回覧板をかかえ、マンションの廊下に出たときに見たお月様。
これが今年三回目という、「スーパームーン」。
前日の8日は「中秋の名月」だったのに生憎の雨天だった。
今朝のテニス全米決勝では、錦織圭は敗れたものの、
アジア男子としては初めての4大大会シングルス決勝進出を果たした。
最後まであきらめない前向きな姿勢がジョコビッチをも破り、
だれにも負ける気がしない、と思える強い精神力を培ったのだろう。
す・ば・ら・し・い!!
優勝したクロアチアのチリッチも同様だ。
彼も初優勝に「信じられない!」気持ちだったそうだ。
彼自身、「不思議なくらい突然強くなった」、と言っている。
ここ数年は伸び悩んでいたチリッチ。
「結果のことばかり考え、コートに立つのが楽しくなかった」。
そこで発想を転換し、
「テニスを楽しむ原点に戻ったら、リラックスできて結果もともなってきた」。
(新聞記事より)
ブログが楽しくなくなってきたときなどにもよく考えるのだけど、
初めてマイブログを作ったときのあの喜びやワクワク感って一体
何だったのだろう?誰かに読んでもらいたい、見てもらいたい、というより
純粋に、ただ思ったことを書きたくてたまらなかったはずだ。
好きだった写真だって、ただ撮るのではなく、それを記事と共に投稿できる!
その作業が大好きだった筈だった。
古いコンデジで夜空は上手く撮れないが、見とれるほどの美しいお月様。
いや、もしかして、お月様が私のほうを覗き見しているのかもしれない。
雲間に隠れたり、躍り出てきたりして。
月は確かに一つだけ。後ろにもう一つだなんて小説だけのこと。
ほんとうに一つだけ?・・・ほんとうに?
月と地球の距離が近く、普通より大きく見えるというスーパームーン。
お月様を見ていると、地球の各地で起きている紛争という紛争が
実にくだらなく思えてくる。「イスラム国」の無秩序ぶりはいったい何だ。
先日レンタルで見た「ルワンダの涙」。
見終わったあと、しばし動けなかった。動きたくなかった。
固まっていないと救いようがない気がした。
同じお月様を、世界中の人々が見上げているのに、
時代が移り変わっても人間の愚かな行為は繰り返されている。
でもやっぱり・・・世の中、
ポシティブシンキングで行かなけりゃやっていられない。
次回のスーパームーンは、9月28日に見られるとのことです。