ビアンカの  GOING MY WAY ♪

昨日・・今日・・そして明日
   人生は ・・・ダバダバダ・・・

アリベデルチ トリノ

2006-02-27 | weblog

 

夕食後、突然パパが ハーブ・アルパーツ・ティファナブラスの「蜜の味」をかけ始めました。おっ、久しぶり。でもどうしちゃったの、パパ?
パパッ、パパパッ、パパパ~~ッパ~ァ♪とつい口ずさんでしまいます。こっちの気分が乗ったところで、なぜか今度は
アンドレア・ボチェッリのCDにすり替え、「トゥーランドット」をさらに大きな音でかけ始めたのです。

  Nessun dorma!                  何人も眠ってはならぬ、         
  Nessun dorma!           何人も眠ってはならぬか!
  Tu pur, o Princepessa      やはりあなた自身も、姫よ!
   nella tua fredda stanza      あなたの冷たい部屋で
  guardi le sstelle・・・・        星をご覧であろう・・・・

ボチェッリは、彼のお気に入りで、よくかけているので私も曲名も知らずにハモったり(唸ったり?)していますが、私たちの交わしている会話によって、彼はそれに合うBGMを探してはかける、というか、聴かせるのがお好きなよう。

「トゥーランドット」は女子フィギュアスケートの金メダリスト、荒川静香選手の演技で一躍その歌劇のストーリーを日本全国に知らしめましたが、私にとって、「トゥーランドット」といえば、アークヒルズにあるチャイニーズレストラン。世代の違う若~い従弟のウェディングパーティーがそこで行われたので、忘れはしません。アークヒルズの駐車場から一階に入ると広々した吹き抜けの場所にスターバックスがありますそこからコーヒーの香りが満ち溢れて、とても好感の持てる場所だな、というのがファースト インプレッション。

トリノ冬季五輪も、やっと日本が金メダルを一つ獲得して、その興奮冷め遣らぬ中で幕を閉じました。メダルなど、とっても取らなくてもどっちでもいいや、と思っていたのですが、しなやかで華麗な演技と喜びいっぱいの受賞者の表情を見ているうちに、よかったなぁ~!と熱い気持ちになりました。「イナバウアー」すごーくかっこいい。
メダルに関係ない選手たち、例えばフォンターナ選手なんか実に楽しそうで、そういう心の余裕って、見ていて気持ちがいい。“オリンピック” はこうでなくちゃね。
今回の冬季五輪はニュース程度でしか見ていなかったので全体の様子はイマイチわかりません。
ただ、私が中二の時に初めて英語で文通を始めた相手が、トリノに住んでいたイタリア人のLUCIANA(ルチャーナ)でしたので、今回のトリノ冬季五輪は気持ちの上ではチョッと特別でした。
彼女は結婚後ミラノに移りましたが、文通は私がブラジルに行っていた間も続き、やっとこさの拙い英文で手紙を送ると、便箋の裏表にびっしりと、何枚も書いてよこしたものです。お互い結婚して、子育てをして、話題が込み入ってきて、私の英語力では書きたいことが書けなくなった頃から(私のせいで)クリスマスカードの交換だけになって今日に至っています。
LUCIANAはミラノの高校で英語の先生をしているから、太刀打ちできないのは仕方ないとしても、勉強をしないと進歩ってしないものですね。

この五輪がきっかけで、いつもカードに「あなたからの手紙、いつになったら届くことやら。待ちくたびれたわ」と書いてくる彼女と、再度文通できるようになるかしら?
  いや、だめだ~!

さてと、次回は4年後のバンクーバー大会。
私はいったいいくつになるやら、トホホ・・・


 


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4 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
かっこいいィ~ (poppy)
2006-02-28 10:31:05
トゥーランドットすっかり有名になりましたね

ご主人様そのずーっと前からのお気に入りなんて

お二人でを飲みながら??音楽を聞いてるなんていいな~
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深い思いのトリノですね (netton)
2006-02-28 21:49:39
深夜のオリンピックを観ていると言ったら、「メダルの取れないオリンピックなんて熱が入らない」と言った知人がいたけど、そうではないですよね

金メダルの荒川選手っだけでなくオリンピックに参加した皆さんの心に金メダルが輝いてると思います。

トリノにお友達がいるbiancaさんなら尚更思いは深いでしょうね

そして、ご主人様ステキ!!

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ルチャーナさん (ネイビー)
2006-02-28 23:09:33
 英語が好きで英語の先生になっちゃったんですね。

でも英語の先生になれたのは、biancaさんとの

文通がきっかけになったのではありませんか?

外国の人って結構2~3カ国語話せますよね。オリンピック見ていても、ロシア人なのに・・・イタリア人なのに・・・選手が英語で受け答えしていたりして。
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シニョーラス!? (bianca)
2006-03-01 23:12:46
poppyさん

でもねぇ~、年中BGMがオン状態だとくたびれるわ。私は風の音とか、虫の音、よそのお宅から漏れてくる子供を叱る声とか、静寂だからこそ聞ける音も好きなんです。勿論、音楽、ダ~イ好きですけれどね。



nettonさん

特にスポーツをやっていないからこんな風に思うのかもしれませんが、2位や3位を悔しがるっていうことが解らないの。お国の代表だけでもすごい事なのに、世界と戦って、何千分の一秒の差で負けて2位になって悔しいことって、何ナノかな。オリンピックだけは、その目的を、五輪の和の交流であってほしいですね。

主人?ワハハハ・・音楽だけで辛うじて繋がっている仲だったりして!



ネイビーさん

私の影響だなんて、とんでもないです。彼女はインド人やカナダ人とか、他の外国人とも沢山文通をしていた方なの。21才の時にミラノで一度だけ、会ったことあるのよ。彼女のお父様も来てくれて、有名な魚料理のお店でご馳走になったりしてね。私、何を英語で話していたのかしら?恥ずかしい!ネイビーさんの仰るとおり、あちらの言語って、似通っているのよね。ラテン系の言語同士だと、習わなくても意味が解るんです。日本語はそうは行かないですね。

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