「中部天竜」駅を10:42分に発車した電車は、いよいよ天竜川沿いの「秘境駅ゾーン」に入っていく。
この電車の終点である「天竜峡」駅までの約1時間半の間に、秘境駅ランキングベスト10の中に入っている駅が四つも連なる。
小和田駅
まずは、ランキング3位の「小和田」駅である。 この駅は最も近い集落から1時間半ほど歩かないとたどり着けない場所にある。
中井侍駅 飛び降りて写真を撮る人も多い
次の駅の「中井侍」駅はランキング10位、周囲に人家はない。
好天にも恵まれ、素晴らしい車窓が続く
通常の定期列車とは思えない雰囲気(何故かズボンが干してある) 居心地抜群の車内である
田本駅で下車された方(羨ましい) 次の電車まで約2時間である
しばらく走った場所にある「田本」駅はランキング5位で、断崖絶壁に狭いホームが造られており、集落まで険しい道で約20分、また「金野」駅はランキング6位で、ここも自然に囲まれ、集落まで狭い小道で3キロ。
金野駅
どうしてこんな場所に駅を造ったのだろうか?という素朴な疑問が湧き続ける路線であった。
この電車の終点である「天竜峡」には、12:10分に到着。
天竜川に架かる姑射橋(こやきょう)を渡ったところにある食堂でランチタイム。
信州そばと、もちろん冷たいビール。 鉄道旅行の楽しみである。
From Face Book: Iida line (from Chubu-tenryu to Tenryukyo)