 満足してお店をでて、歓楽街を通り抜け、あとはホテルに入ってひたすら読書。 ゆっくりお風呂につかって、あがったらまた読書。 

 

 24時就寝。 (明日へつづく)

 

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博多(どきどきの旅)1

2016-09-22 21:35:35 | 日記

 さっき(19時半くらい)に博多から帰ってきました。

 

 1泊2日だったのだけど、いろいろありすぎて、1週間くらい旅をしていたみたいです。

 

 きのうは有休をとって、10時10分の新幹線で博多へ向かいました。 姫まるちゃんも同行です。(今回、連れて行ってよかった。心が何度も折れそうになったのを姫まるの笑顔に助けられました)

 

 去年は全国大会で鹿児島まで行ってるし。 鹿児島に比べたら博多は近い。 新幹線で3時間。 と、なにげなく車窓からの景色を眺めていると、え、いまの、何? 目がくぎづけになりました。 工場群です。 えーここどこどこ? 新幹線のアナウンスをきいて小倉駅ということがわかりました。 降りたかったけれど、もう発車していて、あーちゃんと見たいなぁと思いつつ、博多に到着。

 

 まだ13時すぎだから、いまから在来線で小倉へ行こうかな、などと考えていると、手元のキャリーバッグの持ち手がばきっという鈍い音をたてて、折れてしまったのでした。 何が起こったのか一瞬わからず、とりあえず新幹線を下りて、ぶらぶらになっている持ち手を持ちながら、中腰になってキャリーバッグを押すという、まるでトイレをがまんしている人ふうで、絶対これかっこわるいと思いつつ、心は「そうだ、小倉でキャリーバッグを買おう」と決めていました。(博多で買ってもよかったとあとで気づく)

 

 それで、在来線で小倉へ戻りました。 快速で1時間くらいです。 まぁ、京都から神戸くらいかな。 そう思えば近いような気がしてきます。

 

 小倉駅について、さっそくキャリーバッグを買えそうなお店を雑貨店のかわいい店員さんに教えてもらい、すんなりとそのお店も見つかって、事情を話して一番手頃なキャリーバッグを買いました。 荷物を入れ替えて(私以外にお客さんがいなかったので助かりました)、ちょっとハプニングだったけど、まぁ、なんとかなった、と思いました。ついでに、工場群が見えそうな高い建物ってないですか?というへんな質問にも答えてもらって、教えてもらったビルへ向かいました。

 

 ほんとうは工場群そのものの近くまで行きたかったのですが、なにしろ思いつきだったので、行くならちゃんと調べて出直そうと思ったのです。とりあえず、きょうは遠くからでも眺めたい、と思ったのでした。 ビルの屋上へ行って、(ショッピングモールの屋上でしたがお宮さんみたいなのがあって、親子が一組そこで遊んでいました。 )ををーかっこいいー とどきどきしながら写真を撮りました。 あそこではなにを作っているんだろう。 

 

 そして、次の快速に乗って博多へ戻ろうと思っていたので、名残惜しくもそのビルを去ろうとして、キャリーバッグをよいしょと持ち上げたとき、伸び縮みしないほうの持ちての金具がぼろっと取れたのでした。 きょう2回目。 こんなことって・・・・ まぁ、博多や京都でとれたら交換するのもややこしいし、小倉でとれてよかったかも、と思って、さっきのお店へ戻りました。

 

 あいにく、そのキャリーバッグはひとつしかなくて、色違いのを支店から持ってこさせる、などというので、いや、もう別のでいいです、ということで、同じサイズの別のメーカーのを買うことにしました。 倍の値段だったけど、もう折れるのはいやだから、少々高くてもいいわ、とひらきなおりました。

 

 そして、ようやく在来線で博多へと向かったのでした。(明日へ続く)

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力の差

2016-09-20 22:34:07 | 日記

 このあいだ、ここにも書いたように、土曜日は塔の企画会議がありました。

 

