ビアンカの  GOING MY WAY ♪

昨日・・今日・・そして明日
   人生は ・・・ダバダバダ・・・

クリニックにて

2005-10-08 | weblog

先週、年に一回の誕生月の健康診断に、2ヶ月遅れで行ってきた。
そして今日、結果を聞きに再度クリニックへ。
土曜日なので待合室は混雑していたが、座る場所を確保し、次に雑誌を確保。
先週読んでいて途中だった「ミセス」9月号で、昔、装苑モデルだった入江美樹の、〈小澤ヴェラの新しき楽章〉と言う記事を探す。
指揮者、小澤征爾と結婚後、このロシアンハーフの美人モデルはピタッと表に出なくなった。といっても、私も14年間、日本を留守にしていたから、久々のヴェラのご登場に胸が躍った。
そのページに行き着くまで、雑誌をパラパラと捲っていると、こんなコマーシャルフレーズが、クラシカルなチェアーと共に、目に留まる。

   何も観ない
      何もしない
         何も考えない
            贅沢な時間

う~~ん・・・しばらくの間、考えてしまった。>>><<<
そんな時間って、本当に存在するのだろうか?
何も考えない!と考えた時、すでに考える事を始めている。
ハンモックの上で、何もせずにゆ~らゆらと揺られている時でも、
土いじりをしながら、気持ちよく大空を見上げる時でも、
トントン拍子に事が運び、満面の笑みを浮かべている時でも、
旅先で、せねばならぬ事からぜ~んぶ解放されている時でも、
私は、何かをして、何かを見ている。そして小さなことを沢山
思い描いている気がする。
そういったことの無い、「贅沢な時間」とは、私が「恍惚の人」になった時?
和光》のコピーライターさん、一所懸命考えたんだよね。

あぁ、こんなこと言っているとくたびれちゃう。

ところで、今年30周年を迎える「THE GINZA」が、ヴェラさんとコラボレーションして、
THE GINZA BY Ms. VERAというブランドを発売するそうだ。 
ウッヒャ~お高そう~! でも、勿論行きますよ、見に。

そうそう、biancaの検診の結果は、(誰もきょーみないでしょうが)
問題のコレステロール値は、る薬を飲んでから10もった。
数年前は300突破したのに、230にまでなり、薬を飲み始めてから上がるなんてね。
そういう体質って事だそうで悪玉が少ないからいいんですって。
血圧は正常範囲。以前、150を越えたとき、即座に降圧剤を勧められ、断った。
それから医者を変え、飲まずに済んでいる。
たった一回の検査で、数値が高かったからと言って薬を出されていたらたまらない。
薬でボケてしまうよ。 
血液は、貧血の反対で、水分を多く取るよう言われた。
自分の体のなかを濃~い血液がどくどくと流れているのかぁ。
娘はそういえば毎朝、水を飲んでいるが、私もそのくらいの努力は惜しまずに
しなくちゃ、早々と恍惚の人になっちまうよ~~







お昼のおさんぽ

2005-10-06 | weblog

この眺めは、私の職場から歩いて5分ほどの所です。
今日は仕事が内勤だけでしたので、お昼は駅のそばで済ませ、
カメラ付きケータイを持って近くをお散歩しました。
駅前の大きな2つのNECビルの後ろ手に回ると、こんな景色となります。
東京駅から10分間電車に乗れば着きます。
きのせいか、きの香りが漂ってきます。
千石橋を渡っていると、左側に大きな場違いのような看板が見えます。
渡り切った橋の袂には、下手だか上手いのだかわからない落書きが。
物好きな私はその看板のある建物のほうへ・・・
ガードマンのような男の子が立っていたので 「ここは何ですか?」
「はい、ここはライブハウス"ageHa”です。」
ウ~ン・・・こんな所にまで昼の顔と夜の顔があるとはねぇ。

お店の名前を聞くと、なんだか聞き覚えがある・・なんだろな~~。
家に帰ってパソコンに向かい、お気に入りから「ブログの編集」を開けようとして気がついた。
そうだ、そうだ。誰が入れたのか、お気に入りで目にしていたんだ

さ~て、ここはどこでしょう?

