今回、抜栓したイタリアワインはバローロ カンヌービ(Barolo Cannubi) 1996です。
ここまでエイジングが進むと、欠点が見えてきません。酸は綺麗に丸められ、タンニンは解かれた様に滑らかになっています。コメントはワインリストに書かれているとおりです。私はバローロをミネラルの違いで2つの地区に分け、さらに土壌の違いで5つの地区に分けています。この地区は味わいのバランスの良いシルキーで華やかワインを産出すると思っています。そのとおりの印象のワインになっています。
しかし、ちょっと残念なことは、コルクの中間部分が崩れていたことです。ただし、味は大丈夫でしたが、茶こしで濾しながら注ぐはめになりました。
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