夢発電所

21世紀の新型燃料では、夢や想像力、開発・企画力、抱腹絶倒力、人間関係力などは新たなエネルギー資源として無尽蔵です。

春は自転車に乗って

2008-03-23 08:00:10 | つれづれなるままに
 やっと自転車に乗る気になった。昨日は5㎞ぐらい走っただろうか、サイクリング車に乗って職場の近郊を30分間走った。弘前市の昨日の最高気温は15.4℃と四月下旬並みの陽気で、顔に当たる風もそんなに冷たさを感じなかった。岩木山もその雪を被った美しい姿を青空に映していた。
 自転車に乗り始めは、やはり太股の上側が熱を帯びたような感覚が残る。それに坂道になるとたちまち、重量感を感じるのはかなり筋力低下している証拠だろう。有酸素運動に有効なサイクリングは、絶好のメタボ対策なのだと信じて今年は距離を延ばそうと思う。一日10㎞をめどに週平均2日走れば、月計算では約100㎞。そして6ヶ月間走れば600㎞になる計算だ。しかしこの計算はあくまでも計算であって、「捕らぬ狸の皮算用」にならなければよいのだが・・・。
 サイクリングに必要なのは自転車用の走行メーターで、自分が今何キロで走っているかやどれくらいの距離を走ったか、最高速度、通算距離などを記録できるのだ。しかし半年間も放っておくと、電池もなくなっていて不便である。
 農道の脇にはフキノトウがかわいい姿をあちこちに見せていた。この時期のサイクリングは気温を考えても、昼時が最高な気がする。車では感じられない風景や音、何よりも自分の身体の躍動感がそこにあるのだ。気軽にどんな細い道も入れるし、停車も自由気まま。何よりも音を立てずに走るので、川沿いなどの野鳥のさえずりも聞き取ることができる。車ではこの感覚は決して味わえないし、何よりも健康と環境に優しいこと請け合いなのだ。
 津軽の春の風物詩は、なんといってもホッケ干しだろうか。自転車に乗りながら見えた春は、近所のお宅で商店と契約しているという大量のホッケ干しの見事な姿だ。毎年このお宅では春先に専用の干場を使って大量に干しているのだが、それを今年初めて見た。いったい何匹あるだろうか?300匹くらいだろうか?見事な光景である。
 ちなみにホッケの飯寿司を焼いて食べるのは、少し酸っぱさと鷹の爪の辛さが混じるころが食欲を増し、本当に美味しいと思う。酒の肴にも最高だと思いながら、ごくり生つば自転車を降りたのだった
。 
・雪しろの川音耳にペダルこぐ

・青空を泳ぐがごとくホッケ干し