ほよほよさんぽみちNEW

いつでも君のこと好きだったよ

笠置山 山城歌会吟行会

2017-12-01 22:51:03 | 日記

 短歌の行事が続きます。

 

 きのうは仕事の帰りにあなたを読む会。21時までびっちり(声をからすほど)批評をしあったのち散会。

 

 きょうは山城歌会の吟行会でした。毎年、宇治周辺の紅葉を見に行くのですが、今年はたまには遠出をしましょうということで、笠置山へいきました。うちからは車で1時間ほどですが、電車でくるひとは、何度も乗り換えるため、7時に家を出た、というひともありました。

 

 藤田号には私を含めて5名が乗車。城陽駅を9時に出発して、集合の笠置駅には10時2分に着きました。驚いたのはすでに私たち5名以外は全員笠置駅にすでに到着されていたこと。参加者は11名。歌会&昼食会場の松本亭のバスに迎えに来てもらいました。笠置山の頂上付近には笠置寺があり、10時すぎから12時まで自由散策。

 

 体力のあるひとは、岩山をよじ登りながらいく巨石めぐり40分コース、正月堂、麿崖仏見物のみの20分コース、ほっこりお茶をしながら松本亭に残る人、など好きなコースを自分のペースで過ごしました。私はずっと前に一度巨石めぐりをしたことがあって、かなりハードだったので、今回は20分コース&もみじ公園くらいにしようかな、と考えていました。

 

 女性数人で、ちょっとだけ巨石をみて引き返そう、と話し合っていたところ、黒住ご夫妻がどんどん先へいかれるではないですか。すごい健脚。巨石めぐりコースをいかれるもよう。私たちがしんどいとかいって引き返している場合ではない、と思って、ついていくことにしました。

 

 前回はひたすら前へ前へ(人も多かったので)、追い立てられるように進んだ記憶があったのですが、今回は人が少なく、観光客は数人とすれ違う程度。ゆっくり楽しむことができました。麿崖仏も前回は前を通った、という程度でしたが、今回はみなさんが、すごい!、1300年前にこんなに大きな岩に仏様を彫られたんですねぇとかいいながら見学されていて、やっぱりいっしょに行く人によってまったく印象が違うなぁと思いました。(前回は夫と登りました)

 

 しかも、「触らないで」などという札もなく、仏の岩に触れたり、頬をあてたりして、とても近しい気がしました。なんだかありがたい感じ。

 

 それから巨石のすきまをくぐる「胎内めぐり」をしたり、「ゆるぎ石」をゆらしたり、植物の名前をきいたり。ほんとうに歩きながら笑いながら、あっというまの40分でした。

 

 期待していたもみじ公園の紅葉はもうすでに全部散ってしまっていて、紅葉の絨毯になっていました。やはりここは高い場所にあるので、紅葉も早いようです。

 

 私がちょっとがっかりしていたら、みなさんが、「散り敷いている紅葉もきれいですよ」とか「向いの山の葉をおとしたばかりの樹々がふんわりやさしい風情ですね」とかいってくださったので、人も少ないし、楽しかったからよかったかな、と思えてきました。

 

 12時から雉や鹿のお料理を食べて、13時から歌会。 まったく気がついていないものを詠まれると、ちょっと悔しい。逆に私がきいていた遠い木津川の水の音を他の人も歌にされていて、ああ、歩きながら同じ音を感じておられたんだなぁと思ったり。

 

 14時半くらいにまたマイクロバスで下山し、駅近くでお茶を飲んで、今回は私は温泉には入らずに帰りました。

 

 やっぱり吟行会はいいなぁ。 もうつぎの桜の話がでていました。

 

 

コメント
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