弘前市は今日の最高気温は7℃である。快晴に近いが、風が冷たく強い。この風と日差しが雪をどんどん溶かしていくのだろう。
カミさんと一緒に土手町のHRAPPA事務所で1日から30日まで開催中の「田沢純子個展」に出かけた。田沢さんは昨日のオグリーの結婚披露パーティのウエルカムボードを作成してくださった方で、あうんの毎月1回の絵画教室講師である。田沢さんは奈良美智展を主催したNPO法人 HARAPPAの広報用の挿絵を描いた方でもある。2005年のわがユニコン劇団の精神医療ユーザーをテーマにした「この町で暮らしたい」のポスターを依頼したのが最初の絵との出会いだ。一戸時計店までの小路でかがんで傘を差して話す二人の少年と少女の絵だった。
個展会場にさしかかると、まず眼に飛び込んできたのは「であいの家あうん」と表示された生花であった。そしてドアを開いて入ると小品ではあるが、桜やりんご、クローバー、タンポポを題材にした絵が並んでいた。彼女の絵はアクリル画や鉛筆(色鉛筆)のデッサンであったり、シルクスクリーンなどが多い。そしてテーマは花々の他に、今は懐かしい景観が多い。たとえば弘前市栄町の商家「石場家」の建物や、弘前公園西堀傍の「消防屯所」「五重塔と桜」その他赤くて丸い昔の郵便ポストなどが描かれているのだ。
きょうはまた偶然だが会場で、わが施設に足つぼマッサージのボランティアを毎月行ってくれているSさんの顔が見えた。ご挨拶をしてお話をしていると、Sさんも田沢さんとはあちこちの活動現場で交錯している方のようだった。みんなこうして様々な目には見えない縁で結ばれているのだと思うと、生きていくのが楽しくなってくる。
田沢さんの絵は評判がいいのか、購入できるものが少なくなっていた。私は比較的大きな作品(10号)で、弘前城公園西堀のボート乗り場と満開の桜が描かれた「ボート」という作品をカミさんと相談して購入することにして予約した。
本当は弘前城公園の植物園内の古木の桜を描いたという作品が欲しかったが、すでに売約済みだった。もっともっと田沢さんの絵の価値は高いはずなのに、今は自嘲気味な値段がつけられていてもったいない感じがしていた。1ヶ月間というロングランの個展なので、たくさんの方々にこの個性的な絵を鑑賞して欲しいと願って会場を後にした。
カミさんと一緒に土手町のHRAPPA事務所で1日から30日まで開催中の「田沢純子個展」に出かけた。田沢さんは昨日のオグリーの結婚披露パーティのウエルカムボードを作成してくださった方で、あうんの毎月1回の絵画教室講師である。田沢さんは奈良美智展を主催したNPO法人 HARAPPAの広報用の挿絵を描いた方でもある。2005年のわがユニコン劇団の精神医療ユーザーをテーマにした「この町で暮らしたい」のポスターを依頼したのが最初の絵との出会いだ。一戸時計店までの小路でかがんで傘を差して話す二人の少年と少女の絵だった。
個展会場にさしかかると、まず眼に飛び込んできたのは「であいの家あうん」と表示された生花であった。そしてドアを開いて入ると小品ではあるが、桜やりんご、クローバー、タンポポを題材にした絵が並んでいた。彼女の絵はアクリル画や鉛筆(色鉛筆)のデッサンであったり、シルクスクリーンなどが多い。そしてテーマは花々の他に、今は懐かしい景観が多い。たとえば弘前市栄町の商家「石場家」の建物や、弘前公園西堀傍の「消防屯所」「五重塔と桜」その他赤くて丸い昔の郵便ポストなどが描かれているのだ。
きょうはまた偶然だが会場で、わが施設に足つぼマッサージのボランティアを毎月行ってくれているSさんの顔が見えた。ご挨拶をしてお話をしていると、Sさんも田沢さんとはあちこちの活動現場で交錯している方のようだった。みんなこうして様々な目には見えない縁で結ばれているのだと思うと、生きていくのが楽しくなってくる。
田沢さんの絵は評判がいいのか、購入できるものが少なくなっていた。私は比較的大きな作品(10号)で、弘前城公園西堀のボート乗り場と満開の桜が描かれた「ボート」という作品をカミさんと相談して購入することにして予約した。
本当は弘前城公園の植物園内の古木の桜を描いたという作品が欲しかったが、すでに売約済みだった。もっともっと田沢さんの絵の価値は高いはずなのに、今は自嘲気味な値段がつけられていてもったいない感じがしていた。1ヶ月間というロングランの個展なので、たくさんの方々にこの個性的な絵を鑑賞して欲しいと願って会場を後にした。