昨日(18日)は、17時30分から栃木県保育園高根沢町の陽だまり保育園うたごえ文化プロジェクト主催の「ピカリンと平和をうたう会~あしたへつづく~平和へのうた」でした。
陽だまり保育園は、古民家を移設して、保育園園舎にしていますが、園舎(古民家)の中心にある土間ホールいっぱいの約180人が集まって、あったかい雰囲気の中で、熱くうたごえを交流しました。
何しろ主催がうたごえ文化プロジェクトですから。共催もうたごえ文化の会、子どもの笑顔を引き出す絵本の会、卒園児の会『縁会』、陸前高田応援させていただき隊という保育園内の団体?サークル?ですから、保育園をあげてだけでなく、卒園児も地域も巻き込んでの平和をうたう会でした。
こんな団体が保育園内にあるだけでも、なにかおもしろそうな保育園とは思いませんか。
まだ、か、もう、か、開園12年目の保育園です。私自身は開園する前段階から関わっていますし、昨年度はお休みしましたが、毎年、なんらかの行事に参加させてもらっています。開園する前からお付き合いしている理事長さんや園長さんとは年齢が二回り近く離れていますので、保育園をわが子のようにドキドキハラハラ見守っているだけです。ですから2年ぶりの今回の取り組みに参加することで、園のどんな成長がみられるかを楽しみにしていました。
一部は幼児クラスの大空(5歳児クラス)と虹(4歳児クラス)と風(3歳児クラス)の子どもたちと途中から2歳児クラスの若葉も加わっての合唱です。ユズリン(中山譲)の『地球をひとまわりするまで』から『狩人の合唱』『森は生きている』『若い月たちのうた』『12月のうた』『たきぎとりのうた』『風は友だち』『にじ』の8曲を歌い切りました
いままで聞いてきた陽だまり保育園のうたごえよりも数段、声も表情も素敵でした。ただ大きな声で叫んでいるのではなく、歌っているんですよね。メロディもしっかりしていましたし、なによりも元気さと明るさと自信満々の姿勢が良かったです。私が今まで聞いた全国の保育園児のうたごえではピカイチと思いました。12月のクリスマス会での合唱よりも数段上手になっていると親さんが語っていました。
そうそう、4年前音楽センターから出版したつながりあそび・うたシリーズの第4集『どっこいしょどっこしょに』の中に、当時の陽だまり保育園の子どもたちが歌った音源が収録されています。『元気いっぱい』『あしたへつづく』『夢わかば』の3曲です。
子どもたちの合唱に続いて、子どもの笑顔を引き出す絵本の会のみなさんが制作した大型紙芝居『陽だまりの咲いた』の初演です。急きょ私も伴奏に駆り出され、会場のみんなが歌う中で紙芝居が進められました。『陽だまり咲いた』は保育園10周年記念に私が贈った歌です。自分がイメージしていたよりも数倍素敵な歌になっていました。やはり子どもたちが歌うと命が吹き込まれるんですね。感動しました。
引き続いて親さんたちと卒園児も加わっての「うたい隊」の『ふるさと』(2010年の紅白歌合戦で嵐がうたった曲で、小山薫堂作詞、youth case作曲)も素晴らしかったです。週一回の練習会を4回も開いたそうです。約50人の歌い手が気持ちを一つにしてのうたごえにただただ聞き入りました。
子どもたちのうたごえを支えるピアノいずみちゃん(園長)をはじめマンドリン、パーカッションの伴奏陣も音楽に幅を持たせていました。陸前高田応援させていただき隊の合唱の時はチェロも加わりました。保育園としての音楽力量は全体として以前よりだいぶ上げたようです。ただし、毎年、子どもも親も変わりますから、今年は力量が上がったということでしょうか。
でも、うたごえをはじめ様々の陽だまり保育園の文化活動は子どもだけではなく、そこに関わる人たちの人間的な成長、発達を保障する大きな役割を果たしていると思います。
二部は私の出番。ピアノ伴奏を3日前にいずみちゃんにお願いしました。子どもたちも、そして、参加してくれた親さんたちも卒園児たちも歌えるようなプログラムを、とリクエストがありましたので、それではいつもピアノ伴奏しているいずみちゃんの伴奏が、子どもたちには安心感あるだろうなと思ったのです。超多忙の保育園園長ですから練習時間はないだろうなと思っていましたが、当日の午後の少しだけの合わせだけでも素敵な伴奏を奏でてくれました。ありがとうです。
