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雨曇子日記

エイティライフの数々です

紅葉の中禅寺湖遊覧

2013-11-03 21:44:14 | 大歩危トラベル
             


11月 1日(金)は絶好の紅葉日和となり、私たちは勇んで中禅寺湖一周の遊覧船に乗り込みました。

船が出て、しばらくは男体山(なんたいさん)2486mです。


     

             

             

             


船は西に進み、菖蒲ヶ浜、千手ヶ浜を目指します。


             
              対岸は二荒山神社(中宮祠)です

             

             

             


南岸にさしかかって岩場が見えてきました。


    

             

             

             

             
              有名な梵字岩、赤シャツの人影が見えます。


海抜1269m、最大水深163m、面積11,8平方キロの中禅寺湖にあって、唯一の小島、上野島に近づきました。


    

    


八丁出島といって、湖畔で最も紅葉が美しい半島です。


             

             

             

             


東岸にある、イタリア大使館別荘、立木観音を眺めながら約1時間の周遊を終えました。


             

             

             

             


クルージングの1500円は決して高くないと思いました。良くも悪くも天気次第ですね。


まごころのもてなし ゆ宿“美や川”

2013-11-02 22:41:17 | 大歩危トラベル
             


11月 1日、ゆ宿“美や川”の窓越しに撮ったモルゲンロート。
狙って撮ったのではなく、早く目覚めカーテンを開けた友人のお陰です。

この宿に決めたのは、旅blog“ずっとそばに”からです。satomi-kazuさん感激の宿泊記が、美しい写真と、真実味のある文章で紹介されています。
これを読めば、誰しも「この宿に泊まりたい」と思うでしょう。

さて、私の感想です。
まず、ご主人・女将さんのご立派な経営ぶりに敬意を表します。


             

             


この宿のよさは、次のようなところにあります。あると思います。

①清潔さ


     
    (とてもすがすがしいのです。いつもこの状態に保つって大変なことと思われます)

             

     


一階の内湯2、二階の露天風呂2は、いずれも完璧な清掃ぶり。
自家噴出の新鮮な湯が惜しげもなく浴槽に注ぎ込まれる、かけ流しの湯です。(水を加え適温にするのは利用者の役目)


     


室内も完璧。

②ていねいな造りの食事(一例)

             
              トロ鰹のカルパッチョ

             
              日光岩魚塩焼き

             
              伊達鍋(博多水炊き風)
最後に生卵2個を割り入れて作った“おじや”、思わず「うんめー」と山羊になってしまいましたよ。

             

③ご主人のモットー

             
               (昭和11年の当館)

「奥日光の山々が時を重ねて暖めてくれた当館の源泉、その湯で身も心も癒していただきたい」そのために、“至誠如神”をモットーにおもてなしします。
そんな、経営者の姿勢が隅々にまでいきわたっている宿と感じました。
毎週水曜日が休館日というのもうなづけます。

日光湯元温泉

2013-11-02 15:22:58 | 大歩危トラベル
             

             


2013.10.31 「大歩危トラベル」久々の一泊旅行です。
東武日光駅からの路線バスは、いろは坂をのろのろと上り、中禅寺湖からはスムーズに走って、2時間弱で湯元温泉に着きました。


             

             


バスを降りてまず足が向くのは、湯の湖です。


             

     

             

             


冬鳥が来ています。


      

             

             
               (ヒドリガモではないか!)


温泉寺に向かいました。


     

             

             




寺の右手の湿地帯を木道で渡って、硫黄の匂う源泉へ行きました。


     

             

             

             

             

             

             


午後3時、早くも本日の宿“美や川”にチェックインです。

福島旅行④  駅舎亭&鶴ヶ城

2013-09-04 10:54:40 | 大歩危トラベル
     


平成元年にできた猪苗代町のテーマパーク“緑の村”内の食堂が駅舎亭です。
磐越西線“翁島駅”の旧駅舎を保存活用しているのです。(猪苗代駅の一つ会津若松寄りの「翁島駅」は1983年、無人化により駅舎はコンクリート製カプセル型になっています)


    

             

             
                (私が注文した定食1200円)


駅舎の裏手にある客車は、44年前(1969)に廃線となった沼尻線(川桁~沼尻)のものです。


             

             
          (沼尻線は、鉱山から硫黄を運ぶために、大正2年設立されました)

