今年最後のあなたを読む会。
コロナでお休みした月もあったけれど、なんとか第69回まで開催できた。きょうはお休みの方が1名あったので、ゲストにIさんに来ていただいた。急なお誘いだったのにもかかわらず、ちゃんと15首をだしてくださった。
連作17首、17首、15首、15首、10+13首。を順に読んでいく。
ゲストの方が入ることにより、私たちのなかの暗黙の了解みたいなところに気づいたり、いいと思うところ、思わないところ、いろいろ新鮮なコメントがきけてよかった。やはりたまにはゲストに入ってもらうと活性化していいなと思った。
Iさんの連作も考えるところの多い連作で、放火事件を連想させながら深いところを詠んでおられた。ほかのひとの連作には小説をモチーフにしたものもあったけれど、事件でも小説でも自分なりの深い地点まで掘り下げて作品にしないとうまく伝わらない。説明になったり輪郭をなぞるだけでは短歌にすると弱くなる。だからよけいにハードルがあがって難しい、ということを再確認した。
みなさん、どうもお疲れさまでした。