陽だまりでは初めての『あなたを誘うよ』から始まって、子どもたちも知っている『誕生日って』。すぐに先生たちが前に出てくれて肩組みや動作をしてくれました。続いて、大空さんとは『あしたへつづく』、虹さんとは『君からもらった宝物』をうたいましたが、それぞれ子どもたちは手話を取り入れながら、しっかりとうたっていました。
そして、『夢わかば』は会場のみんなと歌いました。保育園が開園したときから園歌代わりに歌っていた歌ですので喜びをもって歌っているのが伝わってきましたよ。
『笑って笑って笑って』も親さんグループと子どもグループと別れて追っかけ歌として会場を巻き込んでうたいましたが、ほんとうによく歌うみなさんでした。
保育園でのコンサートですから子育て真っ最中の親向けに『花咲かす』だけはしっかりと聞いてもらいました。♪生まれてきてくれてありがとう 生きているだけありがとう♪、この気持ちさえあれば、そして忘れなければ、子育てはなんとかなるのではないでしょうかねというメッセージです。
最後に毎年、陸前高田市にボランティアというか自分たちが励まされに行く?陸前高田応援させていただき隊の隊長?さんと対談。生で被災地の実情や応援の活動内容が知れて良かった、今年は子どもも行かせたいという声があったそうです。
陸前高田応援させていただき隊の仲間たちやうたい隊の仲間たちにも登場してもらって『空より高く』『花は咲く』を歌ってもらいました。
平和をうたう会最後は『ぼくらの空に』をみんなで歌いました。
休憩なしの約1時間45分。子どもたちの歌うときは歌う、聞くときは聞くといった集中も素晴らしかったし、何よりも会場の後ろで子どもたちのうたごえを聴く親さんたちのあったかさが子どもたちに伝わっているようだったし、自分の出番の時は躊躇なしに舞台に出てくる卒園児や親さんたちも素敵でした。みんなでつくろう、平和をつくろうという思いが伝わり広がってくる熱い夜になりました。
あるお父さんの感想です。「ほかの親さんも言っていましたが、ピカリンのコンサート後はやさしい気持ちになれるんです。今朝も子どもに、どうして今朝はこんなにやさしいの?と言われてしまいました。ま、この気持ちは一週間持つかな」と。
陽だまり保育園では毎年平和への取り組みをしています。昨年は「ぞうれっしゃ」を歌ったそうですが、今年の8月には、もう一度、ピカリンと一緒に、という話が持ち上がりました。今年も全国各各地で取り組もうとしている「二本松はじめ平和コンサート7070」をそこにぶつけていこうと思っています。
親さんはストレス発散リフレッシュ
今日(19日)は、陽だまり保育園子育て支援センター準備室?主催の「ピカリン 親子つながりあそび」でした。21組の親子と夢ぐみさん(1歳児)の友だちと1時間あそびました。
早く集まった親子さんに歌絵本『ねないこだれだ』。子どもが何時に寝たか親さんに聞いてまわりました。
『おはようのうた』から前半約30分は座ったままで、親子で『だるまさんが』『だるまさんが大変身』『ぐるぐるぐるぐる』などのふれあい、くすぐりあい、かかわりあうのあそびを、中盤は立ち上がって、歩いたり、走ったり、抱っこしたりで『1・2・さんぽ(さんぽ)』や『ダルビュッシュ』など。最後は紙芝居『夢わかば』と、子どもにとっても親にとっても帰る場所があるということが大事というメッセージ付きで『おなか』を歌いました。
「リズムに合わせて両手を振ったりたたいたりと興奮気味の様子でした」「おなかの底から笑うと心も体も温かくなりました」「ゆっくり1体1で向き合うことができました」「子どものタネを大切に大切に育てて見守っていきたいと改めて思いました」
親さんにとってはストレス発散とリフレッシュできたという感想が多かったです。親さんが安心して楽しんでいるから子どもたちも安心して、この場にいられるんですね。そのあたりが伝われば嬉しいですが・・・。