いよいよ、大河ドラマ「八重の桜」の舞台となった「鶴ヶ城」に向かいます。
磐越自動車道から会津若松市に入るルートをとりました。


     

     


平成23年春に幕末時代の赤瓦葺きとなりリニューアルの鶴ヶ城です。(戊辰戦争後とり壊され昭和40年9月復元)
天守閣はもとより、堀と石垣の見事さに驚きました。
江戸城にもひけをとりません。


             

     

             

             

             


「うーん、貫禄じゃのう」(私の独り言)
観光客も多いんです。私は天守閣入場(500円)をパスして、街の喫茶店に逃げ込みました。
軟弱なんです。暑いんです。


     

     


店内のタウン誌によれば、
今年 4月~6月の天守閣入場者は、約318,000人で震災前と比べても増加率は159%だそうです。(めでたし めでたし)
でも、タウン誌は、「会津はすでに日帰り圏内&通過点?」と危機感を抱いていました。(どうする どうする)

たった1泊2日の駆け足旅行でしたが、福島ファンになっていました。





   

福島旅行③ 五色沼&ダリ

2013-09-03 09:14:03 | 大歩危トラベル
     

8月31日(土)野地温泉ホテルから“磐梯吾妻レークライン”を通って五色沼に出ました。

一般的なハイキングコース五色沼探勝路は、全長3.6km 1時間10分ですが、その1/3ほど、赤沼までを歩きました。(往復)


             

             

             

             

     

             

             

     

     


同じような写真を何枚も撮ってしまいました。
明治21年(1888)7月15日、磐梯山が噴火して、土と岩だけの風景になったことを思うと、今更のように自然の回復力の見事さに驚かされます。

明治20年に設立された「日本赤十字社」が、この災害に、医師3名を派遣した。(西南の役から設立された「博愛社」が赤十字の前身)


               

ハイキングの後、諸橋近代美術館に立ち寄りました。
スポーツ用品店“ゼビオ”の初代社長の“ダリコレクション”を中心とした美術館です。


             

             

     

             


諸橋近代美術館  〒969-2701 福島県耶麻郡北塩原村大字桧原字剣が峰1093番


福島旅行② 野地温泉ホテル

2013-09-02 08:55:28 | 大歩危トラベル
       


磐梯吾妻スカイラインが終わって、土湯峠に向かう道路沿いにドーンと建つコンクリート3階建ての一軒家、野地温泉ホテルだが、生きのいい温泉が、趣向を凝らした各種の湯船に惜しげもなく送り込まれている。

     

             

             

             

     

     

     

中でも一番気に入ったのは、ヒノキ風呂の“千寿の湯”。


     

             


八王子のHさんは、友人4人との北海道ドライブ旅行の帰り。主にキャンプ場を利用した宿泊だったという。
「この湯ですっかり疲れがとれましたよ。明日は元気で東京に帰れます」とにっこり。 

温泉が最高のもてなしだから、食事は、過度に期待するのは無理。
標高1200mの地であることを思えば、これで十分。


             
               (夕食)

             
               (朝食)


百人近い客を一人で捌く仲居さんは、気配り満点、誠意のこもった応接ぶり。

             

             

             


スタッフの皆様、お世話になりました。

〒960-2157 福島市土湯温泉町字野地1  ℡ 0242-64-3031 “野地温泉ホテル” 

福島旅行① 浄土平

2013-09-01 11:54:08 | 大歩危トラベル
             

大歩危=大ボケ=私
今回のトラベルは、息子についていくだけ。

福島駅でレンタカーを借り、県立美術館に。

     
     (レンタカー事務所は福島駅の西端にある)


     

             


「若冲が来てくれました プライスコレクション江戸絵画の美と生命」と題する展示で、
期間は 2013 7/27~9/23。夏休み中でもあり、絵画の一つ一つに子ども向けの作品名がつけてあるのがユニークだった。
例えば「鳥獣花木図屏風」なら「花も木も動物もみんな生きている」のように。
(プライスさんのコレクションを中心に据えたこの展覧会は山田五郎さんの“ぶらぶら美術館”でも取り上げられた)

さて、美術鑑賞をそうそうに終えて、浄土平に向かう。


             
              (高湯方面への道 フルーツ街道とも呼ばれる)

高度が上がるにつれ、気温がぐんぐん下がっていく。
高湯温泉を過ぎ、磐梯吾妻スカイライン(現在は無料)に出ると25度ぐらい。

             


紅葉の頃はさぞかしと思われる。

             

