21番目に試飲したイタリアワインはチロ ビアンコ “レス デイ”(Ciro Bianco “res Dei”)2014です。
完熟したパイナップルや黄桃の輪郭のくっきりした香りに、隠れるようにハーブの香り。金柑のようなまろやかな酸、オイリーで粘着性のある構成のしっかりした果実味があります。
裏書きを見ると、白い花とトロピカルフルーツの香り、ミネラリーな味わい、と書かれていました。白い花は解るような気がしました。何となくではありますが、琵琶についている白い花と熟したての香り。しかし、パイナップルの香りにかき消されて、そうかな、と思う程度でした。塩のような味わいが有ったような気がしますが、云われてから気が付くようでは駄目です。
骨格のしっかりしたワインで、複雑と云うよりは重層的な構成の味わいになっています。そして、素直で美味しいワインでした。
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