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ビアンカの  GOING MY WAY ♪

昨日・・今日・・そして明日
   人生は ・・・ダバダバダ・・・

TIN WORKS

2005-10-01 | art/exhibit/museum

メトロミニッツ を読んでいて見つけたカワイイ作品。

                      

リサイクルの空き缶やお菓子の型、廃材などを利用してこんなにユニークなものを作っている人は、
ロンドン在住のアーティスト、ルーシー・カーソンさん、44歳。
この金曜日まで、一週間だけの展示とのことで、仕事がフリーな時に表参道のギャラリー「Dee's Hall」 へすっ飛んで行った。
〈metro min.〉の
 Carryちゃんが運んでくれた小さな情報だったが、期待していた以上のユウモア溢れる作品の数々だ。
TIN(ブリキの缶)が又、多様で、どんなブリキの製品を、一体どのように切り取って、着色したのはどの部分なのだろう・・と、想像を掻き立てる。
足や手先の細かい部分にまで、彼女の持つ独特のセンスが表現されている。
ケータイで撮って来たかったが、「それは~ちょっと~」と言われてしまう。
(聞かなきゃ良かったッ!)
カシャッと音の鳴らないケータイカメラってないのかしら・・・と本気で思ったほど、かわゆくてこの空間でず~っと遊んでいたかったよーー。
後ろ髪を惹かれる思いでギャラリーをあとにし、近くにある「べにや民藝店」を覘く。
買う目的はなかったが、つい便箋と封筒を買ってしまった。
最近はめっきり手紙も書かなくなったというのに、誰に書くんだろうね。

           
 
   久しぶりに青山の裏道を散策した。      

今日のランチは《des pres cafe》。ブティック《DES PRESデプレの2階の狭い空間だが、
お昼のランチセット(飲物、デザート付き)でなんと、¥893!
帰り道はフラワーショップ「Country Harvest」をのぞき、南青山プラースのArrivee et Departアリヴェ デ パール という雑貨屋さんで、型のどら焼きを、覘いたついでに
つい買ってしまう。
大好きなケーキ屋「Quil fait bonキルフェボン もご近所にあり、ショーウィンドウを目に収めてご満悦。
この近辺は、レストラン、ショップ、美容院すべてが横文字の世界で、???読めませ~ん。
でもパリに行ったつもりになれば・・・まだ日本語が通じますネ。

         



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100年も200年も持つ家具

2005-09-03 | art/exhibit/museum
矢澤金太郎指物家具展の初日には作者在廊、とのことで、ざくろ坂ギャラリー〈一穂堂〉に行って来ました。
以前コルトンプラザの、もと“銀花”サロン、「galleryらふと」の別ホールで拝見し、釘を使わないドッシリとした、無垢材の質感が活かされた作風に魅せられてしまっていたからです。
今回は金太郎ご夫妻と、初対面ながら打ち解けてお話ができ、お二人をケータイカメラに収めて来ました。とても素朴で気持ちの温かい方でした。
前もって彼のホームページで色々な情報を掴んでいたことで、以前からの知合いのような錯覚に陥ったのだと思います。
インターネットってすごい!
金太郎さんのHPは、奥様の美子さんが作成しているとか。
脱帽です。 

 ケータイからの投稿<その2>でした。
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忘れられないカメラマン

2005-08-31 | art/exhibit/museum
星野道夫さん。
8年位前に然別湖畔での氷上ミュージアム「星の物語」で
初めて知った写真家です。大自然の中での、数多くの映像の手前には、
ファインダーを覗いている星野さんが絶対的な存在感で
そこに居たんだと思うと 1枚1枚の写真が生き生きとして見えてきます。
1996年、カムチャッカ半島のクリル湖畔でヒグマに襲われてお星様と
なってから9年が経ちます。今月8日はご命日でしたね。合掌

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無言館

2005-08-17 | art/exhibit/museum
今春、東京ステーションギャラリーで、初めて「無言館」が収蔵しているたくさんの絵画と出会いました。戦場に散ってしまった画学生たちの遺作や書簡を見ていくうちに、私の心はすっかり彼らのおかれていた悲運に打ちのめされ、その絵は瞳の奥深くに焼きついてしまったのです。
この8月15日の終戦記念日に、上田市にある美術館「無言館」を訪れる機会に恵まれました。

 館主の窪島誠一郎氏は語ります。
   
  「彼らの描く絵はことごとく深い静寂につつまれている。
        この静寂を無言と解釈する事は簡単です。」   
  「しかし、無言ということからいえば、      
        無言のままで立ちすくむしかないのは、          
   今を 生きる我々のほうなのではないでしょうか」

窪島氏とともにご遺族を訪ね、絵の収集をされたのが、戦死した
同級生とともに、東京美術学校(現・芸大)で芸術に没頭していた
画家の野見山曉冶氏でした。勉強中だった画学生の、
まだ未熟な絵を集めはじめてこんな事を思ったそうです。
  
 「本当はこれが絵っていうものじゃないか。  
  彼らの絵には邪念がない。はったりもなければ、
  ひけらかすこともない、真剣に真摯に描きたい
  人間の一途さが、あの暗い時世の中に
  あったんだ という印象を受けたのです。  
  あの時代「絵描きになりたい」といったら家族みんなに
  反対され、非国民ともいわれました。
  それでも彼らは絵描きにさせてくれと叫んでいました。
  そんな状況の中で生まれた絵です。 
  私は、絵の原点がここにあるように思いはじめていました。 
  じっと彼らの絵を見つめていると何かが伝わってくる。  
  漂ってくる。彼らの“人”が見えてくる。そんな気がします。     
  青春の一途さは、何ものにも代えがたい大切なものを私たちに  
  語りかけてくるように私は思うのです。」 

コンクリートを打ちっぱなしの、薄暗い小さな美術館で、
今はいないはずの沢山のいのちが ことのほか輝いて、雄弁に
私に語りかけてくれた・・・そんな一日でした。
Comments (2)
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