じいの徒然日記

内野聖陽さんにfall in loveしたじいのおバカな毎日を綴った日記

内野さんメモ

10/14~26 芭蕉通夜舟 東京公演
 ≪地方公演≫
  10/29 群馬 11/2 宮城 11/12 岩手 11/16 兵庫 11/17 丹波篠山 11/23~24 名古屋 11/30 大阪

10/25  映画「八犬伝」公開
11/22 映画「アングリースクワッド」公開

モーツァルト! 2回目

2007-12-10 23:49:57 | 観劇記
M!観劇2回目 今年ラスト 観劇納めとなりました。それに相応しい素晴らしい舞台……涙腺ユルユル M!でこんな状態になったのは初めてかも その理由はすべてあなたですよ~~井上クン 凄い成長にお姉さん(というほど年は離れてないんですよ)は目を細めております。いや~~ホント、凄かった 詳細はキャスト感想に書くとして……今年最後の観劇記、行きまっす

今日も2分前に到着 お席はW列サブセン。実は何げに好きな位置なんですよね~~内野さんの舞台&レミゼを除いては中途半端に後ろの1階S席や2階S席より一段高くなってて見やすいA席後ろ2列 全体を見渡せる視界だったおかげでM!の世界観、という程えらそうなことは分かってないんですけど、哲学的で深い作品だなぁ~って改めて思いました。特に「謎解きゲーム」や「モーツァルト!モーツァルト!」の場面 複雑な世の中を表してたりや自分探しを象徴するようなシーンだったり、あるいは、自分らしさを求めつつそれに反するしがらみも求めている人間の“矛盾”を伝えていたり……観る者の受け止め方によって幾重にも感じられるんですよね~~~

2回目というせいかもしれませんが、各々のシーンが余裕を持って堪能できた気がしました。前回は場面転換が早いな~~余韻に浸りたいな~~と思ってたんですけど、今回は悪く言えばまったり感ありで舞台に勢いがなかった でも、丁寧に演じられている気がしたので悪くなかったと思います 特にメインキャストのソロナンバー(一部地雷あり)は、歌の世界が急に途切れたり途中でぶち壊しにされることなく浸れたので変なストレスを溜めることもなく楽しめました

以下、キャスト感想。。。ダブルキャスト中心になってますので念のため

井上ヴォルフ:

本日のMVP とにかく凄かったです~~~ 2年前は「頑張ってやんちゃを演じてます」感があったんですけど、今回は井上クンらしい「やんちゃさ」が無理なく発揮されていて良かったです。シカネーダーとの踊りもすっごく自然だったし。無理してる感が全くなかったので素直に笑顔で楽しめました

アッキーヴォルフ=正真正銘天才なんだけど、その中に普通の人の部分がある。それに対して井上ヴォルフ=ものすご~~く普通の人なのに天才の能力が降り注いでしまった感じでしょうか あ、井上ヴォルフが天才じゃないとは言ってないんですよ 天才なんだけど人間的というか、身近に感じられるやんちゃさがある……だから、父レオポルトとの間も、アッキーヴォルフだと「認め合ってほしい」になるんだけど、井上ヴォルフは「分かり合えるんじゃないか?」と思うんですよね。似たもの父子というか……だから分かり合える可能性が高そうに見えるから争いが切なくて 井上ヴォルフ自身も(甘え上手な雰囲気はあるんですよね~~)父親を求めているのがより強く出ているから尚更。第2幕のブルク劇場の舞台裏での「私ほどお前を愛するものはいない」&「何故愛せないの?」は涙涙でした……ホント、胸が苦しかった

