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いつでも君のこと好きだったよ

メダカ第五期生くる

2021-08-24 10:23:29 | 日記

 数年前からメダカを飼っていた。4回くらい買ってきたりもらってきたりして、楽しんでいたのだけど、とうとうこの夏の初めごろに最後の2匹が死んでしまって、もう飼うのはよそう、と思った。

 

 ずっと、流れていた水の音が止んで、リビングはとても静かになった。

 

 メダカがくるまえに戻っただけなのに、しいんとしている。

 

 息子がひさしぶりに来たときに「なんか、水槽からの音もなくなって、寂しいな。また飼ったら」と言っていて、少しまた飼いたい気持ちが湧いてきていた。

 

 会社の元同僚がいま同じフロアの会社に勤めていて、ときどき廊下やトイレで出会う。そのひとの姪っこさんがメダカを増やすのが得意で、いま100匹くらいはいる、という。実はうちのメダカの第4期生はそこからもらったのだった。いま一匹もいないことをいうと、「またもらってきてあげるわ」といって、きのう、廊下で受け渡しが行われた。

 

 ペットボトルに入っているとてもちいさいメダカ。ちいさすぎて数がかぞえられないけれど20匹はいる。午後、私のデスクの隅っこにおいて過ごした。仕事をしながらふっと目線をずらすと、回り灯籠みたいにメダカがくるくる泳いでいる。ああ、かわいいな、やっぱり。

 

   

      こんな感じ。

 

 帰りは横向きにならないように、サブバッグにペットボトルを入れて、ゆるゆる運んだ。地下鉄に乗り、近鉄に乗り換える。わたし、いま、このサブバッグのなかに20以上の命の入った水をもってるんだ、と思うと、テロリストみたいな気持ちになってきて(メダカなんだけど)、不必要な緊張感にどきどきした。

 

 帰宅後、このあいだ私の実家の庭にころがっていたプラスチックの池にメダカを放そうと思う。一度、ちいさめの水槽にペットボトルの水を入れると、みんなちいさい。エサと同じくらいのやら、メダカかな、とおもうくらいのもの、完全にメダカだ、とわかるもの。3段階くらいいる。年少、年中、年長さんという感じ。それで、そこから大きめの年長さんを10匹掬い、池に放った。

 

  

  メダカの新しいおうち。(水度坂10用)

 

 あとのはちいさすぎるので、家のなかの小さめの水槽で飼うことにする。

 

 第五期生。ようこそ。外の池に入ったのは「水度坂10」と名付けた。水度坂(みとざか)というのは近くの神社の参道の坂の名前。なまえもメダカにぴったりじゃない! 今朝も起きてすぐ外の水度坂10の様子を見に行く。元気に泳いでいる。家のなかのちいさいのもみんな元気。ふふん。

 

 こうして、またメダカ暮らしが始まったのだった。

 

 

 

 

コメント
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