
真言宗豊山派の寺、鳴鐘山東勝寺が、義民木内惣五郎の霊を祀り、宗吾霊堂として世に知られるようになったのは、350年ほど前です。
寺としての歴史は成田山新勝寺より古く、平安時代の初めといわれます。
私たち(大歩危トラベルツアー・3名催行)は、6月13日、京成本線宗吾霊堂駅から、閑散とした参道を歩きました。




ゆっくり歩いて15分、宗吾霊堂に到着。



義民木内惣五郎の一代記を13場面の立体パノラマで説明した記念館に入りました。




佐倉一帯の領主堀田氏の暴政を、直接4代将軍家綱に訴えた、名主の木内惣五郎は、堀田藩により幼い子と共に磔刑に処せられる。
熱心に説明して下さったスタッフの方、ありがとう。
本堂の裏手にあるアジサイ園には、7000株のアジサイがあります。
カシワバアジサイの白が目立っていました。








昼食は、門前にある甚兵衛そば。
メニューは、“もり”“かけ”のみ。
“もり”は、(禁断の綱を切って惣五郎を渡した甚兵衛の舟)を模した器で出されます。



予定では、今日のツアーはここまででしたが、成田山に行くことにしました。
来るたびに発見のある成田山参道です。


薬師堂は、現存の一番古い成田山旧本堂です。
向きを変えて、参詣し易くなりました。
十二支の動物たちが参道に並んでいます。




昔から大勢の人が参詣し、門前町として発達してきた成田山。
歴史をふまえ、日々新しい参道となって人々を迎えています。







山内では、平成19年建立の総門が旧来の建物とよく調和していると思いました。



