つながりあそび・うた研究所二本松はじめ

二本松はじめ(ピカリン)の活動予定や活動報告、日頃、考えていることなどを書きます。研究所のお知らせも掲載します。

抱っこ通信1173号 グングングングン両手をひろげ おそらへとどけ

2021年04月10日 | 抱っこ通信
 先週のつながりあそび動画は、新年度がスタートしましたのであいさつ歌を紹介しましたが、今週は新人さん、主に乳児さんでしょうからわらべうた風のあそびを2曲紹介しました。
某保育雑誌で、園が好きななる「ピカリンがおなじみのわらべ歌をアレンジ」という企画で紹介したものを、さらにアレンジしたものです。正直、私が苦手としている分野です。

7日【ぱっぱっはらっぱ】
 新年度がスタートして1週間。新園児さんたちは先生の後ろにくっついてきませんか。子どもだって大人だって大好きな人に近づきたいですよね。くっつきたいですよね。こんな時期は、まねっこ遊びはいかがでしょうか。同じ振りでいいから何回も何回もくり返しましょう。子どもたちが、公園や原っぱで発見したもの、感じたものを出し合いながら、あそび(振り)をつくってみてください。そういう点ではみやちゃんの振りやあそびがおもしろいんだよな。こういうあそびは「いい加減」が大事です。音源はピカリンベスト つながりあそび・うた4『どっこいしょ どっこいしょ -押してもだめなら!―』に収録されています。

 あなたの園の周りには原っぱありますか。都市部ではなかなか原っぱを見かけなくなりました。東久留米では、園庭がなかったり、狭かったりする保育園が増えています。ある駅近くの公園の午前中は、日替わりで赤、青、白、オレンジの帽子被った子どもたちでいっぱいです。そこは遊具よりも木々が生えていたり、草花が植えてあったり、まあまあの広さがあって、子どもたちは遊んでいる姿も見られます。駅の反対側に行くと汽車ポポの置物がある公園はあり、結構、原っぱには見えませんが、草も結構生えているし、広さがあって子どもたちが走り回っている姿も見られます。園ごとに工夫して、散歩して子どもたちが遊べる空間を確保しているのですね。先月にはコンビニの跡地に保育園が開園しました。園舎はコンビニの建物を改造し、園庭は駐車場だったところに人工芝を張ってあります。木陰もないし、夏場はどうなるか心配です。

 
8日【でこでこつんつくつん】
 久しぶりにピカちゃんの登場です。つながりあそびの紹介には、もう少し大きなピカちゃん人形も必要となってきました。だれか紹介してください。
新年度ということではないですが、0~2歳児さんとしっかり目と目を合せて、微笑みながら、語りかけるように遊んでください。まるごと受け止められると嬉しいよね。好きになっちゃうよね。子どもも大人も。
 わらべうた風のあそびですから、あまりメロディにとらわれず、自分の曲調でいいですよ。こういうあそびは誰がつくってもメロディが似てしまう気がしています。そこがいいところです。おもしろいとこころです。今回はメロディをほとんど入れないでみました。こういう乳児さんのつながりあそびは、まっちゃんのつくったものがいいんだよな。

9日『けやきのうた』
 未発表のつながりあそびの作品をしていたら懐かしい譜面が出てきました。『風はともだち』(来週に紹介)『けやきのうた』『さあ出発だ』『さあはじまるぞ』『ノミのジャンプは』などです。子どもたちと遊びたいな、歌いたいなと創作したものでした。
今回の『けやきのうた』は、東久留米のまえさわ保育園の子どもたちに贈ったです。地域交流などで、まえさわ保育園に遊びに行くと、嬉しいことにホールに歌詞を書いたボードが張ってあります。毎年、子どもたちが歌ってくれます。約30数年前につくった歌なのにね。歌い継がれているのですね。
歌の話ではありませんが、毎年、偉いなと思っていたことですが、前園長さんは必ず園の子どもたちの様子などをお手紙で知らせてくれます。だいたいは電話や公文書で済ませてしまうことが多いのですが、電話でももちろん、手紙や園だよりなどで子どもたちの様子や、その年のピカリンとあそぶことのねらい(願い)を伝えてくれます。もちろん、その願いに応えるようにつながりあそびを選んで遊んでいます。地域の人たちとのお茶の時間も短いですがいいもんですね。
そうそう、あの名曲?『おひさまに向かってスタート』もはくさん保育園では子どもたちが振りをつけて歌ってくれています。約40年前からになるのです。
 さらに嬉しいことは、いくつかの歌たちは地元の保育園の枠を超えて歌われています。こんな幸せなことはありません。
 けやきは市内でもたくさん見られます。東久留米の名木百選にも10本近く選べられています。季節で表情を変えるけやき。子どもたちもいろいろな表情を見せてくれますが、いつかけやきのような大きな人間に育っていくると良いですね。まずは、先生が、か。

 昨年のいまごろは自粛自粛で、登園する子どもたちも少なかったのではないでしょうか。今年は・・・ま、笑顔で、ね。

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