新年度がスタートしました。一日のスタートは元気な「おはよう」、一日の終わりは「また明日」。いろいろあるけれど、挨拶する子どもに育てば安心です。あいさつできる人間に育てられれば大丈夫です。まずは、私から「おはよう」だね。
昨年のつながりあそび動画では、『おはよう』(5月。YTでは7月)『ひとりじゃないさ』『元気いっぱい』(共に11月)を紹介しています。一応、『朝はみんなに』は幼児、『今日もいい天気』は乳児と楽しみたいとの提案です。
1日【朝はみんなに】
つながりあそびの動画も1ヶ月ぶりにリスタートです。今年度もよろしくです。『朝はみんなに』は、2004年10月23日、新潟県中部地震があり、新潟の保育仲間からの声もあり、長岡市や小千谷市の保育所、山古志村(当時)の避難所など12ヶ所を回ってきましたが、その時に子どもたちを励ましたいなと思ってつくった歌です。つらいこと、悲しいこと、さびしいことがあっても必ず朝はやってきます。雪がとけて春がくるように、笑顔で迎える朝がくることを信じていっしょにがんばろうねという思いでつくりました。
コロナ禍だけでなくても、保育が厳しい状況がまだまだ続きそうです。朝を迎えるたびに自分を励ましている仲間たちが素敵です。♬あさはみんなにやってくる♬
3日【今日もいい天気】
子どもたちと「おはよう!」と顔を合わせてあいさつするだけで嬉しくなってきます。そして、幸せな気分にもなれます。ユニセフ(国連児童基金)、WHO(世界保健機関)らによると、いま地球では、5歳未満児死亡数は2019年に過去最少の水準にまで減少しました。1990年の1,250万人、2010年の760万人から520万人に減少したのです。しかしながらコロナ禍で今まで受けていた保健サービスが中断し、また増加するのではないかと危惧されています。
ですから毎日、あたりまえのように「おはよう!」とあいさつができるような地球をつくらなければならないのです。貧困、病気、戦争などがない子どもたちが安心してくらせる時代をつくるためにも「おはよう!」です。