豊橋駅と辰野駅を結ぶ「飯田線」ほど個性豊かな路線はない。 駅数96、総距離196キロだが、実際にはJR東日本の辰野から岡谷間まで乗り入れているので、もう少し長くなっている。
豊橋駅飯田線ホーム
同じホームから名鉄線も発着している
驚くのは、日に数本、豊橋から岡谷まで各駅停車の列車が走っているということである。 例えば、豊橋発10:42分の電車は、岡谷に17:33分に到着する。 所要時間は、ほぼ7時間である。
また、並走する天竜川の素晴らしい景色、さらに途中には、日本の秘境駅ベスト10の中の4駅がある。 学生時代、乗ったことはあるのだが、当時は情報量も少なく、ほとんど記憶にない。 今回は、電車を3本乗り継いで、のんびりと飯田線を楽しむことにした。
まずは、豊橋発8:11分の天竜峡行きの電車に乗車、数駅を過ぎると乗っている乗客のほとんどは我々のような鉄道に乗ることが目的の人ばかりになってしまった。
車窓からの眺めも良い
また、停車時間が5~10分という途中駅も少なくなく、その度に、多くの乗客がホームに降りて、写真を撮ったり、鉄道談義をしたりと、まるで観光列車のような雰囲気となる。
皆、思い思いに楽しんでいる
中部天竜駅には、10:22分着で、発車の10:42分まで20分の停車時間があり、駅舎を出て、近くの橋を見学に行くこともできた。 ほんとうに楽しい鉄道移動である。
From Face Book: Iida line (from Toyohashi to Chubu-tenryu)