  NECの裏  

  
  千石橋の左手                         橋の袂 


 失礼、失礼。答えは簡単過ぎましたね。そーです、その通りです。


リトリロのおばかさん

2005-10-04 | art/exhibit/museum

今日は息子は夜勤、娘は夕食はいらないとのことで、夜は2人分を用意するだけ。ちょっと気が楽になり、仕事の後に「モーリス・ユトリロ展」を見に島屋まで行くことにした。
お洋服も、バッグも靴も、ずっと買っていないので、こっちのほうも見たいのは山々だが、両方は無理。
6時近くだと会場は空いていて、仕事帰りや画学生風の人たちが多い気がする。
今回は没後50年にあたり、〈白の時代〉の作品を中心に80数点が展観されている。どんよりした空と、抑えた色彩のモンマルトルの風景画は、誰もが見覚えがあると思う。この憂愁感はどうも日本人好みのようだ。父親は不明、母親は恋多き奔放な女性で、ドガ、ルノアール、ロートレックなどのモデルとしても名高かった画家シュザンヌ・ヴァラドン。貧しい洗濯女の私生児として生まれている。
すいているので人に押されることなく、説明文もきちんと読みながら見ていくと、その絵画よりも、彼の生き様に呆気にとられた。中学生のときから、寂しさゆえかアルコールに手を出し、アル中となっていく。(リットル単位でお酒を飲むのでリトリロとも言われたそうだ。)精神病院へ何回も入退院を繰り返し、泥酔すると暴れるので、監禁状態で風景写真の絵葉書を見ながら、全くの独学で絵を描き始めた。絵が評価されてきても、アルコール代のために、二束三文で手放してしまう。
それを見かねた義父(なんと、ユトリロよりも若いのだ!)がマネジャーを買って出て、ユトリロを金蔓とし、絵画製造機械の如くに数多く描かせ、自分達は贅沢三昧の生活をしていたのだ。50代でリュシーと結婚したが、彼女にまで操られてしまっている。
「パリの思い出として、何か一つを持って行かなければならないとしたら何にするか」と聞かれた時、ユトリロは即座に「漆喰」と答えた。
それは、孤独な少年は学校の帰り道に、漆喰の壁にいたずら書きをしたり、落ちた漆喰の断片で遊び、漆喰が唯一の心の通う友達のような物だったから。
建物の漆喰の壁を描出するためには、様々な材料を使用しこだわった。
女性観では、母親のヴァラドンとジャンヌ・ダルク以外の女性には嫌悪感を持っていたともいう。
知れば知るほど古いフランス映画をみているようで、もし、彼がアルコール依存症でなければ、又別のドラマが展開されていただろうと想像してしまう。
解説にはこう書かれている。

彼は本当に風景画家なのだろうか?
自らの孤独を紛らわすもの、自らの孤独を慰めるもの、自らの魂が息づく場所。
ユトリロの絵画、それは風景画ではなく、魂の肖像画である。

リトリロのおばかさん!

         

映画は幕を下ろし、私は現実の世界へ・・・。
デパ地下で2人分のお惣菜を買い、彼へ「今から帰るメール」をし、屋上駐車場にいくと小雨が降っていた。
 ― 姉上様、タダ券を有難うございました。 ―
(☆モーリス・ユトリロ展は10月10日まで日本橋高島屋で開催されています。)


TIN WORKS

2005-10-01 | art/exhibit/museum

メトロミニッツ を読んでいて見つけたカワイイ作品。

                      

リサイクルの空き缶やお菓子の型、廃材などを利用してこんなにユニークなものを作っている人は、
ロンドン在住のアーティスト、ルーシー・カーソンさん、44歳。
この金曜日まで、一週間だけの展示とのことで、仕事がフリーな時に表参道のギャラリー「Dee's Hall」 へすっ飛んで行った。
〈metro min.〉の
 Carryちゃんが運んでくれた小さな情報だったが、期待していた以上のユウモア溢れる作品の数々だ。
TIN(ブリキの缶)が又、多様で、どんなブリキの製品を、一体どのように切り取って、着色したのはどの部分なのだろう・・と、想像を掻き立てる。
足や手先の細かい部分にまで、彼女の持つ独特のセンスが表現されている。
ケータイで撮って来たかったが、「それは~ちょっと~」と言われてしまう。
(聞かなきゃ良かったッ!)
カシャッと音の鳴らないケータイカメラってないのかしら・・・と本気で思ったほど、かわゆくてこの空間でず~っと遊んでいたかったよーー。
後ろ髪を惹かれる思いでギャラリーをあとにし、近くにある「べにや民藝店」を覘く。
買う目的はなかったが、つい便箋と封筒を買ってしまった。
最近はめっきり手紙も書かなくなったというのに、誰に書くんだろうね。

           
 
   久しぶりに青山の裏道を散策した。      

今日のランチは《des pres cafe》。ブティック《DES PRESデプレの2階の狭い空間だが、
お昼のランチセット(飲物、デザート付き)でなんと、¥893!
帰り道はフラワーショップ「Country Harvest」をのぞき、南青山プラースのArrivee et Departアリヴェ デ パール という雑貨屋さんで、型のどら焼きを、覘いたついでに
つい買ってしまう。
大好きなケーキ屋「Quil fait bonキルフェボン もご近所にあり、ショーウィンドウを目に収めてご満悦。
この近辺は、レストラン、ショップ、美容院すべてが横文字の世界で、???読めませ~ん。
でもパリに行ったつもりになれば・・・まだ日本語が通じますネ。