うたのすけの日常

日々の単なる日記等

うたのすけの日常 後期高齢者の日めくり その187

2011-02-20 06:42:40 | 日記

             午後から歩く

 なるたけ夜遅くまで起きていようと努力はしているのですが、その甲斐もなく八時というと、起きている気力が徐々に消えうせていきます。かみさんも同様でして、座っているとお尻が痛くなってくるとか言って蒲団に入ってしまいます。そして目をつむり、それじゃテレビ消そうかというと、聞いているからいいわよと言いながらいつの間にか眠っています。小生も負けずに九時には床に入ってしまいます。
 これで夜中に一度間違いなくトイレに起きます。そして三時か四時にトイレに行きたく目覚めるのですが、これは夜中のトイレの回数に数えません。これは小生の勝手な数え方でして、何の根拠もありません。朝のトイレと数えて、夜中にトイレに起きるのは一回と強引に決めております。まあ気休めと言えば気休めですが、以前の回数からみたら、かなり改善され、至極満足というわけには参りませんが、医者通いしている甲斐があるというものであります。
 無理に夜遅くまで起きていて、少なくとも六時まで寝ていられるように努力をすればいいのですが、それがこの習慣なかなか変えられずにいるわけです。まあ眠れずに睡眠剤の助けを借りるよりはいいかと、思ったりもしています。

 そんなわけでして昨日は昼食後、いささか眠気におそわれ手枕でうとうと、かみさんが風邪引くわよと言いながら蒲団をかけて寄こします。三十分ぐらい眠ったでしょうか、さっぱりとした気分となり、かみさんを散歩に誘います。
 「何処へ行きますか」
 「ケーズ電気に行こう、店ん中一巡してこよう」。
 時刻は四時、朝から座りっぱなしはいけません。道のりは、往復四十分ぐらいなもんでしょうか。駐車場は満杯の盛況でありまして、店内一巡、いつも思うのですが、パソコンを例にとりますと、いろいろ周辺機器が陳列されていますが、これが分からないのです。何に使うのか、どんな利便さがあるのか、要するにパソコンをより楽しむ機器であろうと推察されるのですが、皆目分からないということでして、目的があるわけでもないので、係りの人に訊いてもおそらく理解できないでしょう。そして空しくなるわけであります。

 帰りの道筋、
 「年寄り二人、何処へ行くわけでもなし、近くのお店をぶらぶら
 とは侘しいね。これで余裕でもあれば旅行にでも行くんだけど
 。もっとも余裕があっても気力体力が侭ならない状態では出
 かけても面白くないしな。」
 「よそのお年よりは毎日どうやって過ごしているのかしら」
 「まあ、いろいろだろうな。世間には病知らずで余裕があって
 、けっこう楽しく暮らしている年寄もいるんだろうさ。」
 「でもなによ、そんな人はそうそういるわけじゃなし、あたし達
 は医者通いはしているものの、まあ大病患っているわけでも
 ないし、三度三度おまんま頂けて、まあまあの暮らしじゃない
 の」
 「そうだよな、贅沢言ったらきりがない。若い時散々遊んだか
 ら良しとするか。」
 「そうよ、あなたはね。」
 「またそれを言う。あんただって結構いい思いしてきたじゃな
 いの」。

 いつものぼやきと、いつもの結論であります。