陽だまり保育園は、古民家を移設して、保育園園舎にしていますが、園舎(古民家)の中心にある土間ホールいっぱいの約180人が集まって、あったかい雰囲気の中で、熱くうたごえを交流しました。
何しろ主催がうたごえ文化プロジェクトですから。共催もうたごえ文化の会、子どもの笑顔を引き出す絵本の会、卒園児の会『縁会』、陸前高田応援させていただき隊という保育園内の団体?サークル?ですから、保育園をあげてだけでなく、卒園児も地域も巻き込んでの平和をうたう会でした。
こんな団体が保育園内にあるだけでも、なにかおもしろそうな保育園とは思いませんか。
まだ、か、もう、か、開園12年目の保育園です。私自身は開園する前段階から関わっていますし、昨年度はお休みしましたが、毎年、なんらかの行事に参加させてもらっています。開園する前からお付き合いしている理事長さんや園長さんとは年齢が二回り近く離れていますので、保育園をわが子のようにドキドキハラハラ見守っているだけです。ですから2年ぶりの今回の取り組みに参加することで、園のどんな成長がみられるかを楽しみにしていました。
一部は幼児クラスの大空(5歳児クラス)と虹(4歳児クラス)と風(3歳児クラス)の子どもたちと途中から2歳児クラスの若葉も加わっての合唱です。ユズリン(中山譲)の『地球をひとまわりするまで』から『狩人の合唱』『森は生きている』『若い月たちのうた』『12月のうた』『たきぎとりのうた』『風は友だち』『にじ』の8曲を歌い切りました
いままで聞いてきた陽だまり保育園のうたごえよりも数段、声も表情も素敵でした。ただ大きな声で叫んでいるのではなく、歌っているんですよね。メロディもしっかりしていましたし、なによりも元気さと明るさと自信満々の姿勢が良かったです。私が今まで聞いた全国の保育園児のうたごえではピカイチと思いました。12月のクリスマス会での合唱よりも数段上手になっていると親さんが語っていました。
そうそう、4年前音楽センターから出版したつながりあそび・うたシリーズの第4集『どっこいしょどっこしょに』の中に、当時の陽だまり保育園の子どもたちが歌った音源が収録されています。『元気いっぱい』『あしたへつづく』『夢わかば』の3曲です。
子どもたちの合唱に続いて、子どもの笑顔を引き出す絵本の会のみなさんが制作した大型紙芝居『陽だまりの咲いた』の初演です。急きょ私も伴奏に駆り出され、会場のみんなが歌う中で紙芝居が進められました。『陽だまり咲いた』は保育園10周年記念に私が贈った歌です。自分がイメージしていたよりも数倍素敵な歌になっていました。やはり子どもたちが歌うと命が吹き込まれるんですね。感動しました。
引き続いて親さんたちと卒園児も加わっての「うたい隊」の『ふるさと』(2010年の紅白歌合戦で嵐がうたった曲で、小山薫堂作詞、youth case作曲)も素晴らしかったです。週一回の練習会を4回も開いたそうです。約50人の歌い手が気持ちを一つにしてのうたごえにただただ聞き入りました。
子どもたちのうたごえを支えるピアノいずみちゃん(園長)をはじめマンドリン、パーカッションの伴奏陣も音楽に幅を持たせていました。陸前高田応援させていただき隊の合唱の時はチェロも加わりました。保育園としての音楽力量は全体として以前よりだいぶ上げたようです。ただし、毎年、子どもも親も変わりますから、今年は力量が上がったということでしょうか。
でも、うたごえをはじめ様々の陽だまり保育園の文化活動は子どもだけではなく、そこに関わる人たちの人間的な成長、発達を保障する大きな役割を果たしていると思います。
二部は私の出番。ピアノ伴奏を3日前にいずみちゃんにお願いしました。子どもたちも、そして、参加してくれた親さんたちも卒園児たちも歌えるようなプログラムを、とリクエストがありましたので、それではいつもピアノ伴奏しているいずみちゃんの伴奏が、子どもたちには安心感あるだろうなと思ったのです。超多忙の保育園園長ですから練習時間はないだろうなと思っていましたが、当日の午後の少しだけの合わせだけでも素敵な伴奏を奏でてくれました。ありがとうです。