 そこで、みんなそれぞれにいっぱいいっぱいで、「まだなんにも準備できてない」というようなことを言っていて、よかった、私だけじゃなかった、と思っていたのでした。

 

 1年分の塔ってあんまり早くから読むと忘れちゃうから、ぎりぎりでいいんですよー3日くらいで読めますよーという励ましをもらって、そうよねぇ、ぎりぎりでいいんだよねぇと安心していました。きのうは真剣に読み続け、ようやく6ケ月分を読んだところで、ぐたーっとなりました。

 

 きょうは仕事から帰ってきてから、だらだらしてしまって、まだあとの6ケ月分が読めていません。(泣)

 

 とりあえず明日は博多です。

 

 博多から帰ってきたら、少しは時間ができるので、「いっぱいいっぱい」だといっていた人の作業を「手伝うよ」と言っていたのに、なんと、さっき、メールが届いて、もう私が手伝えるところまできたという。 え、まだまだかかりそうなんじゃなかったの・・・・ 即、電話。

 

 「明日から博多で、作業は金曜日にしかできないけど、それじゃ遅いよね・・? 」

 「そうですねぇ」

 「それにしても、めっちゃがんばったんじゃない?」

 「そうなんですよ! きょうめっちゃがんばって、仕上げました」

 「新幹線に乗る前に中央郵便局へ寄ってもいいけど・・・」

 「いいですよ、こっちでなんとかしますから」

 

 ということで、ぜんぜん手伝えなかったのでした。 ごめんよー。 というか、みんなの「できてない」というのは、わたしの「できてない」とレベルが違うんだよなぁ。

 

 月詠草も18日にぎりぎり投函したっていったら、「今夜、作ります」っていう。 「1首もできてないんです」「え、まにあうの?」「いつもこんな感じですから」

 

 どんな感じよー。 いろいろやらなくちゃいけないのに。 博多の駅からホテルに行けるかどうかが一番心配・・・・

 

 息子に「ICレコーダーってさ、電源どこ?」ってきいたら、「眼鏡かけたら? それから説明する」と即答され・・・ ごもっとも。

 

 ほんとに大丈夫なんだろうか。

 

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方舟、私の道草

2016-09-19 19:09:25 | 日記

 朝から塔を読んでいます。

 

 きのうから息子は旅に出ているので、クーラーがよくきく息子の部屋に塔を積んで、読み返していました。 

 

 すでに読んでいる頁は読み返し、読み飛ばしていた(読んだかもしれないけど忘れていた)頁をかなりじっくり。

 

 今回おもしろいと思ったのは、会員から寄せられるエッセイ欄「方舟」と、「私の道草」「一首評」。 普段の歌にはでてこない個性や暮らし、旅先での出来事などが「方舟」には書かれていて、涙を流すほど笑ったり、しんみりしたり。 「私の道草」は短歌以外の趣味とかのんびりしたいときにいく場所とか、「道草」を書く頁で、ここも楽しい。「一首評」は見過ごしていたいい歌に出会えるのがいいところ。

 

 なにより、のびのびと書かれた文章というのは、読む方も解放される気がします。

 

 吟行会で競馬場へ行ったときの詳細、琵琶湖一周電車の旅でのこと、全国大会のオプショナルツアーのために看板を設置されたというびっくりするような話、妻と娘で計画していた旅行が娘が行けなくなってヨガツアーに参加された男性の話、旅先でのタクシーの運転手さんとのやりとり、亡くなった方との思い出、それぞれにいきいきとしていて、私もこういう吟行会行ってみたいなぁとか、あの人がヨガツアー・・・ といろいろ思いながら楽しみました。

 

 塔を持っておられる人、ぜひ「方舟」の再読をおすすめします。 きっと見逃しているおもしろいことに出会えると思います。

 

 まだ、あと6冊あるのですが、ちょっと休憩でした。

 

 

 

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