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いつでも君のこと好きだったよ

博多(どきどきの旅)2

2016-09-23 21:21:21 | 日記

 そして、ホテルに着いたのが17時ごろ。

 

 新幹線の中で10時すぎに柿の葉寿司を食べたきりだったので、もうお腹がすいていました。 夜は博多の中洲中央通りの博多ラーメン店「一双」さんで博多ラーメンを食べようと決めていました。

 

 でも、絶対地図を見ても迷うとわかっていたので、フロントで地図をだして、「一双さんっていう博多ラーメンのお店へ行きたいんですけど、目印になるポイントをまじえて教えてください」と言ったら、とても親切に、「このホテルの反対側の出口が、この通りになるんですね、そこから橋を渡って、ずっとまっすぐ行ったらミスタードーナツがあるんで、そこを右に曲がって、どんどんまっすぐ行くと、この賑やかな通りの終わりのとこらへんにありますよ」

 

 もうちょっと丁寧な言葉遣いだったと思いますが、とてもわかりやすく教えてくれたのでした。

 

 「ありがとうございます、行ってみます」 と張り切って言うと、

 「ただ、ここのお店、夜遅くからの開店だったと思いますが」 と言われて、プリントアウトしてきたお店情報を確認すると、「19時オープン」と書いてありました。

 

 ちぇ。 もうお腹はラーメン食べる気満々になっていたのになぁ。 

 

 仕方なく部屋へ戻って、まだ読めていなかった塔2冊を読み始めました。 あまりにもお腹がすいたので、ポットでお湯をわかして、持ってきたコーンスープを飲むことにしました。 この日、シングルルームが満室で、運よくツインに泊めてもらえたので、マグカップも2個あるし。 ただ、スプーンがなかった・・・ 混ぜないとおいしくないし。

 

 そうだ、歯ブラシが2本あるから、1本はマドラーとして使おう。 どうせ口に入れるものなんだし、きっと大丈夫。

 

 ちょっと抵抗がありましたが、コーンスープの入ったマグカップを歯ブラシで混ぜ、まぁ、なんとかほっこりしたのでした。 それから本を読んでいるうちにすぐに時間が経って、気が付いたら18時45分になっていました。さあ、出掛けよう。

 

 外へ出ると、もうどっぷりと夜でした。 こんなに賑やかな場所にこのホテルってあったんだなぁと思うほど賑やかで、前に流れている川にかかった橋を、会社帰りの人などが行き来していました。観光客もときどきいました。 

 

 それで、教えてもらったとおりに歩いて行くと、中洲中央通りはすぐにわかりました。 雰囲気は大阪のミナミのよう。 飲み屋街が続いていて、「朝までOK」とか、呼び込みのお兄さんとかお姉さんとか。 そんな中を布バッグを持ってぶらぶら散歩している私はちょっと場違いでしたが、とても派手な花屋さんとか、衣裳とか、おもしろいなと思いつつ、ラーメン屋さんを探しました。

 

 あれ、と思ったら、もうその通りは次の大通りと交差していました。  終わりのほうにあるってきいたんだけどなぁ。 川のほうへ向かって歩いてみましたが、このままではホテルのほうに帰ってしまう。 せっかく来たんだから、あきらめてはいけない。 そう思いなおして、もういちど中洲中央通りを逆方向に歩き始めました。

 

 さっきはまだ開店前だったので、気づかなかったのでしょうか。 反対からみたら、すぐにわかりました。 前にお客さんが3人並んでいました。 やった、ここだ。と私も続いて並びました。

 

 19時。 お店の若い子がのれんを持って戸口から現れて、のれんをかけてまたお店に入っていきました。 大阪人はここで(商売人なら、いくら流行っているお店でも、おまたせしていますとか、おまたせしました、とかお待ちいただいてすみませんとか、なんかあるやろ)と、ちょっと思いました。

 

 お店の中へ案内されて。 入口に食券販売機がありました。 食券! 意外だ。 写真とかメニューなしでいきなり食券・・・ ええと。 とりあえずノーマルでいこう、と「ラーメン」のボタンを押しました。 600円。 安い。 トッピングのボタンがあって、チャーシューとか海苔とかあったようだったけれど、もともと普通のを知らないから、なんにものってなかったらあとで追加しようと思いました。

 

 食券を手渡したとき、「麺の堅さはどうしましょう」ときかれて、麺の堅さが選べるのね、と思いながら、「普通で」と答えていました。あまりにも不意打ちな質問だったので。 だいたい、どういう堅さが普通なのかもわかりません。

 

 ラーメンが運ばれてきました。 チャーシュー、海苔、葱がすでにのっています。 しかも、ピリ辛高菜と生姜のツボがテーブルに置いてあって、自由にトッピングしていいみたい。 をを、これはいいな。 スープをひとくち。 出汁がきいていておいしいスープです。麺は細くてスープにぴったり。 確かにおいしい。 

 

 満足してお店をでて、歓楽街を通り抜け、あとはホテルに入ってひたすら読書。 ゆっくりお風呂につかって、あがったらまた読書。 

 

 24時就寝。 (明日へつづく)

 

コメント
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