ビアンカの  GOING MY WAY ♪

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   人生は ・・・ダバダバダ・・・

7 de Setembroの代々木公園

2008-09-11 | brasil
 人の輪の中心からサンバが流れています
                                    クリックしてね)
代々木公園が広いのは知っていたけど、久しぶりだとこっちもその分年は増えているし、
同じ距離を歩いても疲れ方が違うのです。休日はいつでもこんな風なのでしょうか、目的の
場所に着くまでに、あちこちで生の演奏が聴けました。ロックあり、打楽器ありで、皆上手!
   Photo        
ジョルジュ・ベンジョールがお目当てだった
「ブラジル・フェスティバル」に行って来ました。
ブラジルの独立記念日である9月7日前後に行われるようになったこのフェスティバルも今年3回目を迎えました。・・・って、あとで知ったのでPhotoすが、このイベントのこと、実は娘に
教えてもらったのです。
ジョルジュ・ベンなら知ってるけど、ベンジョールなんて知らないわ、からの会話でしたが、同一人物でした!大勢の人がひときわ目立つカナリアイエローを中心とした色を身に付けており、国際色豊かな顔ぶれが、こんな大規模なイベントをちゃんと知っていて集まってくるということに驚きました。

Photoブラジル関係者が多いので食のほうも充実していて、どこも長い列ができています。
左の若者が口にしているのはパステス
懐かしくて、余りにもおいしそうだったので、声をかけました。「パステス」を撮りたい、と言ったら、このとおりのポーズで決めてくれましたよ。Photo

うゎ~、美味しそうなジュース!マンゴージュースかしら?声を掛けたら彼女たちもサッとポーズをとってくれました。トロピカルジュースですって。日系何世かしら、みなさん愛嬌がよくてとっても気さく。もっと声を掛けたかったすてきな人が大勢いましたが、いくら私がおばさんだって、やはり勇気が要るんですよ。

   
       
Photo頭に巻いているのはお馴染みブラジル国旗の絵柄です。好んで国旗を纏うんです。日本だったらたぶん右翼に間違えられそう。国旗に自信のある人種っていいな。理屈ぬきなんですよ。国を愛する気持ちを体からごく当り前に発しているんです。Photoシュラスコあり、フェイジョアーダあり、カイピリーニャほか色々あり。ブラジル関係者とサンバ愛好者が全国から勢ぞろいしたようなフェスタを最後に締めくくったのは、我らがジョルジュ・ベンジョール。

野外ステージの周りは人で埋め尽くされ、近寄れません。声だけはハッキリと聴きとれたので、マシュ・ヶ・ナーダなどの知っている曲がバンバンと流れてくるのを聴きながら体が勝手にリズムをとっています。彼のような有名人が野外のフリーコンサートに出場するなんて嘘みたいなこと。「出稼ぎ」を応援している彼の飾り気のない人柄を感じてしまいます。
Photo途中から雷の音が聞こえてきて、ポツッポツッと雨が降り出したかと思ったらあっという間に土砂降りに!!雷がすごかったので怖くなり、日傘をさして公園通りをパルコ方面に向かって駆け出しました。

Photo

 

 

 

 

 

折角のコンサート、これから最も盛り上がる時点での大雨で、さぞ残念なことだったろうな、と思いながら渋谷駅へ向かいましたが、半蔵門線が落雷の影響で大混乱。で、JRを使って帰宅しました。娘と友人は、なんと、雨の中を終わりまでいたんですよ。彼女の話では、みなずぶ濡れでもへいちゃらで聴いていたし、ベンジョールも雨をものともぜずに力強く歌い続けていたそうです。中止にならなかったのです!雷怖くなかった?と聞くと、稲光のたびに皆が大歓声をあげていたんですって!すご~い!想像しただけで鳥肌が立ってきそうな光景だぁ!と言うより事故があれば、怖いもの知らずで無謀だ、ってことになりますね。若者のずぶ濡れ姿なら、そりゃぁ見られますけど・・・。