芝居の部分も自然でビックリでした 他の舞台を経験して多くのものを得たんじゃないかと勝手に思ってしまいました。歌も大きくステップアップしてましたね~~歌詞に役の気持ちだけじゃなくてそこに込められた言葉の魂も伝えられるようになってて感動しちゃいました 「父への懺悔」「残酷な人生」では完全に大人じゃなくて子供っぽい部分が垣間見られる気がしたんですけど、未熟さが残る慟哭が表現されていたのが良かったと思います。ヴォルフは完璧な大人になってはいけないと思うので。第1幕ラストの「影を逃がれて」&第2幕の死直前の「僕こそ音楽」はウルウル いや~~こんなに泣かされるとは予定外でした 特にラストの「僕こそ音楽」は圧巻。じいの勝手な感想ですけど、何者にも縛られない、自分らしく生きよう、自分自身ありのままを愛してほしいともがいて生きてきたヴォルフが、最後の最後で逃れられない、でもそれもある意味「自分らしさ」であるアマデを受け入れた瞬間がアマデの白い羽ペンを受け取った時であり、人生の行き着くところだったと思ったんですよね~~その時に何とも切ない気分になってしまいました。「自分の影から逃れられるのか」と叫び続けること、それを受け入れて生きることがヴォルフの「宿命」でもあったのかな~~って。。。アッキーヴォルフの到達点とはまた違ったラストだったように感じました

hiroコンス:

感想は書くまいと思ったんですけど、、、やっぱり言わせてください 前回よりほんの少しだけ成長……っていうか舞台慣れしてきた 表現しようという意欲は感じられました。第2幕でヴォルフに別れを告げるところはそれなりに観られるレベルになってたし。でもね~~激しい感情=叫びながら歌えばいいというものではないっ しかも歌は前回よりも「歌手hiroらしさ」が前面に出てて怒りが沸々と あのさ、役として舞台に立つ気あるの?って詰問 したくなるくらい アッキーヴォルフ相手だとミュー畑とは違う“アッキー遺伝子”の魅力でカバーされてましたけど、ミュー本職の人たちが勢揃いだと……ハッキリ言っちゃおう 邪魔 演じ方によったら魅力的な役だと思うんですけどね~~これはじいのアホ発言ですけど(笑)、井上クン、、、じいの浮気相手 ファンの皆様には申し訳ないんですけど無条件に癒されたい時には必要なんですよね 本気度ゼロなんですけど だから井上ヴォルフと愛を囁きあえるのも実は魅力だったり…なんちゃって ←お気に入りキャストに上手く絡めないところも怒りツボ

涼風男爵夫人:

う~~ん 歌は悪くなかったんですけどね……「よ~ぞ~ら~~の」の「よ」みたいに小節の頭の歌詞だけが強調される歌い方が気になりました 星金、じい的にはもっと自然な感じでたおやかに歌ってほしいんですよね~~しかもMA第1幕の王妃様を引きずってるような声質、勘弁してくれ~~~ 妙に幼い男爵夫人か と思ったらヴォルフへの接し方は母親みたいな優しい雰囲気。これ、違うと思うんですよね 男爵夫人はヴォルフのパトロン的存在。無条件な愛情はないと思います。どこかしたたかで利用しようとする黒い部分もなきにしもあらず……だから、包み込むような暖かい雰囲気だけじゃなくて、第三者的な感じで少し突き放して客観的に見ている感じが欲しいんですよ 第2幕の星金リプライズは天から降りた女神様状態だし 少し冷たい感じがするんだけど歌詞はもっともなことを言っているから共感もできる……そんなのが好みなんですけど。あと、第2幕でヴォルフとレオポルトの言い争いを見ている態度、あれはいただけない ただ立ってるだけじゃん 男爵夫人としてこの二人をどう見てるのか、もう少し伝わる空気を出すなり表情をするなりしてほしいんですけどね さんざん書いちゃったけど、、、もしかしたら涼風さん云々ってよりも「じいの苦手」なのかもしれない

山口コロレド:

第1幕の厠シーン 前回観た時から1週間経ってないんですけど、祐サマのお茶目スイッチが本格的に入っちゃった セリフが増えてたような???(日替わりなのでしょうか?)アクションも大振りで濃く なってたし 本日のセリフは「今日は寒いから~~」でした(笑)

2007年の観劇はこれで終わり。年間の観劇総数は22公演でした 2006年が60公演近かったのに比べたら可愛いもの ←基準が既に病気 来年は内野さんが舞台に戻ってこられるし、ゲットしてる舞台チケもあるし、確実に行きそうな公演がラインナップされてるし……っていうか、ベガーズが既に、、、なことになりそうなので アホ状態になることは必至 来年も劇場にレッツラゴー なのだ~~~
コメント
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