観測にまつわる問題

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何時もの見慣れた中国の屁理屈

2013-02-08 00:38:04 | 日記
中国“日本側が危機あおる”(NHKニュース 2月7日 21時53分)

>「このところ、日本側は人為的に危機をあおって緊張した状況を作り、中国のイメージをおとしめている」

開いた口が塞がらないとはこのことだ。中国がレーダーを照射したから、報道したまでであり、それが戦争に準じた行為だから、危険だと言っているだけである。日本がレーダーを照射したわけではなく、イメージが落ちたと言うなら、自業自得だ。

>「中国側の強硬な姿勢が問題なのではなく、日本側の船や航空機が中国の領海や領空を絶えず不法に行き交い、主権を侵害していることが原因だ」

日本の実効支配地域に侵入してきているのは中国であり、レーダーを照射するなど如何にも強硬だ。尖閣体当たり事件も記憶に新しいが、自分から仕掛けてきておいて、謝りもせず、人のせいにするのが中国という国だ(みんなそう思っている)。

中国が尖閣を自国領と思うなら、今のように武力に拠らず、国際世論に訴える、国際司法裁判所に訴えるなどの平和的手法もあるのであって、それをせず中国が勝手に強硬な手法を採ることまで、日本は責任をとりようがない。

「日本に元凶」中国ネットメディアが“責任転嫁”(MSN産経ニュース 2013.2.7 20:08)

>中国経済網の張捷氏は「日本は原発事故後に火力発電所やゴミ焼却施設から有害な排気が増えた」と主張。

阿呆か確かにCO2排出は増え、若干空気が汚くなったかもしれないが、日本人の健康は損なわれておらず、ましてや中国人の健康が損なわれるはずもない。

>華竜網の謝偉鋒氏は「30年も前から労働力を求めて中国に工場進出してきた多数の日系企業に環境汚染の責任がある」と批判した。

>これに対し日系企業関係者は「中国の工場で環境基準や関連法規を徹底順守しているのは日系や欧米系など外資系ばかりで批判は当たらない」と反論。

中国の環境基準を作っているのは中国政府で、守らせるのも中国政府だ。中国の環境基準は甘いと言われ、それは経済成長優先の方針が中国にあるからだ。基準を守っているのは寧ろ外資だとされる上、数が多いのも国内企業だ。全くの言いがかりりに過ぎない。第一、中国は外資優遇政策を採っていると言われ、中国政府自身が積極的に外資を呼び込んできた(技術を取るためでもある)のであって、進出した企業を責めるのは正にお門違いである。

そもそも空気が汚いのは、中国に豊富な石炭をガンガン適当に焚いたり(中国の発電は火力中心、それも石炭発電が8割近いという)するからだろう。北京は寒い上に人口が密集しているのだから、空気が汚くならないはずもない。車の環境基準が緩い上、年々渋滞が酷くなっているとも言う。

ほぼ100%、中国の空気が汚いのは中国のせいであるから、日本のせいにしようなどと思わない方が良い。中国の考えられないほど低質な嘘は見慣れている(得意戦術は「当り屋」)が、一体どうしてそういうことを言うのか不思議なほどである。

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