今回、残念ながら鉄道を使って枕崎駅へ行くことはできなかったが、枕崎滞在は、個人的には非常に楽しいものとなった。
私にとっては、この歳になっても、まだゲストハウスのような場所に宿泊し、町の銭湯で入浴し、そして町の食堂で食事することが、何と言っても、知らない場所を訪れる旅の原点だと思っている。
ただ、最近は、時間の制約とともに、例えば、銭湯なども激減しており、なかなか、そんな旅もできなくなってしまっていた。 ところが、今回、夕方、ふらっと町を歩いていると、町の景色に溶け込んだ銭湯を見つけた。
そこで宿に戻りタオル持参で、さっそく利用した。 入り口横の、古びたマッサージチェア、瓶の牛乳の入った冷蔵庫、私以外は、皆、顔見知り、そしてケロリンの黄色の洗面器、いやー、まさしく昭和の銭湯である。
そして、そこの人に紹介してもらった食堂へ。 枕崎と言えば、鰹、もちろん風呂上りの冷えたビール、まさに至福の旅である。
ただ、町の通りはほんとうに寂しい。
From Face Book: The train journey by Seishun 18 ticket 2024 (3)