うたのすけの日常

日々の単なる日記等

うたのすけの日常 後期高齢者の日めくり その188

2011-02-22 06:41:45 | 日記

       パンダのことからいろいろと

 パンダが上野にくるなんて話は、今回の話で初めて知りました。確か借り受けるのに億単位の金額が必要とかで、石原都知事は当初反対してたように聞いていました。しかしこんなにも荒れた世相です。パンダ人気に便乗した露骨な商売ッ気は感心しませんが、子供たちも喜び、大人たちも多少なりとも気が和めば結構なことであります。
 ところで小生、かみさんもそうなんですが、未だパンダの実物を見ていないのです。初めて上野に来たとき、日暮里に住んでいたのにです。どうも世間が騒ぐと反発するといいますか、あまのじゃくな性分からでしょうか、背を向けたくなるのです。ですから、大阪万博も行かず、東京タワーにも昇っていません。嫌な性分であります。
 娘は当事まだ小さいはずでしたので、行ったとは思っているのですが、今度聞いて見なければなりません。世間並みの親らしいことをしていないわけですから。困ったものです。

 パンダが上野に初めてきたとき、小生血清肝炎が悪化していて、短期間ではありましたが入院していました。ボストンバッグ一つ提げて、単身入院したのですが、後で病人らしからぬ人が入ってきたと、同室の人たちがびっくりしたといった話を聞いたりして、皆で笑ったことをおぼえております。それはともかく同室の、ご老人でしたが動物園の中か、表か今は定かではないのですが、中華料理のお店を出していた人がおりました。
 とにかく大変な人出で商売大繁盛、寝る間もない忙しさで、大いに儲けさせてもらっていますとにこにこしていました。そして家中でパンダなんて呼び捨てにはできません。パンダちゃん様々ですと大喜びでした。まさかその忙しさがたたって、過労で入院したのではないでしょうが。

 そんなわけでパンダちゃんの来日から、思いがけなく昔のことを何かと思い出されています。確か昭和の三十年代の終わりごろのことではないでしょうか。それとも四十年代に入っていましたか。とにかく懐かしさが一杯といったわけであります。