              

             


東に、福島市街を見下ろす。

             

             
              (福島市の名山信夫山が足下に)


高原はすでに秋。


             

             


浄土平は活火山地帯。
寒かった。

             

             

             

     

     

吾妻小富士に10分で登れるのだが、寒くて自重し、りっぱなレストランに逃げ込んだ。


             

             

横着をしてレストランの窓越しに撮った写真はこんな有様。

             
                    

古くて新しい成田参道

2013-08-12 22:06:54 | 大歩危トラベル
     

             


京成成田駅前「開運橋」から成田参道を歩きました。
鉄砲漬、中華料理、醸造の蔵元、信金など、昔からの馴染みの店が、
装いを新たにして建ち並んでいます。

             

             

             

             

     

なかには、甲府の宝石やの、この支店のように、新しい店もあります。


     


羊羹の老舗“米屋”は、本店の裏に“成田羊羹資料館”を建てました。

             

             

でも、風情のあるのは、このたたずまいです。

             

             

             


こんな感じの店も気に入っています。

             

             

あんみつ(600円)を食べた店です。

             

             

成田公園内の“名取亭”では、クズきり(700円)を食べました。(どちらも満足しました)

             

             
                (名取亭の座敷を望む)

             
                (名取亭の座敷の奥にある庭)


次回訪ねる時、成田参道がどのような装いを見せてくれるか、楽しみです。

                 

成田山公園

2013-08-10 15:56:26 | 大歩危トラベル
             

             


納涼電車で成田に来ました。
電車の中より涼しいところがあるでしょうか?

     

             


涼しそうですが、ここで昼ねをして帰るのはなあ。

     


成田市出身の俳人 三橋鷹女の句

白露や死んでゆく日も帯締めて

ではないが、気持ちを引き締めて新勝寺に来ました。

     


総門は平成19年の竣工ですがずっと昔からここにあったかのようです。

本堂の裏手にある成田山公園に来ました。

     

一歩足を踏み入れると、そこは深山幽谷の趣。
別に涼風が吹き上がってくるわけではありませんが、なんとなく涼しげです。


             

             

坂道を下ると池に出ます。

             

             

             

             

             

             

             

             


全体が一つの庭園なんでしょうが、スケールが大きいと感じました。

書道美術館の前に水琴窟があり、竹筒に耳を当てると涼しげな金属音が聞こえてきました。

     

書道美術館で目を惹いたのは、中国、泰山の碑文の拓本でした。

     

             

     

     


暑さを忘れ、思わず11、234歩を歩いていました。


宗吾霊堂東勝寺~成田山新勝寺

2013-06-14 11:07:37 | 大歩危トラベル
            

真言宗豊山派の寺、鳴鐘山東勝寺が、義民木内惣五郎の霊を祀り、宗吾霊堂として世に知られるようになったのは、350年ほど前です。
寺としての歴史は成田山新勝寺より古く、平安時代の初めといわれます。

私たち(大歩危トラベルツアー・3名催行)は、6月13日、京成本線宗吾霊堂駅から、閑散とした参道を歩きました。

    

    

ゆっくり歩いて15分、宗吾霊堂に到着。

            

    

義民木内惣五郎の一代記を13場面の立体パノラマで説明した記念館に入りました。

            

            

            

            

佐倉一帯の領主堀田氏の暴政を、直接4代将軍家綱に訴えた、名主の木内惣五郎は、堀田藩により幼い子と共に磔刑に処せられる。

熱心に説明して下さったスタッフの方、ありがとう。


本堂の裏手にあるアジサイ園には、7000株のアジサイがあります。
カシワバアジサイの白が目立っていました。

    

    

    

    


昼食は、門前にある甚兵衛そば。
メニューは、“もり”“かけ”のみ。
“もり”は、(禁断の綱を切って惣五郎を渡した甚兵衛の舟)を模した器で出されます。

    

            


予定では、今日のツアーはここまででしたが、成田山に行くことにしました。

来るたびに発見のある成田山参道です。

    

薬師堂は、現存の一番古い成田山旧本堂です。
向きを変えて、参詣し易くなりました。

十二支の動物たちが参道に並んでいます。

      

      

昔から大勢の人が参詣し、門前町として発達してきた成田山。
歴史をふまえ、日々新しい参道となって人々を迎えています。

    

            

            

            

            

            

山内では、平成19年建立の総門が旧来の建物とよく調和していると思いました。