つながりあそび・うた研究所二本松はじめ

二本松はじめ(ピカリン)の活動予定や活動報告、日頃、考えていることなどを書きます。研究所のお知らせも掲載します。

抱っこ通信1175号 にぎやかカーニバル②

2021年04月20日 | 抱っこ通信
 最初に訂正します。前号で『風はともだち』は未発表と書きましたが、第2回にぎやかカーニバルの全体企画の中でみんなで歌っていました。間違ってすみません。
 昨年はコロナ禍のために中止になりましたが、一昨年は28回目、本来ならば、今年は30回記念だったのですね。第1回目のにぎやかカーニバルで私が関係したところ、チラシとか会議レジュメとか実行委員会ニュースとか、進行表とか、いろいろ資料を封筒に残してあります。ちゃんとファイルして現実行委員会に手渡そうと思っています。

 さて、第1回にぎやかカーニバル(1992年)の第1回実行委員会が開かれたのは9月8日で、本番が12月19日でしたから、約3か月の取り組みでした。それまで準備会が2回開かれています。準備会でまとめた実行委員会へのおさそいは次のように書かれています。それ以降の実行委員会の基本的な考え方です。

 「今年は『国連障害者年10年』の最終年です。この10年間、障害者に関わる施策は大きく前進し、障害者問題に対する関心も高まりつつあります。
 東久留米市においても、既存の杉の子作業所・のぞみの家・バオバブ・わかくさ学園・しおん学園に加えて、障害者・その家族の~この地域で暮らしていきたい~という切実な願いから、このみ・どんぐりの家・杉の子第二作業所・なかまの家・カウリー・ユーカリ・かるがもなどができました。また、障害者福祉団体連合会を中心にして、障害者福祉センター建設促進のための『市民の会』が発足し、『誰でもが住みやすい町づくり』を目指して活動しています。しかし、障害者が地域で生活していくには、尚一層の努力が必要だと思います。

 そこで、私たちは、この10年間の成果を土台に、『この街を誰でもがより住みよい街に!』を目指して12月19日(土)中央公民館にて『(仮)障害者・児と共に楽しむ集い』を持つことにしました。
 この集いでは、障害のある人を主人公に!障害のある人もない人もみんなで楽しもう!そして、この東久留米を住みよい街に!を大事にしたいと思っています。
 市内の障害者・家族・関係者・そして多くの方達と共に、知恵を出し合って、この集いを実りあるものにつくりあげていきたいと願っています。
ぜひ、実行委員会に参加してください」と。

 呼びかけ人は先に名前が出た施設・作業所・団体に所属している人以外に、手をつなぐ親の会・全障研サークル・障害児学級担任・つながりあそびうた研究所でした。
 
 第1回実行委員会には、17人(団体・個人)があつまり、集いの三つの柱の確認や3部構成の内容や実行委員会体制が決まりました。実行委員長には若者が良いということで、個人参加していたMさん(当時、国立職業リハビリテーションセンターに通う)と事務局長にはOさん(なかまの家)を選びました。
この三つの柱
1.障害のある人を主人公に!
2.障害のある人もない人もみんなで楽しもう!
3.東久留米市を住みよい街に!
 は、今でも引き継がれているのでしょうか。

 正直に言って、第1回実行委員会が開かれたことで私の役目は一段落です。実務的なところは事務局にお任せして、企画・内容を担当することにしました。まだ、集いのタイトルも決まっていませんでしたので公募するところから始まります。出演団体・個人の募集もここからでしたが・・・。

 しかしながら、私のにぎやかカーニバルは、実は1992年1月19日から始まっていたのです。

(イラストは、全レク一座の大ちゃん作)


コメント
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