夢発電所

21世紀の新型燃料では、夢や想像力、開発・企画力、抱腹絶倒力、人間関係力などは新たなエネルギー資源として無尽蔵です。

人生の機微

2008-03-12 08:24:17 | つれづれなるままに
 きのうは気温は10℃だが、雨が降って風も強い一日。ミスウインターと見に行った藤崎町の白鳥の観察場の野鳥たちも、どことなくもの憂げに見えた。
 ミスウインターは沖縄出身の21歳。沖縄で生まれ、両親の転勤で長崎から現在の茨城県に移住している。彼女の現在の心の迷いはこの本州最北の青森県に住み着くか、それとも祖先の地沖縄で暮らすかであるらしい。自分が決めることだから黙って見守るしかないことだが、それにしても数奇な運命としか云いようがない。
 彼女がわが施設に繋がったのは昨年の5月の「しらとり農場」であり、沖縄の言葉で命名した「ゆいまある」パン工房に繋がるのだ。そう言う意味での縁というほかない。パン作りの道をとりあえず彼女に勧めた。技術が手についてさえあればどこでも、その技術を活かして暮らして行けるのだ。こうして、昨夜深夜便バスでいったん実家の茨城県に帰っていった。
 二人目はわが友人で私の現在の法人への道を後押ししてくれたNさんが、退職をして転職することである。老人ホーム時代からおつきあいのあるかつての仲間で、ささやかな慰労会をしようという電話を老人福祉施設長で、法人監事をしてくれているFさんから連絡を受けた。われわれも引退の時期なんだなと思うのである。
 これから老人福祉事務職転じて、障害者福祉の仕事場で事務職を手伝うのだという。わが法人立ち上げまで労を執ってくれたH施設長の施設である。Nさんはまだまだ老け込むような年齢でもなく、能力。経験共にある人である。本当の友人とは歯に衣を着せずにストレートに是々非々で語れる人ではないだろうか。そういう数少ない友人の一人がNさんだ。これからの健康と活躍を祈らずにはおれない。
 さてさて、私のことだがまだまだこれからの人生、一波乱も二波乱もあるのだろうか。