夢発電所

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高齢化率23.74%の青森県

2008-03-22 06:58:05 | つれづれなるままに
 今朝の東奥日報社朝刊によれば、2008年2月1日現在の青森県の総人口に占める65歳以上の割合が24.0%にきわめて近い割合であることを伝えている。4人に一人がどこの市町村も65歳以上という高齢化率である。ちなみに青森県の今別町(日本海側の最北端の町)をはじめとするいわゆる通称上磯といわれる一体の市町村は軒並み30%を超えており、今別町が県内最高の38.92%である。75歳以上の高齢化率は県平均11.28%と10%を超える市町村は34市町村だった。
 今年が団塊世代の停年による退職者が最も多い年だというが、あと15年後は、後期高齢者(75歳以上)が最も多い時期になるのだという。超高齢社会という時代が間もなくやってくるのだ。そこで我々が何を準備しておかなければならないのかを考えると、暗澹としてくる。高齢者や障害者を支える人々が少ないのだから、当然介護サービス、医療費は高騰するだろう。高齢者世帯が増え、一人暮らしの高齢者世帯が軒並みということになる。商売のあり方も今の郊外店全盛時代が終焉を迎え、昔のご用聞きの時代になるのではないだろうか。行政や社会福祉協議会任せの地域福祉、在宅サービスでは生活が成り立たなくなるのではないだろうか。公助・共助・自助というそれぞれの力や知恵、そして昔の隣組のような住民お節介ネットワークを復活させることが急務かも知れない。
 後15年、私たち夫婦も70歳を超えているのだとふと思った。