陽だまりでは初めての『あなたを誘うよ』から始まって、子どもたちも知っている『誕生日って』。すぐに先生たちが前に出てくれて肩組みや動作をしてくれました。続いて、大空さんとは『あしたへつづく』、虹さんとは『君からもらった宝物』をうたいましたが、それぞれ子どもたちは手話を取り入れながら、しっかりとうたっていました。
そして、『夢わかば』は会場のみんなと歌いました。保育園が開園したときから園歌代わりに歌っていた歌ですので喜びをもって歌っているのが伝わってきましたよ。
『笑って笑って笑って』も親さんグループと子どもグループと別れて追っかけ歌として会場を巻き込んでうたいましたが、ほんとうによく歌うみなさんでした。
保育園でのコンサートですから子育て真っ最中の親向けに『花咲かす』だけはしっかりと聞いてもらいました。♪生まれてきてくれてありがとう 生きているだけありがとう♪、この気持ちさえあれば、そして忘れなければ、子育てはなんとかなるのではないでしょうかねというメッセージです。
最後に毎年、陸前高田市にボランティアというか自分たちが励まされに行く?陸前高田応援させていただき隊の隊長?さんと対談。生で被災地の実情や応援の活動内容が知れて良かった、今年は子どもも行かせたいという声があったそうです。
陸前高田応援させていただき隊の仲間たちやうたい隊の仲間たちにも登場してもらって『空より高く』『花は咲く』を歌ってもらいました。
平和をうたう会最後は『ぼくらの空に』をみんなで歌いました。
休憩なしの約1時間45分。子どもたちの歌うときは歌う、聞くときは聞くといった集中も素晴らしかったし、何よりも会場の後ろで子どもたちのうたごえを聴く親さんたちのあったかさが子どもたちに伝わっているようだったし、自分の出番の時は躊躇なしに舞台に出てくる卒園児や親さんたちも素敵でした。みんなでつくろう、平和をつくろうという思いが伝わり広がってくる熱い夜になりました。
あるお父さんの感想です。「ほかの親さんも言っていましたが、ピカリンのコンサート後はやさしい気持ちになれるんです。今朝も子どもに、どうして今朝はこんなにやさしいの?と言われてしまいました。ま、この気持ちは一週間持つかな」と。
陽だまり保育園では毎年平和への取り組みをしています。昨年は「ぞうれっしゃ」を歌ったそうですが、今年の8月には、もう一度、ピカリンと一緒に、という話が持ち上がりました。今年も全国各各地で取り組もうとしている「二本松はじめ平和コンサート7070」をそこにぶつけていこうと思っています。
親さんはストレス発散リフレッシュ
今日(19日)は、陽だまり保育園子育て支援センター準備室?主催の「ピカリン 親子つながりあそび」でした。21組の親子と夢ぐみさん(1歳児)の友だちと1時間あそびました。
早く集まった親子さんに歌絵本『ねないこだれだ』。子どもが何時に寝たか親さんに聞いてまわりました。
『おはようのうた』から前半約30分は座ったままで、親子で『だるまさんが』『だるまさんが大変身』『ぐるぐるぐるぐる』などのふれあい、くすぐりあい、かかわりあうのあそびを、中盤は立ち上がって、歩いたり、走ったり、抱っこしたりで『1・2・さんぽ(さんぽ)』や『ダルビュッシュ』など。最後は紙芝居『夢わかば』と、子どもにとっても親にとっても帰る場所があるということが大事というメッセージ付きで『おなか』を歌いました。
「リズムに合わせて両手を振ったりたたいたりと興奮気味の様子でした」「おなかの底から笑うと心も体も温かくなりました」「ゆっくり1体1で向き合うことができました」「子どものタネを大切に大切に育てて見守っていきたいと改めて思いました」
親さんにとってはストレス発散とリフレッシュできたという感想が多かったです。親さんが安心して楽しんでいるから子どもたちも安心して、この場にいられるんですね。そのあたりが伝われば嬉しいですが・・・。