きのうは盛りだくさんの日だった。コロナで開催が見合されていた、かやぶき音楽堂でのコンサート。久しぶりに妹と行く。同じ京都といっても、自宅から電車で2時間くらいかかる、南丹市の胡麻駅から徒歩15分のかやぶき音楽堂。西洋タンポポ、昼咲月見草、フランスギク、アカツメクサなど、野の花が群れて咲く道を田んぼに沿って歩く。
トンビが電柱に止まっていたり、カエルの声がきこえたり、雉が鳴いていたり。自然を満喫しながらホールまでを楽しんだ。
いままではピアノの連弾を中心にしたコンサートだったけれど、今回は母娘でのピアノとバイオリンで、バイオリンもいいなぁと思った。私と妹は2階に座って、上から眺めていた。春らしいプログラムで、なかでも心に響いたのがシルヴェストロフというウクライナの作曲家による「瞬間のメロディ」。少し悲しい感じで、思わず泣いてしまった。
かやぶき音楽堂の外に竹林があって、曲にあわせるように、黄色い竹の葉っぱが流れていく。少しずつ、変わっていくというのはとても自然なことなんだと思った。同じように見えても、時間は流れている。
コンサートのあとに胡麻駅の近くでランチ。そのあと京都駅で15時くらいになったのでお茶。やっぱり音楽とスイーツは心にいつもやさしい。しばらくおしゃべりしたあと、伊勢丹で買い物をして別れる。
私は夜の部。「てらこや送別会」に参加。てらこやさんというのは、神楽岡歌会が終わったあとにみんなで寄る居酒屋。個性的な店内で、居心地がよく、気に入っていたのだけど、移転することになったらしい。もう歌会のあとには行けないねということで、お別れ飲み会が催された。私は家が遠くて、いつも1時間すこしで先に帰るので、きのうは18時から21時までおいしいものをたくさんいただいた。参加者は10名。短歌の濃い話もでて、楽しかった。
実は、息子がまたその日に急に来ることになって、帰宅したらケーキがあった。めちゃおいしそうvで、結構おなかはいっぱいだったけど、おいしく食べた。ありがとう。ああ、ちょっと食べすぎなこのごろ。
6月からは少し減らしていかなくちゃ。