会場内のBANCO DO BRASIL (ブラジル銀行)のテントで幸運のボンフィンリボンを右手首に結んでもらい、丸二日間のあいだ、自然に結び目がほどけるまでそのままにしていました。
                                       
                           

           
テージの上のベンジョールの姿をよく見れなかったのですが、テレビ局が録画していたようです。
その内にTVでみれるかな。ご興味がおありでしたらお暇な折、私の好きな曲の中から2つ選んでみましたので、どうぞ楽しんで下さい。
Pais Tropicalもいいし、Chove Chuvaだっていいんですけど・・・・・。

                  FILHO MARAVILHA(フィーリョ・マラヴィーリャ)
                    TAJ MAHAL(タージ・マハル)

        


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5 Comments

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国旗を纏う (かぐやひめ)
2008-09-12 23:34:57
国旗と国歌の扱いが日本のような国はほかにないでしょうね。
世界に向かって恥ずかしい限り。
オリンピックで日の丸を見たらうれしいのに。
もっと国旗も国歌も愛せるようにはならないものでしょうか。
むしろ元気に歌える国歌を新作するのもいいのではと、よその国の国歌を聞くたび思います。
それにしても、ブラジルの国旗はおしゃれで、身に纏いたくなりますね。
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お国がら? (poppy)
2008-09-14 08:35:59
すごい熱気が写真からも感じられますね

電車が止まるくらいの土砂降りの中でもコンサート続行だったなんて・・
すごいです!お嬢さん帰らずに聴いていたなんて・・・
私、雷怖いです
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Unknown (bianca)
2008-09-14 21:39:29
かぐやひめさん

本当にひめさまの仰るとおりに感じています。
これから育っていく子供たちにとって、目の色を輝かせて旗をふり、
国歌が歌える国であってほしいな、と、他の国を見て思います。
政治や歴史以前の、全く純粋な、例えば自分の親を愛するのと
同レベルでの「思い」なんですけどね。
ブラジル国旗の中には「ORDEM E PROGRESSO」という言葉が
書かれています。英語でORDER & PROGRESSってとこですね。
愛国心=国家が利用しやすい、とか、ねじ曲げることなく、
素直な思いが通じる世の中であることを願わずにいられません。


poppyさん

とっても楽しいイベントでしたよ~♪
最初の写真は道端で、何重もの輪ができた現象です。
私の大好きな曲をやっていたので中に顔を突っ込みたかったです。
ちょっと見て、ここが日本の東京の渋谷区の代々木なのか、
信じられなくなるほど国際色豊かでした。今年は日伯交流100年の年。
100年に一度の記念すべき年なんですよ。次の100年後には
もうだれも生きていないでしょう?こんな年に代々木に
足を運んで楽しめて幸せでした。一度ずぶ濡れになりながら
キャッキャッとはしゃぎたいですがもはや不可能でしょう。



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Unknown (ミサ)
2008-09-15 09:04:19
日本のお祭りとはどこか?雰囲気が違いますね
参加してる人の気持ちは万国共通と、思いますが。
楽しそうなお祭りが画像からも、伝わります。
両方聴きましたが 『FILHOMARAVILHA』が私は気に入りました。
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ミサさん (bianca)
2008-09-15 22:09:11
LOS出発を控えたお忙しい中、コメント有難うございます。
(日本からですよね?)
「FILHO MARAVILHA(素晴らしい息子」、中々いいでしょう?
本来は、FILHO(フィーリョ)の所がFIO(フィオ)でした。ジョルジュ・ベンのウィキペディアにもその経緯が一寸書かれています。
今回ブログupしたことで、ベンがベンジョールに変わったり
フィオがフィーリョに変わったことを知ったのです。FIOは元サッカー選手。ジーコのこのオフィシャルサイトの中に彼の事が少し書かれています。(http://sports.nifty.com/zico/news/entrev/entr_Fio_Maravilha.htm

ミサさん、どうかお気を付けていっていらっしゃい!!
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